北朝鮮のホバークラフト戦艦?
北朝鮮海軍が、水中に空気を噴出させて水面に浮上し、高速で航行する「空気浮揚戦闘艦」を開発し配備したことが伝えられた。韓国軍の消息筋は1日、「北朝鮮海軍は最近、“空気浮揚戦闘艦”を独自に開発し、最前線の基地に実戦配備したものとみられる。韓国海軍の高速艇に対抗するために開発されたものと考えられる」と語った。
この「空気浮揚戦闘艦」は、全長38メートル、全幅12メートル、総重量は約170トンで、時速90キロでの航行が可能で、前方には57ミリ機関砲、後方には30ミリ機関砲が取り付けられているという。韓国軍当局は、北朝鮮がアジア諸国にこの「空気浮揚戦闘艦」を輸出する動きがあるとの情報を入手しており、動向の把握に努めているという。
北朝鮮は「空気浮揚戦闘艦」のほかにも、兵員輸送用の「空気浮揚艇」も約130隻保有していることが知られている。これは約50人の兵員を乗せ、時速50キロ以上で航行して海岸に上陸することが可能で、また干潟でも使えるものと韓国軍当局では推測している。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者
http://news.livedoor.com/article/detail/3103695/
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水は空気に比べて、約1,000倍の密度があるが、その抵抗をほとんど受けない
ホーバークラフトは、普通の船に比べて大幅なスピードアップが可能だそうだ。
現在就航中の水中翼船のスピードは時速60km程度といわれているが、
ホーバークラフトは水中翼船の2~3倍のスピードが原理的に可能なんだそうだ。