有名なチャイナの監督が、反日映画「南京!南京!」の撮影開始
中国政府が「南京大虐殺70周年」を迎え、この事件を素材とした映画『南京!南京!』の制作を許可した、と時事通信が29日報じた。
南京大虐殺を素材とした映画は以前にも企画されていたが、中国政府の許可が得られたのは今回が初めて。
映画『南京!南京!』の準備を進める陸川(ルー・チュアン)監督は、南京の「人民解放軍国際教育院」出身。陸川監督は2年間にわたり直接収集した南京大虐殺の記録を元に映画を制作する予定だという。
陸川監督は「映画を通じ、日中両国間の摩擦を引き起こそうというのではなく、事件の真実をはっきりさせたいだけ」と話した。
映画は今年4月から制作が始まり、年末までに完成する予定。この映画の撮影のため、中国・吉林省に1930年代の南京を再現するセットを造る。
陸川監督は1970年生まれの若手監督。代表作には『可可西里(ココシリ)マウンテンパトロール』(2004年)、『消えた銃』(2003年)などがある。
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