振り込めサギー国税局から税金還付のお知らせの電話なんてかかってくるわけはないー | 日本のお姉さん

振り込めサギー国税局から税金還付のお知らせの電話なんてかかってくるわけはないー

テレビ局が調べた振り込め詐欺のやり方を紹介します。

「国税局ですが、税金還付のご案内です。係の者が後ほど電話をおかけしま

すのでヨロシクお願いします。」という電話がかかる。10分後に別人から電話。

「国税局の者です。ご主人の名前は、何々様。住所は何々でお間違いない

でしょうか?通帳とカードを持ってATMに行ってください。銀行からだと

時間がかかりますが、コンビニのATMだと簡単なんですよ。ATMにつかれま

したら、03-※※※(東京の電話番号を教えてる。)に電話をしていただければ

簡単に本人確認と手続きができます。番号を控えていただけましたでしょう

か?」と、とても丁寧に説明をする。

本人が、通帳とカードを持ってコンビニのATMにつき、メモをした電話番号に

電話をすると、

「では、本人確認のためにお聞きします。○○様の銀行は、どちらの銀行の

何支店でしょうか?」と聞いてくる。それを教えると、こんどは、

「では、確認をしたいので、残高をお教えください。」と、聞いてくる。

「77万9578円です。」と、答えると、「7と8の数字で本人確認ができました。

では、今から確認のためにあなたの認証番号をお教えします。認証番号を

お教えするためにまず、○○銀行○○支店※※※(銀行の口座番号を言う。)

を押してください。押しましたか?はい、ではあなたの認証番号を押してください。

あなたの認証番号は687653です。数字を入力してください。押しましたか?

では、確認のボタンを押してください。これで、あなたの講座に税金の還付金を

振む用意ができました。」

と、言ってくる。実際には、本人が押した数字は、認証番号ではなくて、

68万7653円を相手に振り込んでしまったということ。

こういう振り込みサギは、落ち着いた事務的な声で優しく、語りかけてくるので、

本人はすっかり信用してしまうそうだ。

滋賀県だけで10人以上の被害者が、この方法で合計1000万円以上だまし

取られている。

最近は近畿圏では、兵庫県と滋賀県の人が集中的に狙われているそうだ。

東京の番号を使うのがミソかもしれない。後ほどそこに電話しても、すでに「その

番号は使われておりません。」という案内が聞こえるのみ。

被害者は、大抵50、60代だが、中には30代の女性も40代の男性もいる。

若くても騙される人がいるということだ。2月3月は、騙されやすい時期なのかな。

国税局から税金還付のお知らせの電話なんてかかってくるわけはないの

だけど、、、。