スーダンのハルツームの話
こちらに スーダンのハルツームの話が載っていたので、
読んでほしいなと思った。写真も付いているよ!
↓
http://arima.livedoor.biz/archives/cat_50008412.html
スーダンのハルツームの話。
以前、同じことを書いているので、読んだことがある人は、ごめんなさいね。
ハルツームと、日本人は言うが、現地語では
「カルトゥン」と、聞こえるんです。たまに「カトム」と聞こえる。
だから、この人もカルツームと書いているんです。地図では、スーダンの
首都はハルツームです。
12月から2までが涼しくて、日本の真夏ぐらい。
3月は、たまに砂嵐が、日本の台風のように襲うそうですが、
砂嵐の時は、ちょっぴり涼しくなって快適なのだそう。
それ以外の時は、外は50度を軽く越えます。
めちゃくちゃ暑い。殺人的です。日本人なら10分歩いたら
日射病で、死ぬね。または、全身汗疹(あせも)のオバケになって
死ぬね。もうエアコンの効いているホテルの部屋からでることが
できない暑さ。
ナイル河の魚は日本のタイぐらいに、おいしくて、
からっと揚げた塩が効いたから揚げに、スダチみたいな
小さいレモンをかけたり、みどりのあんまり辛くない唐辛子と
一緒に食べるんです。
ちゃんと洗っているのか疑問が残るなんとなく砂っぽい、ジルジル
(エジプト語では、ガルギール)を、添えて食べたりもします。
日本では、モロヘイヤという名前だったかな。
どろどろにすりつぶして、ネバネバスープにしたものに、日本で言えば
そば粉のような粉を薄く広げて焼いたクレープを何枚も重ねたものを
半分に折って、それを手でちぎって、ネバネバスープにつけて食べます。
そのクレープが、ほんのり酸っぱくて、おいしい。色はそば粉みたいなグレー。
きゅうりに、塩と唐辛子の粉。きゅうりのみじん切りにヨーグルトと塩を混ぜて
食べます。サラダには、カッテージチーズがかかっている時が多い。
トマトと小さいタマネギ系の根菜とカッテージチーズを包み込んだオムレツは、
ホテルに行けば食べることができる。ホテルは、日本と同じか日本より高い。
安い部屋で3万円ぐらい。イギリス時代のホテルかと思うほど、古いけど、
イギリス並みに高い。
一般人はおいしいものを食べている。
羊の肉とトマトと、にんにくと、小さいたまねぎ系の根菜と、スパイス
を一緒に煮込んだハッラは、ごちそうです。でも、女性は男性の食べ残しを
別の部屋で、いただきます。(大抵、腸の料理しか残ってない。)
貧乏人は主にフールという、赤い豆を煮たものに、カッテージチーズを
かけて食べます。豆は、にんにくや小さいタマネギ系の根菜もみじん切りに
して入れてあるから、栄養はたっぷり。鳩の料理もある。
ナイルが育てた野菜の素材がいいのか、どの料理もめちゃうまです。
わたしの英語の先生のおじさんは、ナイル河で泳いで、寄生虫に
体に入られて死にました。ついてなかったのね。
水道水はにごってます。わらみたいな物が出てくるときもある。
外国人は、絶対に、煮沸消毒していない水は飲みません。
でも、ナイルの生水はめちゃうま。ナイルの水でできたグレープフルーツ
のおいしさは最高だ。日本人は、スーダンの西瓜やグレープフルーツの
おいしさには、びっくりするらしい。日本に輸入したいと言っている人もいた。
友達は、ナイルクルージングに参加して、船に飲み水が無くて、喉が
渇いて死にそうになったので、ナイル河の水を直接飲んだが、まだ
なんともない。おいしかったそうだ。
白ナイルと青ナイルの境目の色の違いもしっかり「見た。」そうだ。
ハイビスカスの花(がく)を干したカルカデは、みんなが飲む飲み物。
赤くて酸っぱくて、砂糖たっぷりで、甘い。ハイビスカスから作らずに、
店で買った赤い粉を溶かして飲む人もいる。
見るからに、アフリカンな頭が小さくて鼻の穴がでかくて髪の毛が細かく
天然パーマの人もいるけど、「あいつは南のデンカだ。」とか言われて
差別されているような雰囲気。北は、怖い独裁者がイスラム式で支配
して、もう何年たつやら。チャイナとがっちり結びついて、
ハルツームで見かけるアジア人は、大抵チャイニーズ。
それと、ボランティア団体が派遣した白人。
むちゃくちゃ暑いスーダンに、チャイナは軍隊を派遣して、油田を守らせている。
北のスーダン人は、目がぱっちり、鼻のかたちも整っているし、髪の毛は
天然パーマでフワフワだけど、男も女も子供もきれいで可愛い人が多い。
西の紛争がある場所には、ハルツームよりも、もっと美しい人々が住んでいる
地域で、歌やダンスが大好き。ハルツームの独裁者には、憎い民族だった
のだろう。難民キャンプでは、各国のボランティア団体が住民が生活できる
ように、助けているが大変そう。スーダン人は、のんびりした雰囲気の
わりと上品な人々だが、白人の友達は、時々スーダン人の男性に、
胸をわしづかみにされていた。堂々と目を見ながらつかんでいくらしい。
いつも、顔を張り倒して復習しているそうだが、叩かれても普通の顔をしている
らしい。いくらイスラムで上品そうに見えても、外国人女性には遠慮が無い。
なんと、イスラムの国だが、売春婦がいて、夜に男性が美しい女性を連れて
歩いているなあと思ったら、全員売春婦だったりする。
女の人は、ほとんど外にはいない。買い物は全部、男がする。
住宅街の小さな市場には、女性の姿もあるが、、、。
会社やオフィスで働く女性は、シーツのような白い布をワンピースの上に巻い
て、いる。お出かけの時は、カラフルな流行の布を巻く。
どの家にも、出戻りの女性がひっそり暮らしている。3回、「離婚だ。」と言えば、
離婚が成立するらしい。普段から男性は女性を蔑視しているし、女性も普段
から、残り物のご飯を食べている国だから、そんなもんなのかね。
日本でも、九州では、男性が先に食べて、女性は別の部屋で食べるらしいし、
それを変だとも感じていないらしい。
昔、イギリスに支配されていたが、有名な英雄がイギリス人をやっつけた。
すごく小柄な人だったようで、展示されている服は、まるで、子供の服のよう。
なんとなく、スーダン人は垢抜けている。家もきれいにしている。
服装もアイロンがかかっていてきちんとしている。オヤジたちは静かで無口で
日本人っぽい雰囲気を持っている。日本人とスーダン人は結構、仲良くできる
ような気がする。おとなしくて礼儀正しいところは、似ていると思う。
(チカンはいるが、どの国でも悪いヤツはいるでしょう。)
しかし、スーダン人はなんで、チャイナと異常に仲がいいのかね。
チャイナは、スーダンに好かれたいから、ものすごく品行の良い、いい性格の
人々を送り込んでいると見た。そういう話も聞いたことがある。