チャイナの日米友好ぶっこわし作戦がジワジワ効いてきたか。 | 日本のお姉さん

チャイナの日米友好ぶっこわし作戦がジワジワ効いてきたか。

 【ワシントン=山本秀也】1937年(昭和12年)の南京事件を描いた米ドキュメンタリー映画「南京」について、ニューヨークに拠点を置く映画配給会社シンクフィルムは9日、北米地域での配給権を獲得したことを明らかにした。事件70周年にあたる今年12月をメドに公開を図りたいとしている。

 中国系女性作家アイリス・チャン氏(故人)の著書「レイプ・オブ・南京」の視点で制作された作品は、今年1月にサンダンス映画祭に出展されていた。同社劇場部門の代表、マーク・アーマン氏は、作品を「ショッキングな歴史的な事件をよく再現している」と高く評価し、公開実現に意欲をみせている。

 私財を投じて作品制作にあたったアメリカ・オンライン(AOL)のテッド・レオンシス副会長によると、「南京」については中国国内での放映権を中国中央テレビ(CCTV)が持つほか、他の国外配給権はオランダに本社をもつフォルティシモ・フィルムが先に獲得していた。

 ドキュメンタリー作品は、独立系施設での上映を通じて一定の観客を動員することは可能とみられるものの、ハリウッド映画のように大規模な劇場上映となる可能性は薄い。

3月11日8時0分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070311-00000009-san-int