安徽省区間では潁河の水面に白い泡 | 日本のお姉さん

安徽省区間では潁河の水面に白い泡

新華社総合:深刻な水質汚染によって、淮河最大の支流、潁河の安徽省区間では主要汚染物質の数値が上昇し、下流500メートルにわたって水面に白い泡の塊が出現した。下流の住民の生活や淮河本流の水質に一定の影響をもたらしている。
阜陽市環境保護局によると、3月10日午後、市の環境観測部門が潁河の主要支流の水質を調査したところ、4地点の水質がいずれも重度汚染の「劣五類」となった。主な汚染の原因はアンモニア態窒素とCOD(化学的酸素要求量)だという。
今回の汚染が突然悪化したのは、上流の水汚染が主な原因だという。冬季の渇水期に河川の汚染物質濃度が上がったため、先ごろ潁河水系では次々と水門を開けて放水を開始し、河川の流量を増やして汚染物質の排出を行った。汚染した水は水門の高低差で泡立ち、約500メートルの泡の塊を形成したのだという。
潁河は淮河の水質を計るバロメーターだ。淮河最大の支流で、河南省を源流とし、安徽省阜陽市潁上県沫河口より淮河に合流する。