尖閣視察 中国中止求め
外務省沖縄事務所や県などによると、同総領事館は仲井真知事の尖閣諸島視察が報じられた五日以降、県に事実関係を照会。その上で、県と外務省に対し、日中関係改善に努力している時期に、一方的な行動で両国関係を複雑化させないよう視察中止を求める趣旨の申し入れ文書を送付した。
外務省沖縄事務所は「尖閣視察は知事が業務として実施するもの。国として何かアクションを起こす考えはない」と静観している。
県の府本禮司基地防災統括監は「尖閣諸島は石垣市であり、知事が県域を視察して確認するのは当然あってもいいことだ」と話し、予定変更の考えはないことを明らかにした。
尖閣諸島をめぐっては、日本、中国、台湾がそれぞれ領有権を主張している。http://www.okinawatimes.co.jp/day/200703111300_02.html
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http://ameblo.jp/uhauhookwww/entry-10027548933.html
沖縄県の仲井真弘多知事が、日本(同県石垣市)と中国、台湾が領有権を主張する尖閣諸島(中国名・釣魚島)の視察を予定し、中国が中止を求める申し入れ書を県に送付していたことが10日明らかになった。
沖縄県や外務省沖縄事務所によると、仲井真知事は本土復帰後の知事としては初めて「実情把握」などの理由で尖閣諸島視察を計画。13日に航空自衛隊の協力を得て、自衛隊機で上空から視察する予定。これに対し、中国の駐福岡総領事館が6日付で「(尖閣諸島は)中国固有の領土であり、知事の視察は日中関係に悪影響になる」などとして、計画を中止するよう求める申し入れ書を県に送付したという。
県は「現時点で計画を変更する予定はない」としている。外務省沖縄事務所は「知事が自分の管轄内を視察することであり、外務省として県にも中国にも特段言うことはない」と静観している。【三森輝久】