イスラエルからのニュース
2007年3月4日(日)
****************************************************
*イスラエル国防軍は土曜日午後に南部ゴラン高原で、シリア側の国境
沿いから投げ込まれた10発の地雷を発見し、処理。シリア駐留の国
連監視部隊に抗議した。(H,P)
*イランのアフマディネジャド大統領はサウジアラビアを訪問し、パレ
スチナの状況とイラクの治安回復について国王と会談した。(H,P)
*国連の主要国(米,英,中,仏,独)は見解の相違のため、イ
ランの核開発に対する制裁決議を採択できなかった。(P,Y)
*WFP(国連世界食糧計画)は、ガザの住民の80%が国際援助団体
などから食糧援助を受けており、それがなければ餓える恐れがある、
防護フェンスとそれに伴う失業が原因であると報告。(H)
*リンデンストラウス国家監査官がオルマート首相の承諾なしに作成し
た第2次レバノン戦争時の政府の行動に関する暫定報告書を、首相側
が批判したことにより、両者の対立は深まっている。(H,P,Y)
*ハマスとファタハの連立内閣は速やかに組閣すると表明しているが、
内務相の人事を巡って双方が対立し、暗礁に乗り上げている。(H)
*ナイトクラブでガードマンと乱闘騒ぎを起こした労働党の国会議員マ
ルシアーノ氏は国会倫理委員会で謝罪し、処罰を受けると語った。警
察は調査に乗り出した。(P,Y)
*民主党の米国次期大統領候補オバマ氏は、シカゴでのAIPAC(米
国の親イスラエル政治団体)の会議でイスラエル支持を表明。(H)
*プリムの祭りは日曜日、好天に恵まれイスラエル各地で趣向を凝らし
て盛大に祝われた。また警備も強化された。(Y)
2007年3月5日(月)
****************************************************
*イスラエル労働党内の支持調査によると、バラク氏とアヤロン氏が国
防相のペレツ氏をリードしているという結果が出た。(H)
*イスラエルの産休が12週間から14週間に延長されることが決定。
ILOの基準を満たすため、また欧州で長期産休が定着化しているこ
とに倣った決定である。(H)
*イスラエルで購入した金属を、ガザ地区でカッサムロケット製造のテ
ログループに売っていたパレスチナ人をシンベトが逮捕。(P,Y)
*EUはパレスチナ人を差別し親イスラエル的であると、アッバス議長
が非難。(H)
*イランは、1ヶ月前イスタンブールで消息を絶った前イラン高官アズ
ガリ氏の件にモサドとCIAが関与していると述べた。(P,Y)
*ベンエリエゼル国土建設相はエジプト訪問を延期。6日戦争の時、同
氏の指揮下にあった部隊が250人のエジプト人捕虜を殺害したとテ
レビ番組で放映されたため、両国間に緊張が生まれている。(P,Y)
*ユダヤ系米国人の大富豪デビッドソン氏はエルサレムのハダサ大学病
院に7500万ドルを寄付。500のベッド数、20の手術室と治療
室を持つ新棟が建設されることが決定。(H)
*イスラエル警察は、同僚の女性兵士をレイプした4人の国防軍兵士を
逮捕。(Y)
2007年3月6日(火)
****************************************************
*ペレツ国防相は労働党首選から降りるつもりはないと語った。(H,Y)
*米国のワシントンタイムズ紙は米国がパレスチナの大学に数百万ドル
の援助をしているが、その中にはハマス系大学が含まれると報道。国
務省はその事実は無いと反論した。(H,P,Y)
*英国のBBCは27ヶ国の約2万8千人へのアンケートで、世界に最
もネガティブな影響を与えている国はイスラエルとイランであるとい
う回答を得たと報道。ちなみに、日本は好感度第3位。(H,P,Y)
*イスラエルの都市では女性の護身術として空手と柔術の訓練をしてい
るが、正統派ユダヤ教女性が初めて加わり、話題になっている。(Y)
*イスラエル国防軍は第2次レバノン戦争に関する聴聞会に反対する請
願を提出していたが、取り下げた模様である。(H,Y)
*アッバス議長とハニエ首相の連立内閣組閣についての話し合いはまた
も合意なく、依然として暗礁に乗り上げたままである。またガザでは
ファタハとハマスによる争いが起き、負傷者が出た。 (H,7)
*イエメンのサーダに住む少数のユダヤ人達はシーア派の過激派グルー
プに殺害の脅迫を受けていたが、このほどイエメン大統領によって首
都サヌアの安全な場所に移され、政府に感謝の意を表明。(7)
*トルコで行方不明になったと伝えられている前イラン高官が1985
年にレバノンで捕虜になったロン・アラド飛行士の情報を握っている
模様と、ロンドンの新聞が報道。(H,Y)
*第2次世界大戦中ベルギーがユダヤ人の迫害に加担していたことが判
明。ベルギー政府は委員会を作り、調査を命じた。(H)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
****************************************************
*イスラエル国防軍は土曜日午後に南部ゴラン高原で、シリア側の国境
沿いから投げ込まれた10発の地雷を発見し、処理。シリア駐留の国
連監視部隊に抗議した。(H,P)
*イランのアフマディネジャド大統領はサウジアラビアを訪問し、パレ
スチナの状況とイラクの治安回復について国王と会談した。(H,P)
*国連の主要国(米,英,中,仏,独)は見解の相違のため、イ
ランの核開発に対する制裁決議を採択できなかった。(P,Y)
*WFP(国連世界食糧計画)は、ガザの住民の80%が国際援助団体
などから食糧援助を受けており、それがなければ餓える恐れがある、
防護フェンスとそれに伴う失業が原因であると報告。(H)
*リンデンストラウス国家監査官がオルマート首相の承諾なしに作成し
た第2次レバノン戦争時の政府の行動に関する暫定報告書を、首相側
が批判したことにより、両者の対立は深まっている。(H,P,Y)
*ハマスとファタハの連立内閣は速やかに組閣すると表明しているが、
内務相の人事を巡って双方が対立し、暗礁に乗り上げている。(H)
*ナイトクラブでガードマンと乱闘騒ぎを起こした労働党の国会議員マ
ルシアーノ氏は国会倫理委員会で謝罪し、処罰を受けると語った。警
察は調査に乗り出した。(P,Y)
*民主党の米国次期大統領候補オバマ氏は、シカゴでのAIPAC(米
国の親イスラエル政治団体)の会議でイスラエル支持を表明。(H)
*プリムの祭りは日曜日、好天に恵まれイスラエル各地で趣向を凝らし
て盛大に祝われた。また警備も強化された。(Y)
2007年3月5日(月)
****************************************************
*イスラエル労働党内の支持調査によると、バラク氏とアヤロン氏が国
防相のペレツ氏をリードしているという結果が出た。(H)
*イスラエルの産休が12週間から14週間に延長されることが決定。
ILOの基準を満たすため、また欧州で長期産休が定着化しているこ
とに倣った決定である。(H)
*イスラエルで購入した金属を、ガザ地区でカッサムロケット製造のテ
ログループに売っていたパレスチナ人をシンベトが逮捕。(P,Y)
*EUはパレスチナ人を差別し親イスラエル的であると、アッバス議長
が非難。(H)
*イランは、1ヶ月前イスタンブールで消息を絶った前イラン高官アズ
ガリ氏の件にモサドとCIAが関与していると述べた。(P,Y)
*ベンエリエゼル国土建設相はエジプト訪問を延期。6日戦争の時、同
氏の指揮下にあった部隊が250人のエジプト人捕虜を殺害したとテ
レビ番組で放映されたため、両国間に緊張が生まれている。(P,Y)
*ユダヤ系米国人の大富豪デビッドソン氏はエルサレムのハダサ大学病
院に7500万ドルを寄付。500のベッド数、20の手術室と治療
室を持つ新棟が建設されることが決定。(H)
*イスラエル警察は、同僚の女性兵士をレイプした4人の国防軍兵士を
逮捕。(Y)
2007年3月6日(火)
****************************************************
*ペレツ国防相は労働党首選から降りるつもりはないと語った。(H,Y)
*米国のワシントンタイムズ紙は米国がパレスチナの大学に数百万ドル
の援助をしているが、その中にはハマス系大学が含まれると報道。国
務省はその事実は無いと反論した。(H,P,Y)
*英国のBBCは27ヶ国の約2万8千人へのアンケートで、世界に最
もネガティブな影響を与えている国はイスラエルとイランであるとい
う回答を得たと報道。ちなみに、日本は好感度第3位。(H,P,Y)
*イスラエルの都市では女性の護身術として空手と柔術の訓練をしてい
るが、正統派ユダヤ教女性が初めて加わり、話題になっている。(Y)
*イスラエル国防軍は第2次レバノン戦争に関する聴聞会に反対する請
願を提出していたが、取り下げた模様である。(H,Y)
*アッバス議長とハニエ首相の連立内閣組閣についての話し合いはまた
も合意なく、依然として暗礁に乗り上げたままである。またガザでは
ファタハとハマスによる争いが起き、負傷者が出た。 (H,7)
*イエメンのサーダに住む少数のユダヤ人達はシーア派の過激派グルー
プに殺害の脅迫を受けていたが、このほどイエメン大統領によって首
都サヌアの安全な場所に移され、政府に感謝の意を表明。(7)
*トルコで行方不明になったと伝えられている前イラン高官が1985
年にレバノンで捕虜になったロン・アラド飛行士の情報を握っている
模様と、ロンドンの新聞が報道。(H,Y)
*第2次世界大戦中ベルギーがユダヤ人の迫害に加担していたことが判
明。ベルギー政府は委員会を作り、調査を命じた。(H)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp