みなさんに読んでもらいたい。
「南京」という映画が賞をとってしまった。
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なんとも憂鬱(ゆううつ)である。サンダンス映画祭で賞をとったドキュメンタリー
映画「南京」が一般公開される。当時の記録フィルムと、中国の生存者、旧日本
軍兵士へのインタビュー、欧米人の記録などで構成されている。
30名の調査員を関係国に派遣して調べた結果という。
日本軍の殺戮(さつりく)・強姦(ごうかん)の話がこれでもかと続く。
半ば苦笑しながら当時の告白をする日本の旧軍人も登場する。映画の
主題は、そうした日本兵から多くの中国人を救ったという米国人医師たちの
物語だ。映画の終わりぎわに「犠牲者は20万人以上」との東京裁判の数字が
留保なしに引用され、そして靖国神社で軍服姿で万歳を叫ぶ・現在の日本人
たちの映像が紹介される。映画を見たほとんどの人は、日本と日本人が
嫌いになるだろう。米国と中国では、今年、この他に同様の南京事件の映画が
続々と作られる予定という。
(略)