ここが変だよチャイナの教科書
チャイナの教科書は、対日戦で活躍した英雄を讃える記述がやたら多い。日本
に対する感情的な表現が多く、読み手は読んだ後に興奮し、日本を憎む気持
が芽生えるようになっている。
それに対して日本の教科書は、歴史を淡々と延べるのみで、日本の英雄の話
は皆無。読み手は読後も特に興奮しないし、特定の国を憎むようには作られて
いない。
チャイナの教科書には、日露戦争についての記述がない。日清戦争について
も日本を悪者にする記述ばかりで、清国の不正や日本に対する約束破りの件
には触れていない。日本が最初からチャイナを狙って朝鮮に入ったとしきりに
強調しているが、これは事実とは違う。
元の時代に、チャイナが二度も日本を侵攻したことにまったく触れない。元は
モンゴル人だから漢人は関係ないよと言いたげだが、元朝は正式なチャイナ
の政権だ。さらに、
チャイナ自らが捏造[ねつぞう]した田中上奏文をまだ教科書に載せている。
田中上奏文とは、昭和2(1927)年に首相となった陸軍大将・田中義一から
昭和天皇に進言された政策文書とされたもの。――――世界征服を成し遂げ
ることが明治天皇の意志で、チャイナを奪うために、まず満洲とモンゴルを
征服するべきで、世界を征服するには、まずチャイナを征服するべきだ、と
勧めたというニセ文書だ。
チャイナは、日本を陥[おとしい]れるために、このニセ文書を日本語以外の言
語に翻訳して世界に広めた。アメリカなどはコロッとダマされて、日本が世界
征服を狙っていると思いこんだ。
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1-天皇への上奏文は内大臣を経由してなされるのに、宮内大臣を経由して
上奏したことになっている。
2-死んでしまった人物、山縣有朋(やまがたありとも)が生きていて、協議し
たことになっていた。死んだ人は協議なんかできない。彼が死んでいたこ
とは、当時の日本人なら誰でも知っている。
3-「ワシントン会議の当時わたしは欧米に派遣された」とあるが、田中は欧
米には派遣されていない。
4-「わたしは上海で支那人に爆弾で殺されそうになった」と書いてあるが、
支那人ではなく朝鮮人に爆弾で殺されそうになったのだ。日本人なら誰で
も知っていたことだ。
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チャイナでは、今もこの自作自演のニセ文書が教科書に載っていて、日本軍
が侵略したのは天皇の陰謀という証拠にされて、全ての小学生、中学生に教
え込まれている。チャイナでは、学校の教科書は国が与えるもので一種類しか
なく自由に選ぶことはできない。
日本では何種類もあって、学校ごとに自由に選べる。田中上奏文は、アヘン常
習者の大久保利通の次男にアヘンを渡して上奏文を写したという話もあるが、
日本内地にアヘン常習者はいない。アヘン常習者がいたのはチャイナだ。
チャイナはそんなウソも気にせずに、今でも小学生、中学生に、田中上奏文と
日本の天皇の世界征服の陰謀を教えている。
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チャイナによると日清戦争(中国名:甲午日中戦争)はこうなる。
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1894年、朝鮮で農民一揆が起こった。朝鮮王国は清政府に鎮圧のための派
兵を要請した。
以前から朝鮮への侵略を考えていた日本は、この機に乗じて朝鮮に出兵した。
日本はそれ以降も朝鮮に駐兵し続け、更に増派した。日本が朝鮮に駐兵し続
けたのは、日本が中国侵略をたくらんだからである。
日本が清を誘発した。――――事の始まりは、日本海軍が朝鮮の沖合で
清軍の輸送船を襲撃し始まった。その事件をきっかけに、清国はやむなく
日本に宣戦布告し、かくて甲午農民戦争=日清戦争)が勃発した。
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清国が朝鮮の宮廷内にいた日本人を殺害したり、日本公館に逃げ込んだ
日本人にまで攻撃を仕掛け、結局、日本公館を焼いたりしたこと、多くの
日本人と日本女性を惨殺したことには何も触れていない。
事ある毎に清国が朝鮮に派兵して「属国の民を救うため」というような理屈を
つけて朝鮮を圧迫し続けていたことは、チャイナの教科書には何も書かれてい
ない。ーーー日本が中国侵略のために朝鮮に兵を置いたとは考えられない。
当時、日本と清は「天津条約」という友好条約を結んでいたのだ。
その条約では、他国に対し出兵する時は、その目的が何であろうと相互通告し
なければならないというものだった。日本はその条約に従い朝鮮に軍を派遣し
ていたのであって、清国を侵略をする目的で派遣していたのではない。
日本の旅順攻略にしても、チャイナの教科書には、日本軍が虐殺を行ったと教
科書に大きく載せられているが、虐殺があったかどうかは疑問だ。日本は戦争
の際には必ず専門家を引き連れて、国際法に違反しないようにチェックさせて
いたからだ。
チャイナは口惜しげに、馬関条約について教科書に長々と記述している。
「1895年、清政府は李鴻章を講和全権大臣にたて、日本国首相伊藤博文と
日本の馬関=下関)で協議し『馬関条約』の調印を強いられた」
とあり、
「大国である清が、日本という島国に負けて不平等条約を結ばされた事実を各
国が目の当りにして中国の分割を求め始めた」
と、全てを日本のせいにして、日本だけがチャイナ侵蝕の責任を深く追求され
る記述となっている。
下関条約(中国名:馬関条約)
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1-清国は、遼東半島・台湾・澎湖諸島を日本に割譲する。ーーーしかし、
ロシア・ドイツ・フランスの三国が干渉して遼東半島を返還させた。
2-戦争の賠償金として白金2億両を支払う。
3-沙市・重慶・蘇州・杭州を開港させる。
4-日本が開港地で自由に工場開設できるようにする。
5-朝鮮の独立を認める。
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義和団事件
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1900年には清国では「扶清滅洋」を唱える義和団が勢力を増し、北京の列
国大使館を包囲し、列国に対し戦いを挑んだ。清国政府も列国に宣戦を布告し
た。
6月、アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・オースト
リア・日本を含む八ヵ国連合軍が、イギリスの指揮の下、大鈷から天津を経て
北京へ進攻した。それに対し義和団は、天津・北京間の鉄道を破壊しその攻撃
に備えた。連合軍は廊坊で義和団に包囲され、多くの死者を出して天津に引き
返した。
7月中旬に天津は陥落した。連合軍は北京に進軍し、8月中旬北京に攻め入っ
た。連合軍は北京を占領した後、軍隊に三日間の強奪を許した。
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(日本以外の国は、自分の受け持ちの区域を荒らし回った)
北京議定書(中国名:辛丑条約)の内容抜粋
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1-賠償金として白銀4億5千万両を支払うこと。(関税を担保)
2-清政府が反帝国主義運動の禁止を保証すること。
3-清国は、列国の海岸から北京までの自由交通を阻害しないために、列国
が同間の各地点を占領する権利を認める。その地点は、黄村・楊村・郎房・
天津・軍糧城・塘沽・盧台・唐山・・昌黎・秦皇島及び山海関とする。
4-北京の東交民巷を「公使館区域」として認定し、各軍の軍の駐留を認め、
中国人に「公使館区域」の居住を禁止すること。
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(この条約によって、外国軍がチャイナに駐留することになった)
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チャイナの教科書は、チャイナの人民が外国人や公館を襲い、その結果清国
がどんどん外国軍にやられていく様を語らない。清国は外国と条約を結んでも、
直ぐにそれを破って外国を攻撃した。条約を守らない国だったので外国の怒り
を常にかっていた。
ーーーそういう経過は書かずに、清国が得た結果のみ書いて悔しがっている。
チャイナの人民は、一般の外国人や、外国公館の中にいる外国人の命を守ら
なかった。逆に命を奪っていたから、外国が怒るのは当然。そういう恥ずかしい
部分はカットしている。共産党にとっておいしい部分のみつまみ食いをするよ
うな内容の教科書になっていて、チャイナの子供は常に怒って凶暴化するよう
に刷り込まれている。
自分たちは、外国、特に日本にやられ続けていたと、自分たちが行った残虐行
為はカットして、ひたすら日本の天皇と日本政府と日本軍が悪いように書いて
いるのがチャイナの教科書なのだ。
このような教科書で学んで育つチャイナの子供は、富国強兵を願い、敵を倒す
事ばかり考えるようになるだろう。チャイナがどんな教科書で自国の子供を凶
暴化させようがチャイナの勝手だが、
ーーー自分の国の教科書は歴史に副わない作り話で構成しているのに、日本
の教科書にケチをつけ、チャイナの日本人学校の教科書を取りあげたり、
台湾の学校の教科書を取りあげたりしている。ーーーそんな資格があるの
だろうか。
このようなチャイナ共産党の自己中心な行動を黙って見過ごす日本政府だが、
チャイナに対していいかげんな態度をとり続けていると、日本国民がそのツケ
を背負わされることになる。
日本政府は、日本国民を守るためにあるのだから、教科書問題でも正しいこと
は正しいと主張し、間違いは間違いであるとハッキリ相手に言うべきだ。南京
の「大」虐殺の話も、いつのまにかアメリカ人も、日本軍が30万人南京の市
民を虐殺したとを信じようとしているではないか。
チャイナは、今でも日本と戦争中なのだ。昔、蒋介石がニセ文書を作って世界
に発信したように、今もチャイナは同じことをしている。日本政府はいいかげ
ん目を醒まして、チャイナがしかける情報戦に勝ち抜く用意をしてはどうか。
教科書の問題ぐらいと軽く考えているうちに、チャイナは日系人ホンダを使っ
て日本を攻撃してくるようになってきた。日本を悪く思う人間をアメリカで増
やしてはならない。――――日本は日米同盟があるからチャイナから守られ
ているワケだからだ。
――― 参考資料:
「中国韓国の歴史教科書に書かれた日本」別冊宝島編集部編
http://chinachips.fc2web.com/tiny/jp_top.html
「日中戦争は侵略ではなかった」黄 文雄著)ワック株式会社
http://chinachips.fc2web.com/tiny/jp_top.html