30代の年長フリーターらを対象とした政府の再チャレンジ支援策
人事院は2日、2007年度から新設する国家公務員の中途採用試験
「再チャレンジ試験」の実施要項を発表した。
30代の年長フリーターらを対象とした政府の再チャレンジ支援策の一環。 対象は今年4月1日現在で29~39歳の受験者。募集職種は 「行政事務」「税務」のほか「刑務官」「皇宮護衛官」「入国警備官」など
8区分。全体で100人程度を採用する。
9月9日に国家公務員(3)種試験(高卒程度)と同レベルの筆記試験、 10月中旬~11月上旬に各省庁が面接試験を行い、08年4月に採用
する予定だ。
政府は、バブル経済崩壊の影響で就職氷河期と呼ばれた時期に就職 活動をした現在の30代に、自分の意思に反してフリーターになった人が
多いと見ている。「フリーター対策」として国家公務員としての中途採用を
検討した結果、「フリーター」では定義が曖昧なため、受験資格の年齢を
絞って新たな中途採用試験を設けた。 3月2日19時38分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070302-00000311-yom-pol |