一般の国家公務員を、10年度までに1万8936人以上純減する
政府は2日午前、国家公務員雇用調整本部(本部長・塩崎官房長官)の第2回会合を開き、国家公務員の純減のため、2008年度に720人の国家公務員を省庁間などで配置転換させるなどとした実施計画をまとめた。
計画では、配置転換の対象として、農林水産省の農林統計や食糧管理部門、国土交通省の北海道開発部門を挙げた上で、704人を財務省の国税、税関部門、法務省の矯正、入国管理部門などに配置転換し、16人は最高裁判所などに受け入れを要請する方針を示した。 配置転換に伴い、各省庁の新規採用者数は08年度に予定していた計1888人のうち、配置転換分を抑制するとした。 政府は昨年6月、05年度末で33万2034人となっていた一般の国家公務員を、10年度までに1万8936人(5・7%)以上純減する計画を決定し、人員調整のため、2908人を配置転換するとしている。 |
3月2日22時12分配信 読売新聞
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