もう少し自分の理念をはっきりと示したうえで、結論を言わないといけない」と批判した。
民主党の小沢代表は4日、青森市で記者会見し、いわゆる従軍慰安婦
問題をめぐり、安倍首相が「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実」
と語ったことについて「安倍首相自身の歴史に対する認識が問われている。
『何となく、こうだ』という形では、外国からだけでなく、国内的にも不信感を
招く恐れがある。もう少し自分の理念をはっきりと示したうえで、結論を言わ
ないといけない」と批判した。
これに対し、世耕弘成首相補佐官(広報担当)は4日のテレビ朝日の 報道番組で、1993年の河野洋平官房長官談話について「安倍首相は
就任直後、『河野談話はしっかり引き継ぐ』と国会答弁しており、今も全然
変わっていない」と述べ、首相が談話を見直すことはないと強調した。
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3月4日20時0分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070304-00000312-yom-pol
民主党の小沢一郎代表は4日、青森市内で記者会見し、安倍晋三
首相が従軍慰安婦問題をめぐり「強制性を裏付ける証拠がなかった」と
発言したことについて「外国からだけでなく、国内的にも不信感を招きか
ねない」と批判した。
小沢氏は「歴史的事実と論理的な考え方の結論としてきちんと説明で きるならまだいいが、(首相の発言は)ただ何となくこうだ、というような
形だ」と指摘。「もう少しきちんと自分の理念、哲学を示した上で、結論を
言わないといけない」と語った。
3月4日17時0分配信 時事通信 |