米下院決議案に不快感=麻生外相
米下院決議案に不快感=麻生外相、慰安婦問題「事実に反する」-衆院予算委
麻生太郎外相は19日午前の衆院予算委員会で、従軍慰安婦問題をめぐり、米下院で日本政府に謝罪を求める決議案を採択しようとする動きがあることについて「客観的な事実に全く基づいていない。日本政府の慰安婦問題に対する対応を踏まえていないので、はなはだ遺憾だ」と不快感を示した。外相はまた、「日本の立場について理解を得るため努力する」と述べ、関係者に採択阻止を求める考えを表明。さらに「決議は法的拘束力は全くない」と指摘した。(時事通信:2月19日13時1分)
<麻生外相>米「慰安婦」謝罪決議案に不快感
「麻生太郎外相は19日午前の衆院予算委員会で、従軍慰安婦問題で日本政府に謝罪を求める決議案が米下院に提出されていることについて、「決議案は客観的事実に基づいていない。日本政府の対応を踏まえておらず、はなはだ遺憾だ」と不快感を示した。稲田朋美氏(自民)の質問に答えた。稲田氏は「決議案は日本軍が若い女性を強制的に性奴隷にして、あげくの果てに殺したり、自殺に追いやったとしている。外相は同じ認識なのか」と質問、外相は「そのような事実を認める立場にはない」と答えた。
ただ、従軍慰安婦問題について、政府は93年の河野洋平官房長官談話で(1)慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送は旧日本軍が直接、間接的に関与した(2)慰安婦の募集は、軍の要請を受けた業者が主として当たった(3)甘言、強圧などで本人の意思に反して集められた事例が数多くあり、官憲が加担したこともあった――ことなどは認めている。
稲田氏は同談話について「安倍晋三首相も(首相就任)以前は問題だという認識を示していた」と指摘し、政府として撤回する考えはあるかと質問したが、塩崎恭久官房長官は「政府として河野談話を受け継いでいる」と否定した。(毎日新聞:2月19日11時14分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070219-00000044-jij-pol
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