はったりで生きる | 日本のお姉さん

はったりで生きる

わたしは、ごく普通の会社で働く普通の日本人だが、日本人はもっと


堂々としていないといけないと日頃感じている。


わたしは以前外国人留学生にボランティアで日本の紹介をしたり、日本語を


教えたりして外国人に触れる機会が多かったので言えるのだが、外国人は


自分ができないこともできると言うほど、自信たっぷりなところが、


日本人とはぜんぜん違うと思う。


英語ができるとか、日本語ができると言っていても、実際は日常会話ぐらい


しかできていなかったり、5カ国語ができると言っても、実はたいしてできな


かったりしている。でも、実際にそれが必要になると、がんばって実用的に


使えるぐらいにしてしまうのだから、案外できると言うのはウソでもないのだ。


はじめに「はったり」ありきで、ちょうどいいのではないか。自分が、イザそれが


必要となった時、必ずモノにすることができるという自信があれば、はったりも


ある程度は言ってもかまわないのではないかと思う。


アメリカでは、みんな、自分のアピールが上手で、自分がいかに価値がある


人物であるか、いかに能力のある人物であるかを堂々とみんなに語るそうだ。


アメリカでは面接ではそのようにして、仕事をゲットしている。外国では日本人


のように控えめで謙虚でおとなしかったら仕事にありつけないようだ。


以前、アメリカの女優さんが、テレビのインタビューで、「わたしは、役が欲しい


と、何でも聞かれたことはできると言うの。以前、馬に乗れるかと聞かれたので、


乗れると言ったの。


それから、必死で乗馬の練習をして、マスターしたの。いつも、最初にできると


言ってから、本当にできるようにしてしまうの。技術は後からついてくるものよ。


ようするに、できると信じて頑張ればなんでもできるってことよ。」などと、後輩


のアクター、アクトレス志望の学生に向かって語っていた。


はったりをぶちかましても、後でできるようにするのだから、ウソでもない。


アメリカ人のいいところは、自信満々なところ。


日本人は、できるくせに自信なさげにしている。それって、外国では損をする


ことが多いのではないか?それに、普段控えめで大口をたたかないものだか


ら、チャイナでチャイ人が、堂々と「大丈夫です!!わたしが保証します!!」


と一発ぶちかませば、コロッと信じてしまって、チャイナ政府が10年後に


自動車レース会場にすると決まっていた土地もダマされて買ってしまうのでは


ないだろうか。自分が普段、自信が無いので自信満々の人間に弱いのだ。


外国人ははったりで生きているということに、気が付かなかったのだろうか?


はったりでも、必要な時に必要な技術を手に入れればいいのだから、自分を


信じて堂々と「自分は何でもできる!」と思って生きていたらいいのだ。


わたしは、クリスチャンで神さまを信じている。必要な物は神さまが絶対に


与えてくださると信じているし、努力する気力もくださるし、いろんなことを覚える


知恵も必要に応じて求めたらくださると信じている。


だから、最初にできないと言わないで、未来を見越して、「できる!」と言っても


いいのではないかと思う。正直に「今はできませんが、かならずできるようにし


てみせます。」と言ってもいいが、そんな言い方ではインパクトは無いだろう。


でも、以前、わたしの会社に経理ができるとはったりをかまして入社してきた


女性がいたけど、入社してからウソだったのがバレて辞めさせられた人がいた。


努力して実力をつける時間が無い場合は、はったりはウソになる。


はったりを言うのは、準備期間がある場合に限るだろう。


日本の映画の現場では、アメリカのように、準備する時間が全く与えられない


ようだ。映画「バベル」でも、日本人の女優が手話を習う時間はあったようだ。


一年間かけて、採用試験が繰り広げられたという。


日本人は日本社会では、はったりを言う時間も与えられていないということか


な。わたしは、わざといつも堂々としていようと決めている。


この間、会社の人に「一億円ぐらい貯めていそう。」と言われた。そんなワケは


ないのだが、天国に行くときは、残された猫たちの生活費と教会に払う昇天式


の費用ぐらいは、貯めておかねばならない。


電化製品の処分代、最後の家賃、住居の引き払い時に請求される修繕費など、


全部を足したら、いくら必要なのだろう。近所のおばちゃんが、「あんた、死ぬの


はらタダとちゃうねんで!独身の親戚に死なれたら、周りは葬式代とか、荷物


の処分とかによけいな費用がかかるんやで!」なんて言っていた。


友達のお父さんは、子供の時に死んでしまったけど、葬式代も家に無かった


から、お母さんが苦労したそうだ。ちょっとは、貯金も必要だ。


堂々としているだけで、金持ちに見えても何の得もない。でも、金があるとも


無いとも言う必要もない。だいたい金のある無しで人を尊敬したり軽蔑したり


するのは、間違っている。金が無くても日本の役に立つ人もたくさんいる。


日本を愛する政治家などは、結構金に困っていそう。大抵、日本をおとしめて


いる媚中、媚北の人は、日本よりも金を愛している。


日本を盛り上げていくためは、日本人が日本と自分を愛して自信をもって生き


ていく必要がある。外国にいいようにあしらわれて、メディアや、政治家を取り


込まれて影でコントロールされるのは、日本人の気概が足りないからかもし


れない。不言実行なんて言葉があるが、別に有言実行でもいい。


日本も日本人も、自信を持って、はったりで生きたらどうか。


日本の国は、日本人が守る。日本人を拉致したら、取り返すまで経済援助し


ない。わたしは、英語もスペイン語もできる。社交ダンスもできる!おとといは


足をケガしたので痛くて教室に行けなかったが、わたしは、いずれできるように


なる。日本人は、ちょっとぐらい大げさにしていてもいいと思う。