生きていればいろいろなことが起こる。 | 日本のお姉さん

生きていればいろいろなことが起こる。

会社の用事で、自転車に乗って歩道を走っていると、家と家の隙間から、


30代の自転車に乗った女性が飛び出してきた。急に歩道に飛び出てきたので


ぶつかった。相手は、すみませんとも言わず、「旗で見えなかったから、、、。」


などとブツブツ言っている。「いきなり狭いところから飛び出してきたらアカン


でしょう!?また、同じことになるよ!」と、怒っておいたが、その女性が逃げる


ように去った後で、ももの内側に8センチの擦り傷ができていることに、気が


ついた。ぶつかったばかりは、興奮しているから、自分がどんな傷を負ったのか


よく分からないものだ。血がにじんでくるし、パンストも破けているし、じわじわ


痛くなってきて立ち止まっていると、側にいたおじさんが、「大丈夫?」と、声を


かけてくれた。こういう人が日本にいるというのは、嬉しい。


倒れていても、声をかけて救急車を呼んでくれそうな、優しい人だった。


なんで、自転車に乗って、家と家のすきまから飛び出すのかな。


もし、わたしが、おばあちゃんだったり、3歳の子供を自転車に乗せている人


だったら、みんな飛んでいって大ケガしているよ。


そんな時、冷静に相手の住所を聞いて、交通事故として対処しないと、ケガし


ても泣き寝入りになっちゃう。


ケガって、後から痛くなるから、その時はなんともなくても、大さわぎしないと


ダメだね。ちょっと勉強になったけど痛い目に会って、損したな。