鳥インフルエンザとアジア | 日本のお姉さん

鳥インフルエンザとアジア

最近、宮崎や岡山で見つかっている鶏の大量死は、高病原性鳥インフルエン

ザH5N1型によるものです。

ヒト―ヒト感染が起こりうる“新型インフルエンザ”として最も注目される疾患

です。 鳥インフルエンザは、2003年から2005年の間に、アジアの15ヶ国

に感染が拡大しました。

2006年に入り、突如、中国 ,ロシア ,ウクライナ, ルーマニア、スコットランドな

どの西ヨーロッパへと拡大し、トルコ、イラク、パレスチナと、世界中に拡がり

今では報道は減りましたが死者は増えています。


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香港では、2006年3月には野鳥にも鳥インフルエンザがみつかっている。

鳥が感染しても発病しない例もある。

宮崎や岡山の鳥インフルエンザはチャイナから渡来した渡り鳥が感染源で

ある。 鳥インフルエンザの流行を防ぐ対策は、人から人に感染しだしたら

即座に押さえ込むこと。

人と鳥の接触を最小限にする。

インドネシアの首都ジャカルタでは、強制的に自宅で家きん類を飼う人から

政府が鶏を没収した。

ジャカルタと西ジャワ、バンテン西州では、家で鶏の飼育を禁止した

インドネシアでは、鳥肉市場でネコを500匹捕獲したところ、100匹が鳥インフ

ルエンザに感染していた。 タイでも、2007年1月10日にアヒル2000羽が

鳥インフルエンザで死んでいる。エジプトでも死者が出ている。

ハンガリーでもがちょう農場で今年EU発のH5N1型の鳥インフルエンザが

見つかった。

イギリスでも、七面鳥が鳥インフルエンザに感染した。


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スペイン・インフルエンザは1918年に最大となっているが、1957・1968年

のパンデミック(流行)はそれほどでもない。

大切なのは情報公開と、病の発生が確認されたときの政府のすばやい

対応だ。

サーズ(重症急性呼吸器症候群=Severe Acute Respiratory Syndorome:

SARS) では、2003年8月7日までで774人の死者が出たが、これは

チャイナが情報を隠し、3ヶ月も発表しなかったため、チャイナ・香港・台湾・

ベトナム・シンガポール・マレーシアと感染が拡大したことが原因。

鳥インフルエンザは、免疫力の高い若い人のほうが、弱い人よりも症状が重く

なる傾向があるので、サーズよりも恐い病気といわれる。

PSA=Public Service Announcement:テレビなどによる広報・啓蒙活動と

情報公開は大切である。WHOは効果的なワクチンを6ヶ月以内に開発する

のは困難と発表。――――鳥インフルエンザに効くとされる抗ウイルス剤

存在る、今までのインフルエンザには発症してから48時間以内だとかなり効きく

が、鳥インフルエンザに関しては、まだその効果は判定されていない。

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今日の鳥インフルエンザニュース

http://homepage3.nifty.com/sank/jyouhou/BIRDFLU/index2.html

2007年1月29日までの死者は、

・インドネシア――63人

・ベトナム――――42人

・タイ――――――17人

・チャイナ――――14人

・エジプト――――11人

・カンボジア――― 6人

・アゼルバイジャン 5人

・トルコ――――― 4人

・イラク――――― 2人

(2007年2月1日にナイジェリアで1人、エジプトで1人死亡。

死者は合計165人になった。)

症状:従来のインフルエンザと同様に、突然の高熱、悪寒、筋肉痛や関節痛がみられる。このほかに、咳や息切れといった呼吸器症状や、下痢などの消化器症状がみられる。鳥インフルエンザウイルスは、上気道のみならず気管支や肺などの、いわゆる下気道に至る呼吸器全般にのみならず、小腸などの消化器に至る広い範囲に感染するためとされている。 このように、ヒトの身体の至るところに感染が起こった結果、過剰に起こった炎症反応が、ウイルスのみならず肺などの自分の臓器までも障害することにより、呼吸不全をきたし、時に死に至ると考えられている。

http://health.yahoo.co.jp/katei/bin/detail?sc=ST001020&dn=2&t=key

パンデミック・フルー(大流行するインフルエンザ)が流行したらどう対処するか。

http://blog.moura.jp/influenza/