他の核施設には査察は受け入れない?何それ。
北朝鮮外務次官「核施設凍結の用意」・韓国紙
【ソウル=峯岸博】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の北朝鮮首席代表を
務める金桂官(キム・ゲグァン)外務次官が23日の韓国との協議で、米国の
「金融制裁」の緩和を条件に核施設の凍結に踏み
切る用意があると表明した。
韓国紙の東亜日報が24日、外交消息筋の話として報じた。北京で会談した
韓国首席代表の千英宇(チョン・ヨンウ)外交通商省朝鮮半島平和交渉本
部長に伝えたという。
同紙によると、金次官は千本部長に寧辺にある5000キロワットの黒鉛
減速炉の稼働停止を検証するための国際原子力機関(IAEA)の査察を
受け入れることができるとも述べる一方、
他の核施設の査察には反対した。
先のベルリンでの米朝首席代表協議で、米国が核施設凍結の代わりに米朝間
の平和体制構築やエネルギー支援の方策を議論すると提案したとして、満足げ
な様子をみせたという。(14:01) NIKKEINET
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070124AT2M2401D24012007.html