撤去作業中の地雷２個が爆発、７人死亡…カンボジア

1月20日読売新聞

　【バンコク＝田原徳容】カンボジアからの報道によると、同国北西部のタイ国境付近で１９日、政府機関「カンボジア地雷対策センター（ＣＭＡＣ）」のメンバーが地雷撤去作業中、１９７０年代後半にポル・ポト派が仕掛けたとみられる対戦車地雷２個が爆発し、作業員のカンボジア人男女７人が死亡した。

　ＣＭＡＣの一度の事故での犠牲者数では過去最多となった。ＣＭＡＣは１９９３年に創設され、日本や英国などの援助を受けながら地雷除去を進めているが、国内にはまだ約５００万個の地雷が埋まっているとされる。