阪神大震災から12年たったか。
12年前は、冬はもっと寒かった。
12年前の日本は、日本の首相はいいかげんな人で、「慣れていない」せいで、
地震が起こっても、直ぐに自衛隊を送らず、アメリカが助けましょうか?と
言っても助けを拒み、電気を止めなかったから火事が起こって、家の
下敷きになった人が焼け死んだ。
報道陣のヘリコプターは飛んでいるのに、水をまいている飛行機
(ヘリだったっけ?)は一機だけ。
消防車が来ても、道が壊れているから奥までいけないし、水が足りない。
「日本って最低な国だな!」と、思った。
でも、その後の避難所では、日本人は助け合って大人しく援助をもらっていた。
銀行のカードや通帳やハンコを失くしても、銀行から預金を下ろせるように、
地震で亡くなっても生命保険も出るように、政府が指導していた。
その辺は、いいんだけど、政府は地震で家が壊れた世帯に金銭的な援助は
しなかった。ただ、家が住めなくなった人が、他のアパートを借りた時に、
援助金を何年か出るようにはしてくれたそうだ。
神戸市は、おおっぴらに被災を宣言したが、宝塚市は、イメージが壊れて、
人々が来なくなるのを恐れて、あまり被災した様子を宣伝しなかった。
宝塚市の被災の様子もひどくて、神戸市と似たような感じだったのに、宝塚市
はイメージを守る方をとった。電車に乗ると、どの家も壊れていて、雨漏りが
しないように屋根に青いビニールをかけていた。
宝塚歌劇の前も壊滅状態だったが、きれいなショッピング街に変わった。
宝塚の動物園は、その頃にはまだあって、丸いドーム状の鳥小屋は壊れた
けれど、幸い大きな被害が無く、動物は不安そうにしていたがほぼみんな無事
だった。キリンはおびえてゲリばかりしていたそうだ。
宝塚では、地震で壊れたマンションがいまだに建て換え拒否の人が
頑張っていて、裁判を起こして再建させないようにしている。
マンションの被害がなかった棟の人が建て替え拒否をしているのだが。
被害があった棟では、壁に大きな亀裂が何本も入り、常にグラグラ揺れる
ので生活禁止になっている。その棟に住んでいた住人は、今でも立替する
のを待っている。(以前にも同じことを書いているので、前に読んだことがある
人は何度も書いてゴメン。)
そういう人にとっては、阪神大震災は終わっていない。
いいかげんにしてくれって感じ。阪神大震災でも壊れていない家があった。
昭和初期の家は全部壊れていたが、あるメーカーの家は、どこも壊れていな
くてうらやましかった。これからの家は、地震に強い家でなければいけない。
淡路島の断層の上にある家は、壊れた台所の様子をそのまま保存している。
家を建てるなら断層の上やその近くはまずい。
埋立地も、地面が液状化するからまずい。
大規模な火事が起きたら、グランドなどのだだっ広い場所より、木がたくさん
植えてある森のようになった公園の中がいい。木が炎を止めてくれるからだ。
戦争の時、東京が焼夷弾で焼かれて大火事になった時、防空壕に逃げ込んだ
人は全員蒸し焼きになって死んだそうだ。小学校のグランドに逃げても、炎が
小学校の窓から舌を出してくるように出てきて、その内にグランドにいる人の
上に襲い掛かってきたそうだ。大きな火災が起きると、炎が竜巻みたいに
なるそうだ。小学校があっても、炎がそこを乗り越えてくるらしい。
結局、森のように木が植わっている場所に逃げた人だけ助かったそうだ。
阪神大震災の時も、木が守って火事をくいとめた一角があった。
災害が起きても最小限の被害にとどめるために、火に強いかしの木を
たくさん植えた大きな公園を作っておくほうがいい。
火がどんどん燃え移らないように、工夫をした街づくりをした方がいい。
災害が起きても、被害を最小に抑える国をめざして準備したらいいと思う。
同じように、津波にも備え、核で攻撃されても被害を最小に抑える仕組みを
考えたらいいと思う。地球温暖化で、海面が上昇することにも備えないと、
今から、地球温暖化にチャイナが参加したとしても、現状維持がやっとだ
からね。日本は、原爆を落とされ、サリンを使ったカルト教団のテロも経験し、
地震も経験した。それで苦しんだけれども、案外ケロッとしている。
そういう変なあきらめみたいな「起きた事は仕方が無いな。」と思う部分もある。
でも、今の日本人は未来の日本人のために備えをするべきだ。
地震や津波は避けようがないかもしれないが、北朝鮮が核を開発して撃って
こないように、何かできるだろう?じっと待っているだけでは、いけないだろう。
核をミサイルにつめ出したら、撃つ前に潰す通常兵器は、開発したらいいん
じゃないの?
日本を憎む外国を信じて、攻めてこないだろう、核を撃ってこないだろうと
思うのは、カルト信仰者と変わらない。
日本は、昔の日本に戻らなければいいのだ。
軍国主義で、言論の自由が無く、キリス教などの宗教を迫害し、天皇を
無理やり拝ませ、神風を信じる神道の時代には、戻らないと信じたらいい
のだ。
自分を信じられないから、異常に憲法九条に固執するのだ。自分に自信が
無いから、日本が普通の国になって軍隊を持つことを変に心配するのだ。
自分が信じられない国民は、アメリカに管理してもらうしかない。
そんなことをしていたら、アメリカが弱ってきたら、次は、核を持っている
チャイナに管理されてしまうだろう。
核を持っている国が、脅してきたら、日本は手も足も出せないではないか。
現に、東シナ海の日本の領土のガスをチャイナに吸われているし、軍艦で
脅されているのに、日本は何もできていないし、韓国に竹島を盗られても
何もできないでいる。相手は、話し合いにも応じてくれない。
なぜか?日本が普通の国ではないからだ。アメリカに管理されている国で
あるが、アメリカが領土問題では何も助けてくれないからだ。
国民が自分の国を、信じていないから、軍国主義に二度とならないという自信
が無いから、いつまでもアメリカのポチのままぐずぐずしているのだ。
学校で、国旗掲揚時に拝むポーズはとらせないとか、神道化しないとかに
注意して、アメリカ式に国旗を扱うようにもっていけばいいだけだ。
いまさら天皇を神格化して拝む人はいないだろう。
もっと、自信をもつしかないね。