手作りカタログ | 日本のお姉さん

手作りカタログ

会社の新製品のカタログを手作りでやってみようということになって、


デザイナーにカタログの大体の形を作ってもらって、商品は社長のデジカメで


撮影して載せようということになった。


社長が撮影してくれるということになったので、わたしが商品を用意する係に


なった。わたしも撮影に付き合うのだと思っていたら、「お前はいらん。


一人で撮る。床に並べて撮るだけやから、商品だけ用意しとけ。」と言うので、


そのまま言葉どおりに受け取って、商品だけ用意したら、当日になって社長が


怒っちゃった。


いつも、一緒に撮影している助手たちが撮影場所に来ていないというのだ。


わたしは、てっきり社長が一人で撮影するのだと思ったのだ。


いつも一緒に撮影しているA君、B君のことなんて知らないよ、、、、。


社長は、「そんなもん当たり前や。わしが、A、Bに集合命令ださなあかん


のか!それぐらい考えんかあ!」って本当に怒ってしまった。あ~あ、、、。


撮影現場から電話で怒られて、電話をブチッと切られた。


撮影から帰った社長に「すみませんでした。」とあやまりに行こうと思ったけど、


よけい怒られそうで止めた。社長が一人で撮影すると言った言葉をそのまま


受け止めたわたしがバカだった。


でも、神さまに「社長がゆるしてくれるようにしてください。」と祈った。


最近、見た夢は、会社の上司やら社長の息子さんたちが、わたしに、


「あなたは会社に必要な人物やからね。」と笑いながらほめてくれている夢


だった。夢から醒めてから、「ああ。わたしって、そういう風に認めたがられて


いるんだな。」と実感した。人間は心の中で考えていることを夢に見るんだもん


ね。そんな願望があるのに、肝心な社長に怒られていたらどうするのよ。


手作りカタログなんか嫌いだ!そのカタログのせいで、どうもやることなすこと、


うまくいかない。わたしが、中心になってやることになっているようで、みんなが


「カタログ、いつできるの?どこまでできてるの?」と聞いてくる。


みんなが知らない間にカタログを作っているデザイナーにメールで図面やら


写真などを送っているので、何が揃っているのか足らないのやらよく分か


らない。よく聞いてみると、わたしが、いつまでに商品の値段を決めろとか、


カタログをいつまでに仕上げろとか、設計やら営業やデザイナーに命令して


まとめなければならないようだ。オーケストラで言えばわたしが指揮者なのだ。


ここで頑張ればみんなに認めてもらえる。(チャンスかもしれない。)


社長に怒られても、しゅ~んとしているヒマはない。A君とB君がいつも社長の


撮影の助手をしていたとは、本当に知らなかった。知らなかったものは仕方が


無い。普通に考えれば、社長が商品を並べたり、動かしたりするわけがない。


社長はすごく上等なプロの持つようなデジカメを持っているのだ。


明日から、頑張ろう!! 


男の人の書くブログには、会社の話しは出てこない。男の人は、一人でいろん


な仕事の悩みを処理しているんだろうな。そうして家族を養っているんだ。


偉いな。わたしは、失敗に慣れていない。たまに失敗して怒られるとびっくり


する。社長が2度目の電話で上司を出せと言ったとき、上司は電話に出ずに


A君に電話に出ろと命令した。A君は電話で「いえ。全く聞いていませんでし


た。」なんて言っていた。その後、A君はあわてて撮影に出かけていった。


上司が社長に電話をかけて、A君は撮影の助手として出かけたがB君は今日


はいけないと報告していた。いつもA君とB君が社長の助手なのに、B君がい


ないと社長が気分を害するかもしれないからだろう。


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これは、2006年1月16日に書いたもの。ここまで書いて、会社のことを

ブログに書くのはまずいと思って、止めた。でも、たいした内容でもないので、

公開することにした。全然、たいしたことないじゃん。

今日は、18日です。名誉挽回のために、バリバリ仕事を進めています。

社長も許してくれたようで、普通にしゃべってくれている。

今回の仕事のせいで、わたしは何度も人前で格好悪く怒られている。

わたしとしたことが、、、。でも、普段怒られなれていないから、ショックが

きついだけで、男の人なんか失敗したら結構上司に怒られたりしている。

そういうのを家にいる奥さまたちは、知らないんだ。

男って、職場で辛い時があるんだよ。わたしは女だけど、男はそういうことを

家では言わないと思う。言えば家でも格好悪い自分を意識しないといけない

じゃん。家では、みんなに頼られるお父さんでいたいもんね。

わたしも、家では猫たちに頼られてる。家に帰るとA猫ちゃんは、うれしくなり

すぎて走り回るんだ。可愛いよ~。てまりちゃんと、パンナちゃんは、じっとして

動かないけど、A猫ちゃんは、リアクションが大きくて分かりやすい。

家で大事にされている男は強いよ。失敗して怒られても、嫌な事があっても、

それも込みで給料をもらっているのだと思って我慢できるし、家族を養うため

ならなんだって我慢できるもんね。でも、男がリストラされてガクッとなるのは、

仕方が無い。そういう時は、奥さまが、「どんな仕事でもいいじゃん!」」とか、

言って励ませばいし、生活の質を落として次の仕事を見つけるまで頑張れば

いいんだ。会社の女の子は、家族もちで、自分が仕事を始めたのは、ダーリン

の仕事を辞めさせるためだって言うんだ。

ダーリンの仕事は一ヶ月に一日しか休みが無くて、おまけに残業代がゼロ。

このままだと過労死するので、仕事を辞めさせて、次の仕事を探させるんだと

言うんだ。そして、仕事をしだしてしばらくしたら、本当にダーリンに仕事を

辞めさせて、次の仕事を探させた。何ヶ月かして、ダーリンはもっと楽な

仕事につくことができた。すごい女の子だ。子供もいるけど、子供の世話は

会社の近くの実家に助けてもらって、頑張っている。


わたしは、猫の世話だけしていればいいので気楽だ。でも、人生舐めていると

友達に言われる。老後の心配もしろと言われている。独身だから老後の心配

をしないといけないらしい。そうかもしれないけど、どうせなら老後を楽しみに

生きていたいと思うんだ。団塊の世代は、もうすぐ定年だ。

あの人たちがうらやましい。だって、最初だけかもしれないけど確実に年金を

もらえるじゃん!遊んだり、別の仕事をしたり、海外に移住したり、留学したり、

好きなことができるじゃん!

わたしなんか、年をとっても、年金をもらえるかどうか、わからないんだよ。

今までさんざん、給料から年金分を引かれているけどさ、

それが、戻ってくるかどうか分からないんだ。ちょっと不満。だから、少子化は

困る。会社の女の子は、「わたしは、もう社会に十分貢献しました!」と言って

いる。子供を一人以上産んだからだって。わたしは、一人も産んでいないし、

結婚もしていない。でも、子供を持っている友達を、なにかと助けているから

いいかな。日本のためにはなっていないけど、海外にひとり、ボランティアで

育てている子供がいる。クリスチャンの団体だけど、仕事が無い母子に自立の

道を与えて助ける団体に献金しているんだ。昨日、その団体が新聞にも広告を

出しているのに気が付いた。ひとつぐらい、何かいいことをしないとね。


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