アーサーS・デモス財団は、カルトではないが、過去の経験から詳しく内容を語らない。 | 日本のお姉さん

アーサーS・デモス財団は、カルトではないが、過去の経験から詳しく内容を語らない。

ジャネット・リンがクリスチャンなのは、知っている。

ジャネット・リンはスケート選手として日本に来た人で

すて~んと転んだのだけど、転んでもかわいらしく笑っていたのだ。

その笑顔がすごく印象に残った。日本に自分の信仰について

説明しに来たことがあって、どこかの会館で本人を見たような記憶がある。

ジャネット・リンが所属する団体らしいが、パワー フォー リビングは

無料でくれる本の名前で、Arthur S Demoss Foundationが作った

雑誌。「聖書を読んでみてね。」ということが書かれているらしい。


でも、特にどこの教会に行けとかの指示はないようだ。


教会でも宗教団体でもなく、もうけた金をイエス・キリストの福音を

伝える雑誌につぎこんでいるアーサーという個人が作った団体らしい。

アーサーはもう天国に行っていて、今は奥さんがその事業をついで

やっているらしい。


日本ではキリスト教だと前面に出せば、アメリカ嫌いの日本人が

拒絶反応を示すと誰かに言われて、「神さまを信じて、使命感を持って

生きる人生はこんな風にすばらしいのですよ。」と、

クリスチャンの人生経験を通してイエス・キリストの福音を伝えたいだけなの

ではないかと想像しているが、本を読んでみなければ、まだ分からない。


日本人が不安で占いやオカルトに頼って変になっているので、

ば~ん!!と、「ここに聖書がある。」と、宣伝したかったのではないかと、

想像しているが、やはり本を読まないことには、詳しくは説明できない。


http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007010914.html


ドイツでの経緯

2002年 、ドイツでこの本の広告が展開された。それは、テレビで、セレブたちが「私たちの人生はこの本で変わりました」というものだった。ドイツでは、テレビなどの メディアで 世界観や宗教を宣伝することは禁止されるため、この広告放送は短期間で停止された。

広告放送を行っている組織

Arthur S Demoss Foundationという組織。福音派の組織?ということのようです。ただし、福音派の組織といっても中道的な立ち位置にあるわけではなく、キリスト教原理主義的な立場に近いとのこと。ドイツの雑誌"idea "によると、この組織は死刑に賛成し、同性愛と中絶 に反対し、そしてキリスト教による学校のシステムを支持しているという。さらに、ドイツの雑誌"Spiegel"は、この組織はこうした主張の政治的組織に支援をしていると主張しています。ただしリンク先1の記事では、この事は確かとは言い切れないと指摘されています。こうした点がはっきりしない背景には、この組織がメディア からの取材にほとんど答えていないということがあります。上記の批判に対しても、この組織は何ら意見を表明していないそうです。Arthur S Demossというのは組織を始めた人の名前です。

この広告による影響

広告やアメリカでの本家ホームページで主張されているように、この団体は本を注文した人の情報を他の目的に使ってはいないようです。つまり、実際に何らかの宗教団体 にはいるように勧誘がなされたりすることはありません。その結果もあって、本を配布するだけの方法だけでは、特定の宗教団体に入る人が増えるという状況は生じていないそうです。

http://d.hatena.ne.jp/rossmann/20070106/1168083310

・アーサーs. DeMos財団はフロリダのWest Palm Beachにある財団。
・2004年現在の資産で$404百万ドル(約4億5千万円)
・基礎はキリスト教右派。
・そして他の福音のクリスチャンへ全般に対し貢献(特定の宗教団体に肩入れしているわけではなく、1宗教団体でもない)。

・生保会社National Liberty Corporationの社長であったアーサーDeMoss氏を記念して設立された。
・DeMoss氏は53歳で1979年9月1日に死去。
・彼の遺産$350百万ドルのうち$200百万ドルを使い財団は設立された。

・キリスト教の福音を世界中に周知することが目的。

・財団は主にキリスト教右派(policyは共和党寄り)の人にお金を拠出。
(例)中絶反対者、キリスト教に基づいた法律制定を目指すグループ等

一応、興味深かったのでいろいろ調べてみました。
すでにいろいろ書かれておりますので重複の部分もありますが・・・。
以下は私見です。
主張は右派であり、カルトであるかのような表現をしているサイトもあるようですが、
いわゆるオウムのようないかがわしい新興宗教団体(強引な集金、洗脳)ではないと思います。
また、米国にはこのように、見返りを求めない布教活動というのは存在しております。
(かなり違いますが、モルモン教徒の青年が日本に自費で布教活動をやることも、見返りを求めない布教活動の一種といえるかと思います→仏教で言う功徳を積むみたいな見返りはあるかもしれませんが)

あとm-floのバーバルは、神学校に行こうかを思っていたというような敬虔なクリスチャンだそうです。
なお、この団体の回し者ではありませんが、参考になれば、幸いです。

http://www.sourcewatch.org/index.php?title=Arthur_S._DeMoss_Foundation

アメリカ本国でも同様に、この本を無料で希望者に郵送しており、そのために莫大な宣伝費を使っているとあります。

アーサーDデモスさん自身は既に故人で、生命保険業界の大物だったようです。

そしてやはりパット・ロバートソンなどのいわゆる「テレビ伝道師」たちとつながりがあり、ビジネス界にキリスト教の教えを伝えようとした人物だったようです。

というわけで、よくあるアメリカのキリスト教系慈善団体によるキャンペーンの一環を、日本でおこなったものととらえて差し支えないでしょう。

久保田「異邦人」早紀さんは今やクリスチャン・アーティストですし、バーバル君は、私はゴスペル系のイベントで接近遭遇したことさえあります(笑) 。クリスチャンとして賛同した有名人が参加しているのでしょうね。

我々は「信教の自由を抑圧する独裁政権下」に住んでいるわけではありませんので、こういうものもあるか、と寛容の心をもってウォッチしていればよいと思います>学生の皆さん

http://d.hatena.ne.jp/ykoike/20070107/1168156555