イラクの元大統領が、、、。
観念しコーラン託す=死刑直前の元大統領-イラク高官
【カイロ30日時事】フセイン元イラク大統領(69)の死刑執行に立ち会ったイラクのルバイエ国家治安顧問は30日、その時の模様を国営テレビに語った。それによると、元大統領は「すっかり観念」した様子で、一切抵抗しなかったという。
アメリカがイラクと戦争をする気 満々で軍隊を集結させていたとき、アメリカは恐いから フセインは殺されるだろうなと、友だちとしゃべっていたのだが、 本当にそうなった。エジプトは、アメリカがイラクに戦争を 仕掛けたら、内戦になってシーア派の国になってしまうだけだと 言っていた。アラブの国では民主主義はなじまない。 強くて恐い支配者ががっちり国民を支配する国か、イスラム教の 聖職者が支配するシーア派になるか、どちらかにしか転ばないって イメージがある。エジプトは、どちらかといえば民主的な国のような イメージがある。実際にはどうなっているんだろう。 さようなら、フセイン元大統領。シーア派の人は、テレビのインタビュー ではすごくフセイン大統領を憎んでいる様子だった。 クルド族も、フセインに化学兵器を使われて大勢殺されたそうだから、 フセイン元大統領を恨んでいたはず。 アメリカが攻めてこなければ、彼らは永遠に押さえつけられたまま だっただろう。強いアメリカに負けた王様は、強者の裁判で死刑に させられた。アメリカは、イラク人自身がフセイン元大統領を死刑にした と言っている。東京裁判のように、アメリカとその仲間の国で よってたかって日本人を死刑にした変な裁判劇のようではなかった ようだ。それでも、フセイン元大統領が「これは勝者の裁判だ! アメリカ主導の裁判だ!」と怒ってみせていたので、嬉しかった。 そんな風に、王様の威厳を示す機会が与えられてよかったなと思った。
フセイン元大統領は、長い間王様だったのだから、王様として アメリカとの戦争に負けて死んだのだ。爆弾で吹き飛ばされたわけで はない。堂々とアメリカに対して「この裁判は認めない。」と主張してい る姿は王様らしくて、よかった。 シーア派のイラク人たちが裁判で死刑にしたのかもしれないが、同じ ように勝者アメリカとその仲間の国に変な裁判で日本のトップを死刑に された日本の国の子孫のひとりとしては、ちょっと複雑な気分だよ。
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フセイン元大統領は、絞首刑になった。 日本の代表たちも、絞首刑にされた。 コーランを朗読している途中で足下の床が開いて首つりになったそうだ。 いくらフセイン元大統領を処刑にしたのがシーア派でも、最後まで 朗読させてやってから殺してもいいだろうに、、、。 武士の情けというものは、シーア派のイスラム教徒には無いんだね! またその場面を携帯のムービーで撮った人がいて、インターネットで 公開しているらしい。なんて酷いことをするんだ。 日本人の男の子がイラクで捕まって、殺される場面をインターネットで 公開したイスラム教徒のことを思い出した。 インターネットで、殺しの場面を公開するのは、本当に卑劣なことだと思う。 そういう場面をおもしろがって互いに教え合って見たりする人もいる。 人間って、そんな風に残酷な場面を見たいという恐ろしい部分が あるんだと思う。自分の息子が殺される場面を他の人がおもしろがって 見たならどんな気持ちがすると思う。そんな風に想像できない人間は 動物以下だと思う。
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