今日のアフリカ
ソマリア
モガディッシオ:エチオピアとソマリアの関係は、1960年の国境紛争から
始まる。
2006年この国境を接する2国は、ソマリアのイスラム法廷連合の勢力が
増大し明らかに悪化した。
1964年:ほとんどの住人がソマリア人のエチオピア南東地方ウガデンで、
武力闘争が勃発し、ソマリアが仕返しをした。
1960年の独立以来、ソマリアはエチオピアと1600kmの国境を共有している
が、植民地時代の国境線を拒否している。
1977-1978年:オガデンの管理をめぐってまた闘争が起きる。
キューバとソヴィエトに支持されたメジスツ・ハイレ・マリアム革命
エチオピアは、ソマリア部隊に大打撃を与える。
1988年:10年の戦争行為の後、和平合意がなされる。外交関係の修復
1991年:モハメド・シアド・バール政権の瓦解後、ソマリアで内戦が始まる。
1996年:エチオピアでイスラム軍による僅かな攻撃をきっかけに、
エチオピア軍がイスラム運動の拠点に介入する。
2000-2004年:アジスアベバは、暫定政府に反対する戦争リーダーを支持し、
モガディッシオに居座る。モガディッシオはエチオピアが国のいくつかの地区
を占拠したのを非難する。
アジスアベバはソマリアに駐留するつもりはないという。
2006年6月7月:イスラミストが、モガディッシオを占拠し、次第に国内に勢力
を広める。彼らは2004年から暫定政府を支持して駐留しているエチオピアに
“聖戦”を宣言した。アジスアベバは、軍事訓練を実施し軍隊を展開している
と思われるが、否定している。
2006年12月12日:
イスラミストは、エピオチア軍に1週間
以内にソマリアから撤退しなければ、
“大規模攻撃”をすると警告した。
2006年12月20日、エチオピアに支持されているソマリア暫定政府とイスラム
法廷連合の間で激しい戦闘が起きた。
2006年12月24日:エチオピア政府は、イスラム法廷連合に戦線を布告した。
***
26日のアルジャジーラによれば、エチオピアはソマリアの公共施設を破壊
しました。イスラム法廷軍団は各国のイスラミストに協力を求めましたが、
暫定政府はエリトリア軍を含めイスラム法廷連合の50人を殺害したそうです。
無料メルマガ「今日のアフリカ」は、こちらで登録できます。