国民は王様なのだ。王様の責任を果たせ。 | 日本のお姉さん

国民は王様なのだ。王様の責任を果たせ。

お笑い芸人は、世の中に必要な存在だ。ストレスを抱えた人がテレビでお笑い


を見て、ゲラゲラ笑う。笑うと脳の中で何かが働いて、ストレスが軽減される。


音楽も演劇や踊りや芸術もストレス解消に役立つ。


本当は、そういった娯楽は王様の特権だったのだが、今では庶民がいつでも


テレビを付ければ、お笑いを楽しむことができる。


すごい時代になっているのだ。


わたしが昔の王様だったら、お気に入りの道化師をはべらせ、好きなことを


言わせておく。家来が恐くて言えないことも、道化師は茶化しながらジョーク


にして言うだろう。たまに真実を言い過ぎて王様の怒りに触れて殺される道化


も中にはいただろう。頭がいい道化はいい加減でブラックジョ-クをぼかすと


思うが。


一国の主(あるじ)ともなると、いろんなストレスがその身にかかってくる。


そういう悩みを食事時ぐらいは忘れるために、王様はお笑いを楽しんだり


音楽を聞いたり演劇を観たり、踊りを観たりして、気分転換をしたのだろう。


今では、みんなが王様のようにいろんな娯楽を楽しむ身分だ。


アーティストは、自由に自己を表現し、人々は自由に彼らの作り出す芸術を


楽しむ。芸術とは、そんな風に、王様のように金銭的にゆとりのある人々が


増え、平和で豊かな国で成長する。


言論や表現の自由に制限がかかった国では独創的な芸術は生まれにくい。


日本では、室町時代の文化がとてもユニークだと思う。


日本ではどの時代にもそれなりにユニークな芸術が生まれているのだが、


島国で外から敵が来る心配が少ない国だったからこそ、独自の文化が


花開いたのだろう。


戦争ばかりして、ひとつの民族が消えるほど争い、勝った民族が負けた民族


の残した文化を滅ぼしつくすような国では、なかなか文化は発展しにくい。


せいぜい昔の他民族の優れた文化を継承していくだけで、新しい文化は生まれ


にくい。内戦に明け暮れるような場所でも、芸術は生まれない。


みんな生き延びるだけで精一杯だからだ。学校を作っても食べる物が無くて


子供たちが学ぶ気力も出ないような国もある。「みんな喜んで学校に行く。


学校に行けば食べる物があるから。」と言っているテレビのCMがあるが、


そんな国も今の時代にあるのだ。


そうかと思えば、変な修行をやっているからというだけで、カルト宗教扱いされ


病院の地下施設に拉致されて、外国人に売るための臓器を抜くため、生きた


まま閉じ込められている国もある。一年間に死刑にされる死刑囚は3000人


なのに、一年間の肝臓移植手術の数は9000人分。いったい、6000人の


差はどこから出てくるのか。生きたまま臓器を抜かれて焼かれる人がいる


国では、芸術は政府が恐くて生まれにくい。


また、政府の意向に逆らえば暗殺者が地の果てまで追いかけてきて、傘の


先に仕込んだ針を足に刺して毒を注射し、殺して見せしめにするような国も、


この時代にも存在する。恐ろしい国がたくさんあるなかで、日本は、なんと


恵まれた国なのだろう。大国の思わくに翻弄されて、二度の大戦を経験し、


戦争には負けたがアジア人の主張は欧米に受け入れられ、白人による


おおっぴらな植民地支配は終わった。


ものづくりの上手い匠や芸術家の多い日本という島は、戦争に負けたけれど


アメリカの保護を受けて相変わらず特別な文化が発展している豊かな国だ。


普通はそんな国は、外国のいいカモになるのかオチだ。


もういろんな国のカモになってちょっとおちぶれかけているんだろうけど、


それはバブルをコントロールしなかった政府と湯水のように税金を使って


ムダ使いをした政治家を選んだ国民が悪いという部分もある。


日本という国は国民みんなが王様のように、娯楽を楽しめるいい国だが、


王様は遊んでばかりいてはいけない。


王様は働かねばならないし、自国を防衛したり、国の治安を守ったり、国の


税金を上手に使って、国民が困らないようにしなければならない。


民主主義の国では、国民ひとりひとりが王様なのだから、自覚を持って、


自分たちが選んだ議員が税金の無駄使いや自然破壊を起こさないよう、


監視しないといけない。そして、日本に敵対する国に、議員たちが勝手に


日本の王様たちの金(税金)をどんどん湯水のように与えてしまわないよう


文句を言わねばならない。日本は議員や官僚たちの国ではない。


国民みんなの国なのだ。


日本人を守れず、北朝鮮に拉致されてもしらんぷりをしてきた政治家たちに


は、反省してもらわねばならない。民主主義では時々、国民は間違いを犯す。


たとえば、面白がって有名だからという理由で無能な芸人を政治家に選ん


だり、北朝鮮のために働くようなオバサンを議員に選んだりする。女性だから。


良くしゃべるから。そんな理由で日本のために働かない人間を選ぶ場合が


ある。王様は、楽しく過ごしているだけではいけない。無能な王様は、周りの


ずるがしこい部下にいいように操られるだけだ。


日本の国民は賢く、日本を治めなければならない。


日本は民主主義の国なんだから、みんなが王様なのだ。でも、王様の自由を


娯楽だけに使っていてはいけない。一人一人に国作りをする責任がある。


「たった1票ぐらい、何も変わらないよ。」と思って選挙に行かない人が5000万


人いたら、北朝鮮のために働く人々の票が効いて来て日本自体が乗っ取られ


るということもあるかもしれない。


それは大げさかもしれないが、日本人は王様のように生きているが、するべき


仕事をしていないと思う。誰もが王様なので、結局優れたリーダーが出てこな


いのだ。誰かがするだろうという考えだ。そして一般人のすることといったら、


政治家を批判することだけ。ちょっと自分の意見をハキハキ言う人が東京


都知事になったら右翼とか好戦的だとか言うし、靖国神社参拝に行けば外国


の気持ちを考えろだとか言う。いったい日本人は外国人を満足させるために


日本人をやっているのだろうか?


もしも、そんな王様がいて、自分の国を大事にしない人なら、ずるがしこい


周りの部下にコントロールされて、すぐにどこかの国に乗っ取られてしまう。


民主主義とは、みんなが王様になっている国なんだから、みんなが気を


張っていないといけない国だ。それを忘れていないか?


仕事して娯楽を楽しみストレス解消をするだけではいけない。国の防衛の


問題も考えないといけない。みんなで日本という島を守らないといけない。