メリー クリスマス! | 日本のお姉さん

メリー クリスマス!

ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。


ひとりの男の子が、私たちに与えられる。


主権はその肩にあり、その名は、


「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と


呼ばれる。聖書イザヤ書9章6節



これは、イエス・キリストに関する300以上ある預言の内のひとつです。


聖書の預言では、私たちに与えられた救い主とは、


1,不思議な助言者だと言っています。

  救い主は、私たちのカウンセラーであり、

  その助言は私たちにとっては不思議である。

2,力ある神だと言っています。

  救い主は、真(まこと)の神さまであり、

  救い主は全能者である。

3,永遠の父だと言っています。

  救い主は、あなたを大切にされる父のような方であり、

  救い主は永遠にあなたと共にいてくださる。

4,平和の君だと言っています。

  救い主は平和をこの世にもたらされる方であり、

  君とは、プリンスという意味がある。

  つまり救い主は王の子のような方である。


と、書いています。同じイザヤ書9章の始めには、救い主はガリラヤの


で生まれると書いてあります。


またミカ書には、「ベツレヘム・エフラテからイスラエルの支配者に


なる者が出る。っその出ることは永遠の昔からの定めである。」と


預言されています。


ユダヤの王、ヘロデの元にやってきた博士は、救い主に会いに遠くの


国から来たのですが、持ってきた捧げ物は、黄金、乳香、もつ薬で、


当時の習慣では王様に捧げられる品物でした。


その時、博士達は、ヘロデに会って、ヘロデ直属の学者たちに


聖書をしらべてもらい、ガリラヤのベルレヘムに出かけています。


博士が自分たちの国である特別な星の出現を見てからベツレヘムに


着くまで2年たらずかかったようです。ヘロデ王は、博士に


「おさなごを見つけたら、居場所を教えてください。私も後で拝みに


行きますから。」と言っていたが、博士達は夢でヘロデの元にいくなと


お告げを受けたのでそのまま国に帰ったのでした。


そのため、ヘロデ王はベツレヘムの2歳以下の子供を全員殺害して


います。その預言も聖書にはあります。


ミカ書7章の最後には、この救い主に対して以下のようなな言葉を


預言者ミカは書いています。


「あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。 


あなたは咎(とが)を赦し、


ご自分のものである残りの者のために、


そむきの罪を見過ごされ、


怒りをいつまでも持ち続けず、


いつくしみを喜ばれるからです。


もう一度、私たちの咎(とが)を踏みつけて、


すべての罪を海の深みに投げ入れてください。


昔、私たちの先祖に誓われたように、


真実をヤコブに、


いつくしみをアブラハムに与えてください。」


アブラハムとは、イスラエル人の父と言われる人で、


神さまはこのアブラハムに、空の星を見せて、


あなたの子孫を空の星のようにすると約束されました。


アブラハムは、それを信じて、その信仰によって義(正しい者)で


あると、神さまに認められたのです。


アブラハムの子孫は、アブラハムの信仰を受け継ぐ者のことでも


あります。救い主は世界の終わりに必ずイスラエルの民族を助けて


世界を治める王として、もう一度世界に来られますが、それは


イスラエル人のための約束を実現するためなので、日本人には


関係がありません。しかし、アブラハムの信仰を受け継ぐ人々とは


神さまの言葉を信じて、その信仰によって義(正しい者)と認められた


人のことです。救い主は、罪人を救うためにこの世にこられたと


聖書に書いてあります。罪人の罪が赦され罪の無い者と神さまに


認められ天国にいくように、神さまがしてくださったことがあります。


それは、聖書の預言の示すように、ある特別の場所(ベツレヘム)で、


特別の時代に(ローマの支配下において、イスラエルが団結し、神さまを


再び礼拝し始めた時代)、特別な家系(ダビデの家系)の処女を使って


神さまがその胎に、救い主を送るころでした。


その救い主は聖書の預言のとおりに成長し、大勢の人の前で神さまの


人類に対する愛を説明し、ご自分が神のひとり子であると宣言し、


奇跡を行い、預言の示す救い主とは、ご自分のことであることを教えられ


ました。そして大勢の人が見守る中で十字架の上で苦しみを受けて


血を流して死んで葬られました。


それだけで預言はお終いではありません。


イエス・キリストは預言のとおり、3日目によみがえられ、500人以上の人に


同時に現れ、みんなの見守る中で天に帰られました。


世界の創造者である、父である神さまの人類の罪に対する裁きは、すべて


ひとり子であるイエス・キリストが身代わりに受け、完全に終わりました。


罪の無い神のひとり子が、身代わりに罪の裁きを受けることにより


人間はそれを信じるだけで、アブラハムのように信仰によって救われるのです。


だれでも、イエス・キリストを信じる者は、アブラハムの子孫です。


世界の創造主である神さまは、人間の世界に干渉して、救いを送って


くださる愛の神さまなのです。


ヨハネによる第一の手紙の4章9節には、こう書いてあります。


「神はそのひとり子を世に使わし、その方によって私たちに、いのちを


得させてくださいました。


ここに、神の愛が私たちに示されたのです。」


続けて14節には、こうあります。


「私たちは、み父がみ子を世の救い主として遣(つか)わされたのを見て、


今そのあかし(証言)をしています。


だれでも、イエスを神のみ子と告白するなら、神はその人のうちにおられ、


その人も神のうちにいます。


私たちは、私たちに対する神の愛を知り、また信じています。


神は愛です。


愛のうちにいる者は神のうちにおり、神もその人のうちにおられます。」


神さまがひとり子、イエス・キリストを使って完成してくださった罪の赦しを


信じる者は、神さまに罪が赦され、肉体が滅んだ後も神さまの国ある


天国に行けるという約束が与えられています。生きている間も、


神さまがその者と共にいてくださるという約束が聖書に示されています。


救い主は、ただ罪を赦すだけではなく、信じた者を日々、カウンセラーの


ように導く方です。その助言は人間には不思議な事かもしれません。


神さまは、祈りに答える力があり、この世界にある全ての物と人の


魂と体の創造者でもあるので、私たち人間にとっては永遠の父のようでもあり、


この世に平和をもたらすプリンスです。


この神さまの約束を信じる者は、救われるのです。


クリスマスは、神さまが救い主を送られた日を祝う日です。


その日は、ケーキを食べたり、プレゼントを交換しあったりする日だけで


終わらせてはもったいない。神さまの愛を信じる日にしてほしいと思います。


メリー クリスマス!