イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2006年12月6日(水)
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*米国防長官に就任するゲーツ氏が、イランが核保有を目指すのはイス
ラエルなど周辺諸国が核を持っているからだと上院で発言。また同氏
は、最後の手段としてイランへの軍事攻撃もありうると語った。(H,Y)

*メルケル独首相とシラク仏大統領が、シリアに対して

レバノンへの介入をやめるよう警告。

レバノンでは混乱が拡大している。(H,Y)

*リブニ外相が今日パリを訪問し、シラク大統領と会談。(P,I)

*イスラエルはユダヤ人国家であり続けることを保証すべきだとの見解
を、イタリアのプロディ首相が表明。難民帰還を認めないことを意味
するもので、外務省は歓迎している。(
P)

*国会議員にテロ組織への支持を禁止する法案を討議中に、

アラブ系議員が暴言

法案は問題が多すぎるとして否決された。(Y,P)

*死海と紅海を結ぶ水路の建設調査協定調印のため、ベンエリエゼル国
土建設相が日曜にヨルダンを訪問へ。工事の可否を調査するだけで、
まだ着工は決まっていない。死海の水位低下を防ぐのが目的。(H)

ヒズボラに誘拐された2人の兵士が

 死亡している可能性もあるとの

 オルマート首相の発言に家族が

 反発。しかし、2人の兵士が生存して

 いる証拠は無いと、EUのイスラエル

 駐在大使も語った。(P,Y)

*ベングリオン空港でアラブ人が屈辱的なセキュリティーチェックを受
けていると、人種差別と戦う市民団体が告発。(H)

*ベツレヘム周辺のパレスチナ人牧師十数人が、世界福音同盟に加盟。
この組織傘下には128ヶ国、4億人余りの信徒がいる。(P)
2006年12月7日(木)
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*ベーカー元国務長官が率いる米国の超党派委員会が、中東紛争解決の
ための報告を発表へ。周辺諸国の協力を得て、パレスチナ紛争とイラ
ク内戦を解決し、中東の包括和平を目指す。
(H,P)

イラク安定化のためイランとシリアの

 援助を求める米国ベーカー委員会

 の案に、イラクのマリキ首相が反対

 シーア派のイランとイラク国 内のスンニ派は対立関係にあるため。(H)

*ヒズボラに誘拐された2人の国防軍兵士は、誘拐された時に致命傷を
負っていた可能性が高いとの分析を国防軍が発表。

ヒズボラが誘拐して以来、兵士の安否

情報は全く発表されていない。(H,P,Y,I)

来週にイランでホロコースト否定論の国際会議。

30カ国からホロコースト否定論者が

集まり「科学的」な証拠を検討する。(H,P,I)

*ゼネストにもかかわらず、まだ自治体職員の給与は未払いのまま。直
ちに給与が支払われない場合は、再度ゼネストを打つと労働組合のヒ
スタドルートは財務省に警告している。(P)

*ハマスが西岸地区も含めた来年一杯の停戦を提案。

検問全廃や、資産凍結の解除など

多くの条件付きで、実現の可能性は

低い。(P)

*米国のユダヤ教保守派が、同性愛者ラビを公認することを決定。ただ
し、イスラエルの保守派はこの決定には拘束されない。(H,P,7)

*同性婚を禁止する法案が国会の一次朗読を通過。与党議員の欠席が多
く僅差で可決した。最終投票では否決される可能性が高い。(P)

*2005年、テルアビブのモスクに豚の頭を投げ込んだ35歳の男性
に9ヶ月の刑。犯人は反省していないという。(Y)
2006年12月8日(金)
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*米国ベーカー委員会が、イラク内戦とパレスチナ紛争を関連させたこ
とにイスラエルのオルマート首相が

反発。一方シリアは、ゴラン高原の返還と引き換えにイラク和平に

協力する考えを示した。(H,P,Y)

*ブレア英首相が米国でブッシュ大統領と会談。中東の包括和平で過激
派を取り除くべきだと語った。(
H,P,Y)

シニオラ政権がイスラエルと共謀してヒズボラの武器供給を断ってい
ると、ナスララが演説。武力対決への言及は避けつつ、親西欧のシニ
オラ政権を打倒すると宣言した。(H,P,Y)

*自治政府のハニエ首相が昨日から4日間の日程でイランを訪問。イラ
ン政府高官との会談が予定されている。

イランは自治政府への資金援助を

増額し、影響力を増す動きを示して

いる。(H)

*学校給食法が制定されているにもかかわらず、実際には自治体の財政
的な問題で対象生徒の半数しか給食を受けていないことが判明。(H)

*右派政党から入閣したリーバーマン戦略相の訪米に先立ち、左派の

「 ピース・ナウ」が、米国のユダヤ人団体に書簡を送り、同氏が危険思
想の持ち主だと警告していることが判明。(P)

*オルマート首相が誘拐された兵士の家族と会談。兵士らが死亡してい
る可能性が高いとの報道が相次ぎ、家族が反発しているため。(P,Y)

*ハマスに誘拐された兵士の解放交渉がほぼ妥結したと、ムバラク大統
領が発表。しかし、シリアは妨害を試みているもよう。(Y,I)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp


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好戦的と言う言葉は、イランとシリアとパレスチナに差し上げたい。

「レバノンでは 反シリアの現政権とヒズボラを中心とする親シリア

勢力の対立が激化。 内戦が起こる可能性も高まっている。」と、

何日か前のニュースにはあった。

レバノンでは、親西欧のリベラルな政治家はすぐに暗殺されてしまう。

レバノンはヒズボラに乗っ取られているようなものだ。

親シリア派の動きが活発すぎる。

自分の国なのに、外国人と、その仲間が国を動かしているなんて

最低な国だ。