ある日曜日の日記
今日は、午後から教会の大掃除があった。クリスマス会に備えての掃除だ。
年末には、年末の大掃除がある。出席できる人は参加した。掃除の前に、
カレーと桃の果肉入りゼリーが出た。わたしが一番最後に食べたので、
余ったカレーをタッパーに入れて持って帰っていいよと言われた。
掃除が終わってから、カレーを持って友達の家に行った。
DVDで「トランスポーター」という映画を観て、近所のスーパーで野菜を
買ってサラダを作ってカレーと一緒に食べた。ご飯が大量に余ったので、
友達がタッパーに入れてくれた。他の友達がメールをくれて、明日会社に
持っていく弁当が欲しいかと聞いてきたので、「給料が出たばかりだから
いらないですね~。」と書いて送ったら、「じゃあバリ貯金払え!」というメール
が帰ってきた。彼女は毎月、バリ貯金をわたしに強要してくる。
毎月5千円から1万円貯金して、バリに旅行に行く準備をするのだという。
なかなか良いアイデアだ。毎月貯金して、6万円溜まったらバリに行くのだ
そうだ。バリはいつでも行きたい場所だ。有給は使い切れないぐらい溜まって
いるが、わたしの会社は2年間持ち越しができない。
去年は、7日間以上有給を使わなかったので、今年の有給はなんと27日
以上あったのだ。2年持ち越しできないので、今年もし有給を使い切れずに
15日間残したとしたら、来年に持ち越しできるのは、15日から去年の7日を
引いた8日。来年新たにもらえる有給は20日なので、来年の有給は持ち越し
できる8日を足した28日。
もし、今年有給を7日残したら、来年に持ち越しできる有給は7日引く、去年に
持ち越した7日でゼロ。来年の有給は20日ということだ。
だから有給を使わなかったら、もったいな~い事になる。
でも、男子はほとんど有給を使っていない。女子も使い切ると、経理の人が
イヤミを言うのだが、そんなことに気を使っていては有給は使えない。
でも、わたしの会社はいい会社なので、結婚式にはど~んと2週間以上
休んでも大丈夫。結婚式には、特別に休みをもらえるし、祝日や土日や
有給を組み合わせて3週間休んだ人もいるが、別にクビにもされずにいる。
それで、わたしの会社の人はハネームーンでは、マイナーな場所に行く。
23日の祝日は、午前中は掃除、洗濯。11時半からお出かけして、映画を
見に行った。「父親たちの星条旗」は、地味な映画だが戦闘シーンは
凄かった。硫黄島でやられているのは、日本人なのだが、アメリカ人も
相当やられている。映画を観てから友達の買い物に付き合って、その
ついでにわたしも買い物をして、ご飯を食べてから帰った。
次の日は、友達もわたしもノロウィルスにやられたのか、お腹を壊して会社に
行けなかった。風邪だったのか、食中毒だったのかよく分からない。
幸い二人とも一日で回復した。
友達の友達は、お腹を壊して3日間入院した。その友達はお腹を壊して
10日間入院した。そういえば、わたしの知り合いもお腹を壊して3日間
入院していた!テレビでは、最近ウイルスにやられている人は、いつもの
年の8倍だって言っていたっけ。ノロウィルスの潜伏機関は1週間だそうだ。
寒くてお腹が冷えただけかもしれない。
朝のテレビで、「日本の禍時」という本を読むと、なぜ日露戦争では、あんなに
アメリカは日本の味方だったのに、急に日本嫌いになったのか、謎が解ける
と宣伝している人がいた。どうもアメリカで今で言うロビー活動をしていた
日本人がいたらしい。その人がいる間は、アメリカも日本が好きで後押し
してくれていたそうだ。最近「日露戦争を演出した男モリソン」という本を
読んでいるが、このモリソンが良く日本を助けてくれているのだ。
日本はロシアに戦争で勝ったのに、講和条約では、ほとんどロシアの言い分
を飲んだ。日本は早く戦争を終結させたかったのだ。そうでないと、危険な
状況にあったのだそうだ。モリソンは怒って日本を離れた。日本国民は激怒
して、364カ所の交番を焼いた。東京の交番の8割が焼かれた。
教会とアメリカ大使館と大臣官邸と小村留守宅が焼かれた。
おとなしい日本人が怒り狂ったのだった。日本政府は最後まで日本の実情を
国民に知らせず、それが国民に政府離れを起こさせた。そうして、国民は
日本政府は腰抜けで、軍人たちは、常に正しいという感覚を持った。
日本人は、ポーツマス条約での不満を埋める形で、満州に進出していこうと
したのだと思う。軍国主義は、国民が育てたのだ。
日本政府は情報を国民に開示し、国民を納得させていく必要があった。
支那も国民を日本を憎む人間に育てたら、国民が支那を軍国主義にする
のだと思う。トップの9人が全てを決定する国ではあるが、革命が起こる
時は、起こるのだ。革命が起きたときに、日本にとってさらに悪い国が
生まれる可能性は高い。清国を倒した後に、結局同じような貧富の差が
できてしまうのは、支那人の我がままな心が関係していると思う。
革命が起きて、支那が良い国になっても、もっと悪い国になっても、
どちらにしても日本は大変だ。もしも、今より悪い国が現れたら最悪だ。
クリスチャンや他の宗教家をこっそり殺しておいて、知らん顔をするような
国が、これ以上悪い国になったら最悪だ。
革命が起こるなら、国民に対する反日教育を止めてからにしてほしい。
甘い期待を抱いても仕方がないことだ。
なぜ、日露戦争の終結を助ける仲介をしたルーズベルトが日本嫌いに
なったのか知りたいな。
2006年に、シリアでキリスト教徒のリーダーが暗殺されたり、ロシアの
元スパイがロシアの政府組織に放射線物質を飲まされて暗殺されたり、
恐ろしい出来事が、普通に起こるなんて、人間は本当に汚いもので
できているんだなと思う。人間の心の中には、良いモノも悪いモノも
ごちゃごちゃに入っている箱みたいだ。
人間は上手に自分という箱をコントロールしなければならない。
国家を預かる者は、たくさんの小箱が入った大きな箱をコントロールしなけ
ればならない。欲望のままに、汚いモノをぶちまけていては、世界が混乱に
陥る。人間だって、好きな人に優しくし、嫌いな人を殺していたら、自分もびく
びくして過ごさねばならないし、いつも、誰かの復讐や報復を恐れて、
やられる前にやるしかなくなる。そんな恐怖社会で、商業が発展し、学問が
発展し、芸術がのびのびと花開くハズがない。