なぜ支那で貧困層が激増しているのか。
“ワーキング・プア”は中国のほうが深刻と世界銀行が報告
経済は“成長”している筈なのに、なぜ貧困層が激増しているのか
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世界銀行は中国の成長が、いびつなかたちである実態を貧困層の増大に
もとめている。
2003年統計で2・4%と見積もられた貧困層は
10%に激増した一方で、
富裕層は16%に増えた。
実際に中国から日本にやってくる観光客、ビジネス客をみていても、
日本の中間層所得よりはるかに
贅沢である。
貧富の格差をあらわす“ジニ指数”はロシア、米国に似ていると中国は
ほこらしげに言い、胡錦濤は「社会の安定のため貧富の差を縮める」と
政策の主柱にすえてきた。
(ちなみに中国のジニ指数は0・45)
が、北京在住のおおくの西側エコノミストは「中国では、国家統計そのものが
あやしいうえに、嘘放送を繰り返しているだけ」と半ば投げ遣り。
2003年にはデフレ気味だった消費者物価も、このところインフレに転じて
いる。
「ということは貧困層は、ますます生活が苦しくなっているはず」、「中間層
さえ貯蓄を取り崩してくいつないでいる」(ストレートタイムズ、
11月23日付け)。 だれも実態はわからない。
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(読者の声1)PLA総政治部監修の約1時間30分にわたる大閲兵DVDはお勧めです。
余談ですが政界で流行っている日本核装備論議、米国のフラム記者の主張は現実的ではない。
日本は非核通常軍備の再建の方が重要、そろそろ店頭に出る軍事雑誌『丸』の『陸自新編部隊の矛盾』を参照してください。
とくに三島関係組織の若い方々に勧めて下さい。パソコンやテレビに出てくる軍事マニア型評論家は実情を殆ど知らない。
なお自衛隊で文民統制に忠実で人事上、恵まれて来た最近の現役、退役将官の各位は防衛の実情を国民に話そうとせず、軍事知識の啓発にも消極的です。
したがって国民の国防意識も軍事知識も積年、低下の一途をたどるのみ。「庁」の字が「省」に変わるだけでは防衛体制は改善されない。
(ST生、木更津)
(宮崎正弘のコメント)お知らせ有り難う御座います。『丸』という雑誌ですね。読んだことがありませんので、書店で探します。
「『庁』の字が『省』に変わるだけでは防衛体制は改善されない」。まさしくご指摘の通りです。
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(読者の声2)一昨日(23日)に、第36回福岡「憂国忌」に行って来ました。
宮崎正弘先生との関係から「憂国忌」の事を知り、「日本の息吹」の綴じ込みで今日のことを知り馳せ参じた旨を主催者に伝えました。
さて、行き付けの本屋に出向きました。「三島由紀夫の現場」(の平積み)が高くなったり、低くなったりしていますので、「売れてるな」、「又入荷しているな」等と嬉しくなって確認しています。
田舎でも宮崎先生の名が浸透してきている証し、と思っています。
(TK生、佐賀県)
(宮崎正弘のコメント)ご注目に感謝します。福岡憂国忌は、このメルマガの福岡周辺の読者がかなり参加されている模様です。
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本日!
どなたでもお気軽に御参加いただけます!
村松えり(女優)さんも急遽、ロケ先の鹿児島から駆けつけます!
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三島由紀夫氏没後三十六周年
『憂国忌』
記
とき 本日。11月25日(土曜日) 午後6時半(6時開場)
ところ 池袋東口「豊島公会堂」(別名「みらい座いけぶくろ」へは、JR、メトロ「池袋」駅東口、三越裏。豊島区役所隣り。電話は3984―7601)
会場への地図; http://toshima-mirai.jp/center/a_koukai/
会場分担金 おひとり1000円(学生500円)
参加者には小冊子(12ページ)を差し上げます。
なお、会場は午後六時でないと開場出来ませんので、予めご了解下さい。
開演は午後六時半です。池袋東口から三越前には提灯をもった案内人が立ちます。
< プログラム >
(1800 開場)
1830 開演 開会の辞 篠沢秀夫(学習院大学名誉教授)
記念講演 村松英子「『薔薇と海賊』をめぐって」
共演者も登場 大出俊、伊藤高、若柳汎之丞、村松えり
(休憩)
2000 檄文朗読 日本保守主義研究会の諸兄
2010 (即席シンポ 藤井厳喜、田中英道、富岡幸一郎、福田逸、
井川一久、中村彰彦、山崎行太郎、萩野貞樹、井尻千男、
司会=水島総)。
2045 閉会の辞 松本徹
(出演・発言者は予告なく変更されることがあります)
2050 終演
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(宮崎正弘の三島由紀夫関連三部作)
『三島由紀夫の現場』(並木書房。最新刊発売中!)
『三島由紀夫“以後”』(並木書房、注文すれば入手可能)
『三島由紀夫はいかにして日本回帰したのか』(清流出版、絶版)
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<宮崎正弘の中国・台湾、北朝鮮関係著作>
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊、発売中)
『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店、発売中)
『出身地でわかる中国人』(PHP新書、品薄)
『中国よ、反日ありがとう』(清流出版、注文すれば入手できます)
『中国瓦解』(阪急コミュニケーションズ、同上)
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、同上)
『中国財閥の正体』(扶桑社、品薄)
『瀕死の中国』(阪急コミュニケーションズ)ほか。
『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房)
『拉致』(徳間文庫、旧題『金正日の核弾頭』を改題、文庫化。品薄)。
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成18年(2006年)11月25日(土曜日)
通巻第1628号 臨時増刊号
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◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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