WHOのトップは鳥インフルエンザで活躍した香港出身のチャン
【ジュネーブ=渡辺覚】世界保健機関(WHO)の特別執行理事会(34か国で構成)は8日、5月の李鍾郁事務局長(韓国)死去に伴う後任事務局長選挙の本投票を行い、中国政府が推す香港出身の女性医師・陳馮富珍(マーガレット・チャン)・WHO事務局長補(59)が過半数を獲得、次期事務局長に指名された。
日本が推す尾身茂・WHO西太平洋地域事務局長(57)は及ばなかった。中国人が国連の主要機関トップに就任するのは初めて。
チャン氏は、9日のWHO特別総会で、加盟国の任命を受ける。来年1月就任、任期は5年。
元・香港保健局長のチャン氏は、2003年の新型肺炎(SARS)制圧で功績を上げ、感染症対策の専門家として同年9月にWHO入り。鳥インフルエンザの拡大防止対策で活躍し、アジア・アフリカの理事国を中心に幅広い支持を獲得した。
(2006年11月8日20時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061108id21.htm
http://ameblo.jp/uhauhookwww/entry-10019615870.html
米科学誌に中国で「福建型」と呼ばれる鳥インフルエンザの新型ウイルスが発生したと指摘する論文が掲載され、中国農業省は十日開いた会見で「新型ウイルスは存在しない」と全面否定した。論文は中国を発生源とした鳥インフルエンザの大流行を警告、中国側は疑念打ち消しに躍起だ。
論文は米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載。香港と米国の科学者が執筆し
(1)H5N1型ウイルスが突然変異した
「福建型」を昨年三月に発見
(2)既存ワクチンの効果がなく
中国で五人の感染例がある
(3)すでに東南アジアの家禽(かきん)類に感染し大流行の可能性がある
-というもの。会見で賈幼陵獣医局長は「福建型そのものが存在しない」と述べ、論文のデータも不正確と批判。舒躍竜国家インフルエンザセンター主任は「中国と東南アジアのウイルスは異なる」と中国発生源説を否定した。
(北京・新貝憲弘)
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20061111/mng_____kok_____002.shtml
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http://ameblo.jp/uhauhookwww/entry-10019866715.html
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