昔、北京にはおいしいリンゴは無かった。
2006年11月8日、北京市昌平(チャンピン)区の天池リンゴ園には、赤く色づいたおいしそうなリンゴが枝もたわわに実っている。これらのリンゴには、さまざまな文字の形をした黒いプラスチックのシールが貼られている。この天池リンゴ園は、北京オリンピックをPRするために指定された農園で、現在オリンピックにちなんだ文字入りリンゴが作られているのだ。
「奥」「運」(中国語で「奥運会」はオリンピックを表す)、「迎」「福 」「喜」(歓迎やオリンピックへの期待を意味する)、「2008」など、文字や絵柄を形どったシールを用意し、収穫前のリンゴの日の当たる側に貼り付ける。すると10日ほど後には、赤く色づいたリンゴの表皮にその文字が白く残るというもの。園内は収穫を迎えためでたい文字入りリンゴたちの摘み取り作業で、慌しい空気が漂っている。
農園のオーナーは、見事に実ったリンゴに満足げだ。「日本の皆さんが2008年北京オリンピックを訪れる際には、ぜひこのリンゴをご賞味下さい」とコメントしていた。
(Record China) - 11月9日
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最近の北京のリンゴは日本のリンゴだからね。
北京のリンゴは小さくて青くて硬くて、すっぱくて
繊維質なのだ。インドネシアにも高地ではリンゴが
とれるが、昔の北京のリンゴと見た目と味が似ている。