“平和主義”というのは人をだますものだ。 | 日本のお姉さん

“平和主義”というのは人をだますものだ。

朝鮮労働党元書記「太陽政策は史上最大の欺まん」

 北朝鮮の朝鮮労働党元書記で、韓国で亡命生活を送るファン・ジャンヨプ氏は6日、韓国国会で開かれた「寧民フォーラム」の特別講演で、「“南北関係で最も大事なのは平和だ”と言うのは、金正日(キム・ジョンイル)の奴隷になろうというのと同じことだ。(そういうことを言う人は)欺まん者ばかりだ」と述べた。


 ファン氏は「太陽政策を主張する人々は、平和主義という仮面をかぶっている。最近の南北関係や韓半島(朝鮮半島)情勢を目の当たりにしながら「平和より大事なことはない」と言っているが、これは金正日の奴隷になろうとするものだ」と訴えた。


 そして、「以前は軍事境界線で銃声が聞こえただけでも恐怖におびえていたのに、今は核実験をしても“韓国社会は安泰だ”とのたまう欺まん者たちがいる。こういう発言をする人々は史上最大の欺まん者だと思う。彼らが“民族協調”“民族主義”“統一”などといった仮面をかぶっている」と批判した。


 このような言葉は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領や金大中(キム・デジュン)前大統領がよく口にするものだ。


 その上でファン氏は「本当に平和を守りたいのならば、米国との同盟を強化し、韓国軍を強化して、安全保障体制をより強化し、国家情報院や警察の機能もまた強化しなければならない。“平和主義”というのは人をだますものだ。力と精神を培い、思想的に団結しなければならないのに、侵略者に対してゴマをすり、譲歩し、協調するようになってしまった。このような者どもになぜだまされるのか。本当にずうずうしい」と述べた。


 そして、「今の状況から考えると、北朝鮮が連邦制(による北朝鮮主導の統一)を宣言する日もそう遠くないと思う。今のこうした間違った状況は正さなければならない」と訴えた。


権大烈(クォン・デヨル)記者


朝鮮日報/朝鮮日報JNS


2006年11月07日

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2683210/detail?rd