イラクの元大統領に死刑判決が言い渡された。
独裁者が自分に逆らう人々を殺すのは世界の常識。
だから独裁者と呼ばれるんだ。
人道に対する罪で独裁者を死刑にできるなら、
チャイナのトップの9人だって死刑にできる。
宗教家たちを組織的に殺した罪だ。
人道に対する罪でいくらでも死刑にできる。
ただフセインはアメリカに負けたので、
殺されるのだ。ただ、それだけ、、、。
東京裁判みたいなもんだ。
そんなことを考えるわたしの気持ちと同じ事をうまく書いて
おられる方がいたので、紹介します。
↓
http://godslounge.seesaa.net/article/26837715.html#more
P・S・
フセインにもアメリカは最初亡命するように勧めたらしが、
フセインは断ったらしい。フセインを受け入れる国がフセインの
嫌いな国だったのかも。亡命するより戦って死ぬ方を選んだのかな。
クルド人を毒ガスで殺したり、フセインの息子がアスリートたちを
拷問にかけて身体障害者にしたりかなりむちゃくちゃをしていたので
フセインが死ぬと喜ぶ人も多いだろうが、フセインが属するスンニ派は
反対派のシーア派よりもリベラルだし、女性が家族に恥をかかせたら、
家族は女性を殺すべきだという「名誉の死」を禁止したのはフセインだ。
今後、イラクでシーア派の勢力が広まると、イラクもイランのような
国になるのかもしれない。アラブの国では、独裁者が消えると
民主主義の国にならず、イスラムが政治をつかさどる国になる。
イラクもシーア派の支配する国になるのがオチだ。
民主主義とは何か、アラブの人自体がよく分かっていないのだと思う。
イラクは今、イスラム過激派の巣窟になろうとしている。
どうやってアメリカは、イラクとアフガニスタンをアルカイダなどのイスラム
過激派のいない民主的な国に改造できるのだろう。アメリカがイスラムとの
ごたごたで衰退していくのは目に見えている。日本はどうする?
アメリカを助けて日本を守らせるようにしつつ、日本も独自で武装していく
しかないのではないか。
イラクは、大量破壊兵器があるから攻められたのではなく、
石油をドル建て以外で売ろうとしたからアメリカに攻められたのだと言う人も
いる。またフセインはイスラエルをミサイルで攻撃した過去があるので
今後も同じ事をするかもしれないからとか、パレスチナ人の自爆テロを
した家族に年金をプレゼントして自爆テロの家族を手厚く保護して
いたから危険人物と思われたからとか、イラクは石油があるからその利権が
欲しかったからとか、(アラブ人はみなそう言う。)
彼がアメリカに狙われた理由がいろいろ考えられているが、一番の理由は
ドル建てのシステムが崩れそうだったからだと思う。
北朝鮮は今までも核を密かに開発していると言われていたし、日本人を拉致
したり、麻薬密売や偽タバコ密輸など、国家ぐるみの犯罪を犯している事実は
知れわたっている。イランにミサイルを売ったり、ミサイルを飛ばしたり、
限りなく核を持っていそうな国だったのに、イラクのように攻撃されなかった
のは、石油が無いからだと言われてきた。とにかく北朝鮮は野放しに
されてきた。しかしいまや北朝鮮は核実験を公然と行う国になった。
北朝鮮はアメリカに金融制裁を解いてもらいたくて、核実験でお得意の
瀬戸際外交を始めた。アメリカはなぜ北朝鮮に金融制裁を加えたのか?
北朝鮮が偽ドルを作り出したからだ。
アメリカはドルを守るためなら
すばやく動くのだ。