フセインがかわいそうになるのはなぜ?
フセイン裁判、5日にも一審判決…死刑が確実視
【カイロ=柳沢亨之】イラク中部ドゥジャイル村で1982年、イスラム教
シーア派住民ら148人を殺害し、人道に対する罪に問われている同国
元大統領サダム・フセイン(69)ら被告8人に対する判決公判が5日、
バグダッドの高等法廷で開かれる見通しだ。
イラクでは求刑通りの死刑判決が確実視されている。
国軍などは4日、親フセイン武装勢力などのテロに備え、兵員を
総動員し、全土で厳戒態勢に入った。
死刑を求刑されているのはフセイン、異父弟で元情報機関トップの
バルザン、元副大統領ラマダンの3被告。フセインに死刑判決が
下されれば、元国家元首が人道に対する罪
で死刑判決を受ける史上初のケース
となる。
(読売新聞) - 11月4日