あなたの子供は狙われている!
大人には、幼児に異常に興味を持つタイプがいる。幼児愛好者の中には
自分の好みの幼児を見つけたら、実際に行動を起こす者もいる。
彼らは、他人の子供を自分の欲望のはけ口にする犯罪者だ。彼らは一度
犯罪を犯すとそれがクセになり、警察に捕まったとしても何度も同じ犯罪を
繰り返す率が高い。
自分の子供が妙に色気のある可愛いタイプだった場合、決して犯罪者の
餌食にならないよう、常日頃から親が子供に教えておかねばならないことが
ある。大人の中には、悪い人がいるということである。
●子供が変質者に狙われる時間帯は2時から4時。
下校時間である。悪い大人は好みのタイプの子供を見つけたら、帰宅の
時間と家までの道順をチェックしている。
道を聞くフリをしたり、「茂みにおじいさんが倒れているから一緒に
助けてほしい。」などといい、路地の奥に連れて行って乱暴する。
車で子供をさらって、人気が無い場所に連れて行き犯行におよぶ場合も
ある。
また、家に入っていくのを確認し、住所や名前などから調べた電話番号で
家に電話をして親がいないのを確認し、宅急便やガスの点検に来たなどと
ウソをついて家に入り込み、子供に乱暴する。
自転車や上履き入れに書かれた名前を覚えておき、車で小学校の門に
現れて「○○ちゃん!大変なことが起こったんだよ。お母さんが事故に
あったんだ。直ぐ病院に行こう!」などと言って子供を車に乗せ、そのまま
連れ去って乱暴するなどの事件も起こっている。
●これらの犯罪者に対する自衛策は、大人は子供の助けを求めたり
しないことを教え、知らない人に名前を呼ばれても、直ぐ信じてついて
いかないようにすること。
一人で下校しないこと。家にいるときは、決して他人にドアを開かないこと。
家にかかってきた電話にはでないこと。子供の名前を書いた物を人の目に
さらさないこと。何が起こっても先ず、親に確認の電話を入れること。
人気の無い道や、高い壁が続く道は通らず、安全な道を通ること。
歩道にサクが付いていたらサクの内側を通り、力ずくで車に連れ込まれ
ないようにすること。
防犯ベルは直ぐ使える場所につけること。
普段から大声を出して助けを求めることができるよう、訓練をすること。
何かあった場合、駆け込める家を決めておくこと。
知らない人に連れていかれそうになったら、チャンスがあれば勇気を
出して逃げること。(子供に居場所が分かる携帯電話を持たせるという手も
あるが、事件が起きてからの対処よりも、予防が大事。)
親が小学校の送り迎えをすること。
●事件が起きても、子供は恥ずかしさとショックのあまり、親にも言わずに
黙っている場合が多い。
子供の様子がおかしくなったら、直ぐに原因を突き止めて警察に報告する
こと。事件の報告を全員がすることによって、今後起こりうる事件を未然に
防ぐ事ができるし、犯人逮捕が早くなる。
元刑事の証言では、犯罪者を一人捕まえたところ、自宅に大勢の子供の
犠牲者の写真が見つかったことがあった。大勢の子供が、親に事件が
起こった事を隠していたということだ。
変な時間にシャワーを浴びる。
ぼうっとして食欲がなくなる。
特定の場所に行くのを異常に嫌がる。
急に甘えん坊になって、親と一緒に寝たがる。
暗い顔をしてお腹が痛いなどと言って学校を休もうとする。
このような症状が現れたら、何か起こったと思って、子供に優しく
問いただそう。子供は自分がいけなかったから、こんな事が自分に
起こったのだと考えている場合があるので、決して親は
子供に怒っていないのだと分からせるように、話をさせよう。
悪いのは変質者なのだ。
以上、 2006年11月2日木曜日 「おはよう朝日です。」
「 このご時世 わが子を守る危機意識 」より、勝手にまとめました。