反日マンガ論日本を読んで気になったこと。 | 日本のお姉さん

反日マンガ論日本を読んで気になったこと。

反日マンガ論日本は、低級な本だ。日本人なら誰でも分かるウソが、


いっぱいのヘタクソ紙芝居だが、一部に真実を含んでいる。


日本人は、働き過ぎで生きる目的を失っているというような一枚の


紙芝居には、あんまり当たっているので、思わずムカッときた。


「お前らだってそうだろ!働き過ぎで過労死してるじゃん!」


と、心の中で叫んだ。そのページだけはなかなか良かった。


会社にご奉仕するあまり、人間らしさを忘れている部分があるのは確か


だ。わたしだって、会社が忙しいと、休日出勤しているのだ。


目の下はクマ。目の奥が痛くて、肩が板のように固くなって触ると冷たい。


働き過ぎの時もある。まあ、ヒマすぎて困るときも多々あるので、


平均すると、大したことはないのだが、支那人なら休日出勤はしないはず!


定時にさっさと家に帰るだろうし、仕事で会社の予算を超えた場合に、


良い仕事をするために自費で何かを購入したり、家に仕事を持って帰って


続きをしたりなんか、絶対しないはず。サービス残業なんて言葉は日本


だけの言葉だろう。


だから、日本人のいけない部分を突かれたような気がした。


しかし、桃太郎らしき子供が巨人の住む島に行って、日本刀で巨人の


眉間をたたき割っているマンガを描いて、「日本人が誰でも知っている


歴史太郎は、巨人の宝物を村人に持ち帰りました。村人は大喜び


しました。」なんて書くような本がまとも本であるワケがない。


そんな童話は、どこにもない。桃太郎は、桃から生まれた赤ん坊だ。


川に洗濯にいったお婆さんが流れてきた桃を家に持ち帰って


割ってみたら出てきたというおとぎ話だ。本当は桃を拾って食べたら


若返って、お爺さんとの子供ができましたというちょっぴり大人のお話で、


犬、猿、キジに吉備団子を与えて子分にして、悪い鬼が住む、


鬼ヶ島に鬼を征伐に行ったという話しだ。しかも、鬼達がごめんなさい


もう悪さはしませんと言って、宝物をくれたのであって、ぶんどったの


ではない。


それを、ただの剣道が上手い生意気な普通の子供が穏やかに


過ごしている巨人を殺して宝を奪ったと、だから日本人は


宝を奪うために支那に攻めてきたんだと、日本に悪い印象を与える


作り話を真っ先に入れている。


案の定、読み進めていくと、日本は満州からありったけの財産を奪った


とか、今も狙っているとかこれからも奪う気だとか、被害妄想の


オンパレードだ。日本をしらない支那の民衆には、受けるマンガだろう。


読むだけでどんどん興奮して日本に対する怒りが充満し、読み終わった


頃には、民族主義に燃える憤慨する青年のできあがりだ。


そういう意味では、本当に毒本だ。日本を知らない支那人が洗脳されて


日本を30%嫌いだった支那人が100%嫌いになるように導くための本だ。


日本人は、「何、書いているんだよ。ウソばっかりじゃん。」で終わるが、


支那人は、こういう話しは全部信じるのだ。


無知で愚かな支那人を洗脳するための役割を果たすためには、最高に


役立つ本だと思う。日本に行ったことがある支那人なら、


「ちょっと、違うかも。」と、思ってくれるかもしれない。


日本人は、小学生に「このりんごをみてごらん。おいしそうだろう?


欲しいかい?北京に行けば大きくておいしいりんごが手に入るんだよ。」と


教えているそうだ。そんな馬鹿な~。


北京のりんごは黄緑色で繊維質で、固くてガシガシしていて、すっぱくて


小さくて姫りんごが大きくなっただけのような味だ。(わたしは、好きだけど。)


日本のりんごは大きくて赤くて柔らかで、甘くてジューシーで、繊細な


味がする。なんてったって日本のりんごは最高においしい。


りんごひとつをとっても、日本のモノはおいしいのだ。


おいしくなければ、わざわざ支那人が苗木を買って、支那に植えない


だろう。支那人は、資源の少ない日本人が支那からいい物を全部持って


いくと言うが、いい物を作っているのは日本なのだ。


満州は、何もない土地だった。清国は、満州をロシアに乗っ取られ、墓


参りさえも、ロシアの許可証をわざわざ取って、行っていたのだ。


そういう土地だったが、日本がロシアとの戦争に勝った結果、当時の


世界によれば「正当な理由で利権を獲得」して、満州を繁栄させたのだ。


日本が繁栄させて、出来た商品や農作物を日本に運べば、略奪と言う。


もともと清国の土地でも無かった場所を、日本が開拓したり、清国の


土地に勝手に入り込んだ支那人から土地を購入したら、侵略と言う。


侵略かもしれないが、当時は、当たり前のことだったのだから、侵略


しているという意識は日本は持っていなかったのだと思う。


外国を植民地にするのはいけないという考えは、日本が戦争に負けた後


にできた考えだ。また日本は満州を植民地にはしておらず、日本のように


養い育てたのだ。そこが、西洋とは違うところだ。満州を守らねば、朝鮮


半島の平和もロシアに乱されて、また日露戦争が起きるし、日本すらも


危なくなる。とにかく日本がしっかり繁栄していないとちょっとでも弱く


なれば西洋に植民地にされる時代だったのだ。そういう時代の空気を


読めよと言いたい。日本だけがなぜ延々と2006年の今でも責められ


るのだ。あんまりイジメられると日本人も逆に腹が立ってくる。


西洋の国は、清国を半分脅して土地を借りていた。ようするに、租界を


作っていた。日本は清国の土地にいたのに、支那人は日本が支那の


土地を侵略したと言った。


そこから、話しがずれてきている。また西洋のことは、何も言わないのに


日本が満州で麻薬を売ったと言う。麻薬を売ったのはイギリスで、


麻薬を運んだのはアメリカの運送会社だ。日本ではない。


反日マンガでは、全ての悪は日本だと書かれている。


多くの支那人がそれを信じて、さらに日本を憎むようになるのだとしたら


恐ろしいことである。


桃太郎やりんごの話しはさておき、気になるのは、支那人が日本の


天皇を戦争の責任を免れた人間だと思っていて、A級戦犯は天皇に


責めを負わせないために死んだので、天皇の処罰はうやむやになったが、


天皇はまだ処罰を受けていないから受けるべきだという考えを持っている


ということだ。


日本の天皇は議会の決定に対して、何の決定権も持っておらず、議会の


決定を国民に知らせる役目しか持っていなかったのだが、そんな事実は


どうでもよく、とにかく天皇に罰を与えたいという気持ちを持っていると


いうことだ。支那人が異常に天皇のことに興味があるのは、処罰が


まだ済んでいないと考えているからだ。


この分では、今後、日本が支那に支配されるようなことがあれば、日本の


天皇家は、支那の復讐を受けて、根絶やしにされるだろう。


つまり、良くて平民に落とされ、悪くてさらしものにされたあとで処罰され


るだろう。それぐらい平気でする民族だ。仇の死体を掘り起こし、死体に


ムチ打つ国民なのだ。


もうひとつ気になるのが、支那は悪いのは、世界征服を狙う日本で、


支那はこの悪い日本をアメリカやロシアやヨーロッパと組んでやっつけ


なければ、支那には平和が来ないという考えに誘導している部分だ。


いかにも支那が日本にイジメられている哀れな民族であるかのように


宣伝し、資源の無い日本に搾取され、資源を持ち逃げされているマンガを


くりかえし、くりかえし見せることによって、歴史太郎の悪いイメージを


支那人にすり込んでいるところが恐ろしいと思った。


歴史太郎は、この紙芝居本の著者の創作だが、創作だということを


いったい誰が知っているだろうか。ひとりもいないのではないか?


日本人だって、ドラゴンボールの主人公のような姿の歴史太郎なんか、


誰のことなのか知らない。想像で桃太郎のことなのかな?と推測してみる


だけなのだ。こういうウソばかり100ほど詰め込まれた紙芝居本でも、


本になれば事実となって一人歩きし出すので恐いのだ。


この本を読めば、もう日本は支那とは、決して友好関係を結ぶことは


できなのだなと、そういう風に持って行かれてしまったな。


もう終わりだな、、、と感じる。支那が巨大な軍事大国になることは、


100%間違いのないことだ。そして、支那に対して備えをしない日本が、


支那を中心とした大東亜圏に巻き込まれ、支那の属国になっていくことは、


避けられない未来なのかもしれないと思うとぞっとする。


避けられるかどうかは、今、どうするかで決まるのだと思う。


まだ、支那が日本に戦争を仕掛けたら負けるかもしれないと思っている


時に、日本がちゃんと普通の国らしく、軍隊を持って、国防をしっかり行うと


決意しない限り、日本の未来は限りなく支那の属国である。


戦争で消える国でなくとも、地震や地球温暖化のために消える国なのかも


しれない。生き残るためには、今、アメリカにしているように、いずれ支那に


へつらう国になるのかもしれない。もう半分以上そうなっていたのだから、


これからもそうなる可能性は高い。


2004年の支那の国民のヤジや2005年のデモのおかげで、日本は目が


醒めた。それだけのことだ。何も変わっていやしないのだ。


日本の大使館は、壊されたきり、一円も弁償してもらっていない。


弁償したというニュースは無い。そういう民族なのだ。そのことを世界に


知らせて支那の品性の無さを宣伝して、日本は同情を買うべきなのに、


そういう事も何も言わない。同情を買うべき時に、何もしないから昔、


アメリカとの戦争に導かれたのではなかったのか?


まったく日本人は、さっぱりとした上品な国民である。


支那の情報戦にやられっぱなしにされていると、また袋小路に追いやら


れて、戦争に持って行かれるのではないか?


反日マンガ論日本は、ウソ満載の馬鹿げた紙芝居本だが、支那の民衆を


さらに憤慨させてイライラさせることができる本だと思う。


それができればこの紙芝居本の目的は十分達成されたと言える。


わたしは、日本人は働き過ぎで、「このような生き方がはたして幸せ


なのか?考えさせられるところだ。」という部分で頭に血がのぼった。


日本のおばさんをひとり、怒らせることに成功したのは事実だ。