クロマグロとりすぎ
地中海・東大西洋のクロマグロとりすぎ!…保存国際委
【ロンドン=中村宏之】大西洋のマグロ資源の保護管理を行う国際組織、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT=本部マドリード)は14日までに報告書を発表し、高級漁として知られるクロマグロの地中海・東大西洋での漁獲量が、ICCATの設定した漁獲可能量を大幅に上回っているとして、関係国に漁獲量の削減を求めた。
報告書によると、ICCATが設定した2003~06年の地中海・東大西洋のクロマグロの漁獲可能量は年間3万2000トン。これに対し、ICCATが推定した最近数年間の実際の漁獲量は、地中海だけで約4万3000トン、東大西洋をあわせると約5万トンに達したという。
各国の報告に基づく同海域のクロマグロ漁獲量は04年で約3万2500トンとされていたが、報告書によれば、加盟国の過小申告などにより、実際よりも少ない数字になっているという。
【ロンドン=中村宏之】大西洋のマグロ資源の保護管理を行う国際組織、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT=本部マドリード)は14日までに報告書を発表し、高級漁として知られるクロマグロの地中海・東大西洋での漁獲量が、ICCATの設定した漁獲可能量を大幅に上回っているとして、関係国に漁獲量の削減を求めた。
報告書によると、ICCATが設定した2003~06年の地中海・東大西洋のクロマグロの漁獲可能量は年間3万2000トン。これに対し、ICCATが推定した最近数年間の実際の漁獲量は、地中海だけで約4万3000トン、東大西洋をあわせると約5万トンに達したという。
各国の報告に基づく同海域のクロマグロ漁獲量は04年で約3万2500トンとされていたが、報告書によれば、加盟国の過小申告などにより、実際よりも少ない数字になっているという。
(読売新聞) - 10月14日