トルコ人にとっては日本は天国 | 日本のお姉さん

トルコ人にとっては日本は天国

トルコ人の友達ができた女友達の話を昨日聞いたのだが、トルコ人男性


にとっては、日本は天国なのだそうだ。まず、トルコ人の女性は髪を他人


に見せないようにしている。髪を見るとトルコ人は欲情するらしい。


それでトルコでは女性は男性が欲情しないように、お出かけの時は


かならずスカーフをかぶる。


また暑いのに手足を隠す服を着る。お出かけの時はかならず家族の


男性と出かける。外に出るときは、体を隠す服を着ているが、家では、


腕を出すような普通のTシャツを着ているそうだ。また女性たちは、近所


の奥様連中とお茶を飲みながら、よく談話して楽しんでいる。


友達が奥様を連れて歩いている時に出会っても、奥様に決して話し


かけない。奥様を見もしない。友達の奥様に恋していると思われて、


殺されるといけないからだそうだ。また最近、一夫一婦制になったが、


以前は金持ちは4人まで結婚してよかったのだそうだ。しかしそうなると


貧乏な男性は誰とも結婚できず、金持ちは結婚できるので、不公平が


生じるからだそうだ。


また、女性は市場に買い物に行けない。市場に行って野菜や肉を買う


のも男性だ。ショッピングに出かけると、男性は女性に靴を買ってあげ


たり、服を買ってあげたり、いろいろ必要な物を買い与えなければなら


ないので出費がかさむ。靴を買ってあげるというと、2足も3足も選んで


夫に買わせるそうだ。日本女性に靴を買ってあげると言うと、いつも


一足しか選ばないので、「日本女性は、なんて素晴らしいんだ!」と


感激してしまうとか。


4人も妻を持つと、経済的に大変なのだそうだ。女性は結婚すると、直ぐに


子供を産まなければならない。家畜みたいなもののようだ。


また、ひとりに車を買い与えると4人に平等に同じ車を買い与えなければ


ならないことになっている。また5人目と結婚したいので、4人の内のひとり


と離婚する人もいる。


トルコ語の文法は日本語と同じ。


料理はイタリアンをちょっとエスニックにした味で日本人の口にも合う。


たくさんのおもしろい観光地があり、クルド族の住む土地以外は安全だ。


都会の人間とクルド族は、まったく人種が違うそうだ。


トルコ人は日本人が大好きで、日本人は常にトルコでは優しくしてもら


える。トルコ料理のおいしさに夢中になった女友達は、ただ今トルコ語を


勉強中。いずれ料理留学に行きたいそうだ。トルコ人にとっては日本は


女性が髪を出して歩いているので天国なのだそうだ。


またベリーダンスをする女性は、トルコでは社会的には低い身分で


売春婦を見る目で見られている。日本女性がベリーダンスを喜んで


習っている様子は、奇妙に映るらしい。いろんな国があるものだ。


髪を見ても欲情するなんて不思議だし、靴を買ってあげると言われたら


2足も3足も要求するのも不思議。お出かけも自由にできないのに、靴が


必要なのだろうか。たまに買ってもらうから、チャンスを掴んでいくつも


買わせるのだろうか。女友達の話を聞いていたほかの女の子が、


「その方が女性は楽かもね。だって、一週間に何回かしかご飯を食べに


来ないし、たまに来たら相手をしてあげたらいいんでしょう?」


などと言う。友達が「じゃ、何人目の奥さんがいい?」と聞くと、「3人目


ぐらいでいい。」などと言う。しかし、テレビで観た一夫多妻の家の女性


たちはみんな不満そうに見えた。嫉妬の感情は絶対あると思う。


奥さんが4人もいたら、男性にとって一番のお気に入りは、若くて一番


新しい奥さまということになるだろうし、女性も嫉妬深くなるから幸せ感


は薄いと思う。


日本の歴代の有名な政治家も2号さんとかめかけがいたそうだが、


昔はそれが当たり前の世の中だったからだろう。


知っているおじさんで、正妻の子供ではなかった人がいるけど、今でも


ちょっといじけている。子供の時の話を聞くと、ちょっとかわいそうになる。


自分の父親は死んだと聞かされて育っていたので、母親の友達だと


思って、正妻の家に行って、そこの家の子供と遊んでいたそうだが、


決してご飯は食べさせてくれなかったそうだ。「あなたは嫌いじゃない


けど、あなたを育てるわけにはいかないのよ。」と謎の言葉をかけられ、


何の事なのか分からずに傷ついていた中学生時代の話は同情を誘う。


おばさんは自分の感情を中学生にぶつけてはいけない。


高校生になって、母親の知り合いでいつも優しくしてくれたおじさんが、


自分の父親だと知った時は、ショックで自殺も考えたそうだ。


最初から4人奥さんがいて、子供がうじゃうじゃいたら、子供同士は、


最初からあっけらかんと仲良くできるものなのかもしれない。


そんなにいじけることもなく育つのだろう。


アラブ人の友達に医者の子供がいるが、父親には10人の奥さんがいて、


兄弟は50人以上いる。あまり多くて名前も覚えられないそうだ。


その友達のお母さんは離婚させられて、苦労したそうだ。離婚すると


頼りになるのは兄弟しかいない。


アラブの国にはどこの家にも、そんなワケ有りの女性と連れ子が


住んでいて、女性は家族の残り物を食べている。


そんな国から見ると、今の日本はトルコ人にとっても、日本の女性に


とっても、天国のような国なのかもしれない。