アザデガン油田の国際石油開発の権益は2004年の合意における75%から10%へ。 | 日本のお姉さん

アザデガン油田の国際石油開発の権益は2004年の合意における75%から10%へ。

日本の権益、10%に削減=アザデガン油田で合意-イラン当局者
 【カイロ5日時事】イラン国営石油会社のノザリ社長は5日、同国国営通信に対し、アザデガン油田の開発をめぐる日本の国際石油開発との交渉で、予備的な合意として、国際石油開発の権益は2004年の合意における75%から10%まで削減されたと語った。
 イラン石油省関連のウェブサイトはこれより先、イラン国営石油会社と国際石油開発の同油田開発をめぐる交渉で、日本側は最大15%の権益確保を目指しているとしていた。

(時事通信) - 10月6日

 


イランのアザデガン油田開発問題で、国際石油開発(INPEX)とイラン国営石油公社は6日、日本側の権益(開発後の原油の取り分)の割合を大幅に引き下げることで大筋合意した。

 関係者によると、INPEXは現在持っている75%の権益のうち55%超をイラン国営石油公社に譲渡し、日本の権益を10%台まで引き下げる方向だ。

 日本は原油輸入の道筋を残すが、同油田開発の主導権はイラン側に移る。中東最大級の埋蔵量が見込まれる同油田での権益縮小で、日本のエネルギー戦略は見直しを迫られる。

 イラン国営石油公社のノーザリ総裁は5日、国営通信に対し、同公社とINPEXが続けてきた交渉でINPEXの権益は大幅に減り、10%になる、との見通しを示した。INPEXが手放す権益の大半は、イラン国内や外国の企業に与える可能性があるとしている。

(読売新聞) - 10月6日