こんどドタキャンされたら、しばらく国交断絶してもいいと思う。(政治はね。) | 日本のお姉さん

こんどドタキャンされたら、しばらく国交断絶してもいいと思う。(政治はね。)

安倍新首相、10月8日訪中へ
  日中関係の打開が、訪米参勤交代よりはやく
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 四十日ほど前のことである。安倍氏が次期総理確実の政治日程が鮮明になったおりに、或る雑誌の鼎談会で、小生は
 「恒例の参勤交代でワシントン詣でよりも先に安倍さんは北京へいくのではないか。そのために八月十五日の靖国参拝を見送って、チャンスの造成をしているのではないのか」と発言した。

 安倍訪中は10月8日、胡錦濤が会いたい、という。
となれば、まさかのドタキャンはないだろう。
 日中首脳会議は、北京のほうが、日本のそれよりは強く希望している動機があるからであり、日本側もワシントンと充分な調整をしている筈である。

 なお、訪中前後に安倍首相は韓国も訪問し、ノムヒョン大統領との会談に臨む。官邸主導の外交が展開されることになり、これからの日本の外交的原則は、その時点で鮮明化する。
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(お知らせ)明日夜の「桜チャンネル」の「報道ワイド」(水島総キャスター)に宮崎正弘が生出演します。
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資料として《第5回9・29反中共デー東京大会の決議》をお知らせします。
「決議  本年は、暗黒の復讐劇である東京裁判開廷60年という無念な年である。大東亜戦争の敗北の結果、我が国の2666年という輝かしい歴史が否定されている。
満洲民族でありながら中華文明に毒された清王朝の専制。鬼畜米英の走狗である蒋介石ひきいる国民党による悪政。赤い悪魔である毛沢東ひきいる共産党による圧政。
清国も、中華民国も、中華人民共和国も、中華思想による侵略国家である。
暴戻支那と戦うことは、アジアの盟主たる我が国の使命であった。
 しかし東京裁判史観の毒によって、我が国が支那を侵略したという虚妄が、我が国の近
代を断罪している。
 昭和47年9月29日、我が国は中共との国交を樹立した。
30年以上の年月が過ぎたが、両国の関係が正常かつ友好的であった事はない。
靖国神社に対する冒涜、歴史教科書への介入、尖閣諸島への侵犯、東シナ海における海底資源の盗掘、我が国の領土である沖ノ鳥島の存在の否定、支那各地における反日侮日暴動…など我が国に対する中共による主権侵害や内政干渉が繰り返されている。
 さらに中共は、我が国からのODAや円借款など多額の経済援助によって、軍備を増強し、我が国をはじめ周辺諸国に軍事的脅威を与えている。核兵器を保有し、有人ロケットを飛ばす国に経済援助は必要ない。「反日」「共産」「中華」の3悪国家である中共は、我が国にとって明確かつ危険な敵国である。
我が国は、中共による侵略という重大な危機に直面している。
 我々は草莽の有志として、この祖国の危機を坐視する事は断じて出来ない。
9月29日は「日中国交正常化」を祝う日ではない。中共との国交断絶を願い、闘いを誓う日である。
 9・29反中共デーの旗の下、「打倒中国共産党」「日中国交断絶」「中華覇権主義排
撃」「まもれ!尖閣諸島」を目指して、起ち上がった。
 我々は、日本国政府の代表である内閣総理大臣に対して、次の事項を要求する。
1、中華人民共和国との国交を断絶する事
1、前項の実現まで、我が国の主権と安全を守る為、次の12点を速やかに実行する事
!)靖国神社に正々堂々と正式かつ公式に参拝する事
!)国立戦歿者追悼施設の建設計画の中止を国の内外に宣言する事
!)尖閣諸島の防衛に全力を尽くす事
!)沖ノ鳥島の防衛に全力を尽くす事
!)東シナ海において盗掘されている海底資源の防衛に全力を尽くす事
!)教科書検定における「近隣諸国条項」を撤廃する事
!)中共へのODAや円借款など全ての経済援助を中止する事
!)所謂チャイナ・スクールをはじめとする売国的外交官を追放する事
!)中華人民共和国の国民に対する査証の免除を取りやめ不良「中国」人を追放する事
!)北京オリンピックをボイコットするよう日本オリンピック委員会に指導する事
!)南京をはじめ各地に建設されている抗日記念館の歴史歪曲を是正させる事
!)中共による侵略、弾圧、虐殺、脅威に苦しむアジア諸民族との連帯を表明する事
我々は、正義武断の名において、勝利の日まで闘う事を宣言し、ここに決議する。
9・29反中共デー東京大会共闘委員会事務局(三澤浩一)


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(読者の声2)『中国から日本企業は撤退せよ』を拝読、とくに「中国企業も中国から逃げ出している」とのキャッチコピーがすばらしいですね。
現在、日本企業バッシングが再燃していますし、タイミングもいいですね。
一昨日、某大手メーカーの中国代表と食事をしたら、「日本企業が叩かれるのは、賄賂が足りないからだ。ウチは賄賂=保険と思って奮発しているので、絶対に叩かれない」と自信を持っていました。
同じ日本人の中国関係者でも、ビジネスを実際にやっている人の話が一番面白いと、最近感じています。
   (DK生、音羽)


(宮崎正弘のコメント)「賄賂が保険」ですか。なるほど。


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(読者の声3)先週の末までアモイに行っておりました。
午後、南普陀寺の山頂を極め、砲台に歩を進め海岸沿いの道をぶらぶら。翌朝はコロンス島に渡って異国の趣きある街中に歩を散じてまいりました。
さて貴著の配本ですが、シナ政治家・軍人らの権力闘争の力論に先駈けさせ、響き合わせようと、タイミングを巧みに計られたものと思います。
いつもながら有り難く存じます。
移動の車中で貴力論を頭に取り込み夜の会食で同席した上海人や台湾人に陳良宇、陳希同、周正毅、頼昌星、遠華事件、遅浩田、劉亞洲・・・とかずかずの汚吏賄漢の名前や事件をすいすらと挙げると、相手側は目を丸くして驚いていました(快笑)。
某商社が浦東の土地の払い下げを受けた時の上海のトップは堅物と評判の徐某だった由で貴論にその名前が見えないのは幸いですか(笑)。
「みんなで渡れば怖くない!」、「バスに乗り遅れるな!」と先を競ってこんな国に進出しようとする企業の幹部役員は株主から代表訴訟で訴えられる覚悟でやるべきでしょう。
貴著『日本企業は中国から撤退せよ!』が出た以上中国で損失を蒙った場合はもちろん進出の決定・方針を出した段階でリスクの予見可能性を株主から厳しく問われることになるでしょう。
某化学メーカー社長は「企業は踏むべきリスクと決して踏むべきではないリスクがあり、中国リスクはその後者である!」と喝破して同業他社の中国進出を尻目に中国以外の東南アジアに工場を建てました。
どの国が進出先によいかの処方箋は『日本企業は中国から撤退せよ!』の最終章に国別に論じられています。これだけ説かれても今の中国へ進出しようというのが町工場や食品のような軽工業なら「どうぞご勝手に」ですね。
しかし鉄鋼・自動車・重機・高度産機・先端技術企業は許されません。
日本の国益を毀損させるからです。日本一、世界有数の三河の車屋や鉄屋は直ちに中国から去るべきです。その警告がとうとう本のタイトルとなったのですから。
        (HN生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)そうですか、アモイの役人やら、ビジネスマンが口をあんぐりとした光景が目に浮かぶようです。
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(読者の声4)宮崎さんの新刊をめぐっての記事がたくさんあります。
「本にまつわる話:中国人を黙らせる50の方法」と言うコーナーに、「現代の中国のことを語らせたら、この方の右に出る方はいませんね」とあります。
 中国人を黙らせる50の方法 http://kat.cc/a00c
 「単に聞いただけの情報を繰るだけでなく、北京語を自在に操り、一人であちこち、中国を取材して語る内容は、とても説得力があります。
 常識のうそといえそうな、例えば、こんな話題も一刀両断です。
 ・中国は日本なしでも生きていけるが、日本は中国なしでは生きていけない。
 ・靖国参拝をやめれば、日中の経済関係は良好に戻る。
 ・無尽蔵な労働力があるから、まだまだ進出の余地あり。
 ・米国がインドより中国を大事と考えている。
 ・毒ガス、化学兵器を放置した日本に、後始末の責任がある。
 ・日本の儒教、仏教、道徳はすべて中国が源泉。
  日本文明はシナ文明の亜流に過ぎない等々はみんな嘘だ。etc.
 「中国の尻馬に乗ってばかりいるマスコミはともかく、中国に進出している日本企業も、
本当に中国は大丈夫なのか、考える資料として有用だと思います。
 「三国志、水滸伝、近くは封神演技などを読むと、ここかしこに、大陸に住む漢民族とはどういうものか、日本人との違いを感じます。
 口調も軽く、しかし中身は充実していて、読みやすいです。気軽に、中国を知るには、これが一番です」という記事でした。『週刊新潮』にも先生のコメントがありましたね。ますますのご活躍を祈ります。
  (FF生、小平)


(宮崎正弘のコメント)いろいろとお調べいただき、貴重な情報を有り難う御座いました。
漢族も、三国志時代の漢族と明、宋時代の漢族は「変化」しており、隋唐は鮮卑族、元はモンゴル、清は満族の国家で、漢族はその僕(しもべ)でした。
 複雑な漢族の思考は、こうした不幸な歴史が育んだものでしょうね。

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 宮崎正弘『中国から日本企業は撤退せよ!』
   (阪急コミュニケーションズ刊、定価1680円)
 
 日本製品に難癖をつけ、中国へ進出した日本企業への嫌がらせが続く。一方で技術を盗取し続ける、世界一のマナー破りの国と、日本はいつまで真面目に付き合うつもりか? 
「第一部」では日本のメディアが報道しない中国進出日本企業の惨状や、外資に対して相変らずのでたらめな運用システムを、「第二部」は中国繁栄の幻影にひそむ経済格差の激化、奇病や公害、偽りの宗教容認、「反日」のからくりと、きな臭さを増す北朝鮮情勢に対する中国の真の意図を分析。「第三部」は、今後中国にかわる国々として、ベトナムやラオス、ミャンマーをはじめとした南アジア・中央アジアの国々を展望する待望の書 !!

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<宮崎正弘のロングセラーズ>
『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店刊。定価1680円)
『出身地でわかる中国人』(PHP新書、861円)
『朝鮮半島、台湾海峡のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国よ、“反日”ありがとう』(清流出版、1470円)
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