日本の平和と繁栄のために頑張れ、安倍首相! | 日本のお姉さん

日本の平和と繁栄のために頑張れ、安倍首相!

安倍内閣きょう発足 官房長官に塩崎恭久氏
 自民党の安倍晋三総裁は25日、閣僚人事の焦点である官房長官として経済政策を得意とする塩崎恭久外務副大臣(55)を起用する意向を固めた。官房長官には北朝鮮による日本人拉致事件の担当相も兼務させる方針だ。また、官房副長官(事務)に、中曽根、竹下内閣で内政審議室長を務めた旧大蔵官僚の的場順三氏(72)の起用を決めた。退官後10年以上たつ官僚の起用は極めて異例。安倍氏は26日召集の臨時国会で第90代首相に指名された後、同日中に新内閣を発足させる。

 安倍氏は26日の衆参両院本会議で首相に指名され、戦後生まれとしては初で戦後最年少の首相に就任する。その後、組閣に着手し、同日中に安倍内閣が発足する見通しだ。小泉内閣は午前の臨時閣議で総辞職する。

 塩崎氏は丹羽・古賀派の中堅議員で、若手議員のころから安倍氏と政策勉強会を開いたり、党改革に取り組んできた。安倍氏は同世代の塩崎氏を官房長官に起用することで、首相官邸の若返りを印象づけるねらいがあるとみられる。

 閣僚人事では麻生太郎外相(66)の留任や公明党の冬柴鉄三幹事長(70)の国土交通相への起用なども固まっている。また、内閣府の特命相の担当事項を見直し、経済財政担当のほか(1)規制改革・行革・道州制担当(2)再チャレンジ・金融担当(3)イノベーション・少子化担当-を置くことを決めた。5人体制とする首相補佐官の担当は(1)国家安全保障(2)拉致(3)教育再生(4)経済財政(5)広報-とする。

 事務担当の官房副長官に就任する的場氏は昭和32年に京大卒業後、大蔵省入り。中曽根内閣で内政審議室長となった。平成2年に退官したが、12年7月に安倍氏が官房副長官に就任したころから、勉強会を開くなど政策ブレーンとして安倍氏を支え、政権公約の柱「再チャレンジ構想」づくりも陰で支えた。

 的場氏は6年6月の村山内閣発足の際にも、官房副長官就任が有力視されたが、旧厚生省出身の古川貞二郎氏が就任した。安倍氏は今年1月に発覚した上海総領事館職員の自殺事件への対応などをめぐり、二橋正弘官房副長官に不信感を持っていたとされる。皇室典範改正や男女共同参画法案などを推し進めてきた古川氏につながる官僚人脈を断ち切りたいとの思惑もあるようだ。

                  ◇

 ■自民党新三役に中川秀直氏ら

 自民党は25日、新三役として幹事長に中川秀直政調会長(62)、政調会長に中川昭一農水相(53)、総務会長に丹羽雄哉元厚相(62)を起用する人事を決めた。また、国会対策委員長に二階俊博経済産業相(67)、幹事長代理に石原伸晃元国土交通相(49)が就任する。逢沢一郎前幹事長代理(52)を衆院議院運営委員長に推すことも決まった。

 総裁選での論功行賞の意味合いもあって森派の中川秀直氏や丹羽・古賀派の丹羽氏らが選ばれたほか、安倍氏に近い中川昭一氏や石原氏の登用で安倍カラーを出した
(産経新聞) - 9月26日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000001-san-pol