もしアメリカが没落したら、、、。 | 日本のお姉さん

もしアメリカが没落したら、、、。

日本を襲う二つの大危機と二つの小危機7(アメリカが没落したら?)


今日本を覆っている思想。

右は「外国が日本に理不尽なことをしている」→「だからキライ」という
「感情論」がベース。

左は「日本は悪いことをしたのだから」という「罪悪感」がベース。

右は全ての国を敵に回す。

左は現状維持。

どっちも行き止まりの道。


▼アメリカが志半ばで没落したら?


ここまで、日中戦争を回避する方法と、米中戦争にむけてどう動くかとい
う話をしました。

いずれも、「アメリカが中東支配に成功する」ことが前提条件。

アメリカがイラン攻撃をあきらめるか、イラン戦争に敗北するなどし、中国
民主化に進めない場合。

あるいは、中東は支配できたものの、ロシアが大々的にユーロ・ルーブル
で石油を売り始めた場合。

アメリカは、ドルの下落と共に、おそかれはやかれ没落することになるでしょう。

この時点で、日本から大きな危機が去ります。

つまり、「アメリカが日中戦争を画策する危機」「米中戦争時、中国からミサイ
ルが飛んでくる危機」。

しかし、世界一の消費大国没落による「世界恐慌」を防げるか?という大きな
問題が浮上してくるでしょう。


アメリカが没落すると、アジアは中国の天下になる。

すると中国は、東シナ海とか尖閣諸島周辺の資源を目指し、侵略する可能性
がでてきます。(もちろん台湾は併合される)

日本はアメリカの没落が明らかになった時点で、憲法を改正し侵略にそなえる
必要が出てきますね。


「でも、中華人民共和国は儒教の国。君子の国が他国を侵略するでしょうか?」


実際に侵略してくるかは別問題。

火事が起こってから、「ああ火災保険に入っておけばよかった」ではおそいの
です。

しかし、憲法を改正した後は、軍拡に励みつつ一生懸命中国との融和に努
める。


ジャイアンは、いつも弱いのび太君をいじめます。

日本は今のび太君なので、中国はいうことを聞いてくれません。

しかし、のび太君が空手5段だったら?

ようやくジャイアンと対等に話ができますね。



品格も超大事ですが、国には金と力がなければ、誰も話を聞いてくれません。

日本では数年前、「インディアンやアボリジニは自然と調和して生きていて
すばらしい」ってことで、その手の本が流行りました。

自然と調和して生きるのはすばらしいですが、彼らはイギリスからの移民
に大虐殺され、ほとんど残っていないこともお忘れなく。



チベットは仏の国。

国民は心やさしく、ミミズ一匹も殺せない人たちでした。

毛沢東の中国は、品格のある平和主義の国チベットを平気で蹂躙しました。

当時のチベットの人たちは、信心深く「仏様が私たちを守ってくれるだろう」
と信じていたのです。


日本の状況も、昔のチベットに似ています。

「何を言うのですか?日本は技術力世界一、仏様が日本を守ってくるなん
て信仰を持っている人はいません!」

そう、日本人で「仏様が日本を守ってくれる」とか「日本が苦しくなると神風
が吹く」なんて信じている人はほとんどいないでしょう。

でも他の迷信を信じている人は多いですね。

なんでしょう?



「平和憲法が日本を守ってくれる」という信仰。



これを信仰といわずになんというのでしょう?

論理的根拠は一切ないのですから。


いい悪いは別として、力がなければ、滅ぼされるのが今の地球の掟。

「平和憲法信仰がゆるがない人」に考えるヒントとなる質問をしておきます。


1、アメリカが没落したら、誰が日本を守ってくれるのですか???


もし、「いや中国も北朝鮮も日本を攻める気はないでしょう」という回答だっ
たとします。

その場合、次の質問。


2、「どうして、あなたは中国や北朝鮮が日本を絶対攻めないと確信を持って
いえるのですか?」


もう一つ。


3、戦後60年日本が平和だったのは、平和憲法のおかげでしょうか?それと
も日米安保のおかげでしょうか?


もし「平和憲法のおかげ」というのであれば、その理由を具体的に教えてく
ださい。


もし日米安保のおかげであるのなら、アメリカ没落後はどうするのですか?




ここで、強調しておきたいのは、「憲法改正は一日にしてならず」ということ。

政府は今から世論つくりを進めていく必要がある。

しかし、「中国が将来脅威になる可能性があるから!」とはいえないですね。

新聞は、「日本政府は不必要に中国を刺激して、経済に打撃を与えている!」
とバッシングするでしょう。


しかし、マスコミもバッシングできない理由があります。


そう、北朝鮮のミサイル問題。

マスコミもこの問題について政府を叩けば、「国賊」「北の将軍さまに買収さ
れているか!」といわれ、逆に自分がピンチになる。

ですから、日本政府は、金正日さんを「ダシ」にして憲法改正の機運を盛り上
げていけばいい。

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▼外交と戦争


「外交と戦争の関係について教えてください」とメールがきました。

これは簡単です。

二つの国に問題がある。

話し合いで解決できたら、「外交で解決した」という。

「外」国との「交」渉で問題が解決した。

ところが、話しあっても問題が解決しないことがある。

その場合どうするか?

「じゃあ戦争で決着をつけましょう」となります。


「そんなに単純なんですか?」

これはそうなんです。

(もちろん北方領土みたく延々と交渉がつづくこともありますが。。。)


最近、中国外交部にいった読者さんからメールが届いています。

全文はおたよりコーナーに掲載するとして、一部引用しておきましょう。

↓ここから

「結構上のクラスにあると思われる人に、台湾独立に関しての認識を
質問してみましたところ、

「独立前にあらゆる手段を使って交渉するしかない。」

とのことです。

さらに、失敗した場合の対処方法を聞くと、落ち着き払って



「戦争、ということになるでしょう。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


との答えが返ってきました。

まさか本当に「戦争」という言葉が返ってくるとは思っていなかったので、
とてもショックでした。」

ここまで


ね?

これが「普通」の国。

もちろん、なんでもかんでも、外交(話し合い)でまとまればすばらしい
ですね。

ところが問題は、外交によって決着がつく場合でも、軍事力が強いほうが有
利になる場合が圧倒的に多いということ。

例を挙げましょう。


1、日本と列強の不平等条約

1853年にペリーが日本に来て、日本は開国せざるを得ない状況においこま
れました。

1858年に日米修好通商条約が結ばれ、その後諸列強とも同様の条約が結
ばれます。

皆さんも歴史の時間に学んだように、「関税率を日本は決められない」「日本
で犯罪を起こした外国人を裁けない」等々の不平等条約。

これを改正するまで50年かかっています。

なんで?

日本が欧米列強に対抗する軍事力がなかったからでしょう?


2、日清戦争後の三国干渉

日清戦争で勝利し、日本は遼東半島をゲットしました。

ところがその後、ロシア・ドイツ・フランスが「返しなさいよ、日本」と脅迫して
きます。

それで、日本は返還に同意しました。

これも表面的には「外交」できまったのです。


3、日韓併合

1910年、日本は韓国を併合しました。

日韓併合条約は、もちろん話しあい(外交)で決まったこと。

しかし、韓国に日本を圧倒できる軍事力があったら、この条約に調印し
たでしょうか?

たぶんそんなことないでしょう。


4、対華21か条の要求

第1次大戦がはじまり、欧州の列強はアジアまで手がまわらなくなります。

日本は袁世凱に、対華21か条の要求を出しました。

21もあるので、詳しくは書きませんが、例えば山東省のドイツ権益を日本
がゲットした。

この時日本は、「2日で回答しなさいよ!」と脅迫しました。

見た目は外交ですが、軍事力をバリバリ背景にしています。


5、今の日米関係

今の「日本政府は、日本の国益よりアメリカの国益を重視している」といっ
てもおそらく非難する人はいないでしょう。

例えば、1年間に30兆円(←日本の年間財政赤字額)も投入してドルを買
い支えるとか。

政府が、「ドルが下がると日本の輸出産業が困るでしょう?」なんていっ
ても、誰も信じません。


なんで、日本はいつもアメリカの国益を重視してるの?

「アメリカが没落すると世界恐慌が起こるから」なんて理由もありますよ。

でも、別に日本長期信用銀行を10億円(!!!)で、米リップルウッドに売ら
なくても、世界恐慌は起こりませんよね?

10億円で売られることがわかっていれば、RPEの読者さんでも「私買いま
す!」という人がいたに違いありません。

このようにアメリカがおっかないから、いつも日本はいうことを聞いている。

で、怖さの源泉ってなんですか?

軍事力ですよね?


もういいでしょう。

このように、歴史を見ると、見た目は「外交・話し合い」で決着がついたのに、
実は軍事力の弱い国がイヤイヤ不利な条件に同意した例が数え切れない
ほどあります。

軍事力が強ければ、外交力もそれに比例して高まるという、悲しい厳しい
現実があることを忘れてはならないでしょう。


ですから、アメリカが没落した場合、日本の憲法改正と軍拡は必須。

そして、中国が「東シナ海の○○と尖閣諸島は実は中国領なのよね」など
といってきた場合、対等に交渉できる力をつける必要があるのです。

註)もちろん軍事力といっても、ソ連末期みたく、経済をボロボロにするほ
どの軍拡は意味ないですが。。。


▼その他の危機について


これで、二つの大危機については終わりました。

後、韓国と竹島問題で衝突する可能性、北朝鮮の問題。

韓国は、竹島の実効支配を進めていますが、このままでは北方領土と同じ
状況になるでしょう。

これも憲法を改正して対応する必要がありますね。

今の憲法ではニッチもサッチもいかないこと、読者の皆さんも認識されている
ことでしょう。


北のミサイル問題も同様。

一発撃たれたら反撃しますといいますが、その一発に核が搭載されていた
らどうするの?ってことです。


なんにしても、これからも騒がしい時代がつづきます。

日本が「火の海」にならないよう、最善の道を模索していきましょう。

(おわり)

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今回のメルマガにちょろっとチベットのことが出てきたので思いだ
しました。

いや~、「事実は小説より奇なり」とはこのこと。

この映画は実話が元になっています。

話を簡単に。

オーストリア人登山家ハラーさん(プラピ)は1939年、ヒマラヤを目
指して旅立ちます。

ところが、旅の途中で第2次大戦が勃発。

イギリス軍につかまり、数年間捕虜として過ごすことになります。

その後脱走し、生き残った友人と放浪を続けるハラーさん。

めぐりめぐって、当時完全な鎖国状態にあったチベットにたどりつきま
した。


で、彼はなんと、まだ子供だったダライラマ14世の家庭教師になっち
ゃうのですよ!

ハラーさんは映画館を作ったり、ダライラマに地理や自動車の乗り
方などを教えて楽しく暮らします。


しかし、第2次大戦が終結。

チベットに毛沢東の中国軍が攻め込んできます。

この映画自体は、別に中共のひどさを強調するために作られたの
ではないでしょうが、メルマガを書いた直後に見返してみるとどうも
そこに意識がいってしまいます。


中国軍の将軍が、ダライラマに会いに来た。

将軍「俺は、こいつ(ダライラマ)より下には座らない」

まだ少年のダライラマは、下におりて、チベットが平和を望んでいる
ことを説きます。

しかし将軍は、「宗教は毒だ!」と言って立ち去ります。


これは、つい60年くらい前に起こったこと。

日本は敗戦により軍国主義から民主主義になりましたが、中国は
当時も今も同じ体制であることをお忘れなく。


平和憲法信仰を持つ人はもちろんですが、人生そのものを考えるき
っかけを与えてくれる名作です。


また、当時のチベットの状況を知るために、ハラーさんよりも少しは
やくチベットに潜入したドイツ人探検家の名著
チベット永遠の書(  http://tinyurl.com/72j2o   )を一読されること
とお薦めします。(ヒトラーも血眼になって読んだ幻の本!)


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★匿名希望様からのおたより


行ってきましたよ、中国外交部!!

中国外交部の対日政策を担当している方達とのディスカッションだったの
ですが、相手は全員日本語が話せるんですね。

中国外交部の質の高さを実感しました。

おそらく、日本の外務省の中国担当セクションに行っても、ベテランから若
手に至るまで、全員中国語が話せるということはないでしょう。

そして大変後悔したのは、「ボロボロになった覇権国家」を外交部に持っ
ていかなかったことです。(涙)

向こうでも何度か読み返そうと思って中国まで持っていったのですが、ま
さか外交部が全員日本語ができるとは思わず、本を持っていくことまでは
思いつきませんでした。

「もしプレゼントできていれば!!」と思うと悔しい限りです。

北野さん、ごめんなさい。

その代わり、外交部の若手の方2名とメールアドレスを交換することがで
きましたので、メール交換を通じて、意見交換を進めていきたいと考えて
おります。

結構上のクラスにあると思われる人に、台湾独立に関しての認識を質問
してみましたところ、


「独立前にあらゆる手段を使って交渉するしかない。」

とのことです。

さらに、失敗した場合の対処方法を聞くと、落ち着き払って



「戦争、ということになるでしょう。」



との答えが返ってきました。

まさか本当に「戦争」という言葉が返ってくるとは思っていなかったので、
とてもショックでした。

ただ、最初の発言を見た限りでは、北野さんが以前おっしゃってくださっ
たように、向こうも本当は戦争を望んでいないことが分かりますね。

上のほうのクラスの人達は近づきがたいオーラだったのですが、若手
の人達はとてもリベラルで、親しみやすい雰囲気でした。


北京大学、中国外交学院の学生は大変優秀でした。

北京大学の国際関係学部(向こうでは学院と呼ぶようですが)というと
ころに行ったのですが、ある学生のプレゼンテーションが面白かったで
す。

その人が扱ったテーマはナショナリズムで、日中のナショナリズムに
関してこういう分析をしていました。


1.日本のナショナリズムは、内側に向かうものである。
(「俺達はすごい!」)

2.中国のナショナリズムは外側に向かうものである。
(「日本は共通の敵だ!!」)


そして、中国のナショナリズムの矛先が日本に向かった結果、本来内側
に向かっていたはずの日本のナショナリズムが、最近では外に向かって
きている。

その結果、中国と日本のナショナリズムがぶつかることになり、相乗効
果で対立が深まっていっている、という内容でした。

中国の中にいて、これだけ客観的な分析ができるというのはすごいと思
いました。

思わず「すみません、もしよろしければ原稿いただけませんかっ!?」
と詰め寄って、原稿をもらってメールアドレスを聞いてきてしまいました。
(笑)

中国外交学院というのは、日本の防衛大学の外務省バージョンのような
ものらしいです。

日中関係と日米同盟の関係について考えている学生がいるなど、かなり
レベルが高かったです。

こちらも何人かのメールアドレスを入手することができたので、北京大学・
外交学院の学生ともに情報交換、意見交換を進めていこうと思います。

中国の外交官、もしくは学生の方から得られた意見で、興味深いものが
ありましたら、ぜひ北野さんにもお伝えしたいと思っています。

それでは、これからのご活躍を期待しております。


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★編集後記


「思考は現実化する!」とはいいながらも、セブン・イヤーズ・イン
チベットみたいな映画を見ると、「やっぱ運命もあるのかな~」と
思ってしまいます。

ハラーさんは「永遠の書」のイリオンさんと違って、チベットにいき
たかったわけではないのです。

それが、なんやかんやとチベットに行ってしまう。

そして、ダライラマの家庭教師になってしまう。

ハラーさんに「それはあなたの思考が現実化したからですよ!」と
言ったら、「バカじゃないの!」と一喝されるでしょう。

ちなみに映画の最後で、「ダライラマとハラーさんは今も仲のいい
友人である」と出てきます。

映画を見ると、ダライラマが子供でハラーさんは立派な成人でした
から、生きていれば100歳近いですね。

どうなのでしょうか?


モスクワより
RPEジャーナル
北野幸伯


●北野への応援・激励・メールは
こちら→ tjkitanojp@yahoo.co.jp  


○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
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