日本を襲う二つの大危機と二つの小危機5(中ロ分断がミソ)
今日本を覆っている思想。
右は「外国が日本に理不尽なことをしている」→「だからキライ」という
「感情論」がベース。
左は「日本は悪いことをしたのだから」という「罪悪感」がベース。
右は全ての国を敵に回す。
左は現状維持。
どっちも行き止まりの道。
▼日本はアメリカと?
米中戦争が迫り来るなかで、日本は選択を迫られます。
可能性は
1、中立
2、中国につく
3、アメリカにつく
で、前号で書いたように中立は無理なようです。
そして、中国につくのも、日米安保を解消し米軍を日本から追い出すとい
うプロセスがあるため、不可能。
これは天領日本の自殺。
結局日本は、アメリカについて中国と戦うことになります。
(米中戦争が起こらない場合については、後で触れます。ここでは、アメ
リカが中東支配に成功すると仮定します。)
▼米中の戦略
アメリカと中国の力を比較してみましょう。
まず軍事力。
両国核保有国ということで、通常兵器を使った戦いになりますね。
これはもうアメリカが圧倒的に優位。
軍事費だけ見ても、この国は一国で全世界の総軍事費の48%を占めてい
る。
武器の性能も比べ物にならない。
中国は米国防総省の予測で約10兆円。
世界2位ではありますが、アメリカには歯が立ちません。
しかし、戦争とは戦闘がすべてではありません。
戦争が始まる前に、勝敗が決まっている場合が多い。(例、太平洋戦争)
アメリカには、味方が日本・台湾以外にいないのですが(イギリス・イスラ
エルは関係ない)中国には強い味方がいます。
どの国でしょうか?
イラン。
イランはアメリカの敵。
ということは中国の味方。
アメリカと中国の対イラン政策を見ると、「北風と太陽」。
中国はイランを上海協力機構のオブザーバーにするなどして太陽政策を
続けています。
今後、アメリカがイランを攻撃するとする。
中国にしてみれば、「イランは私たちのために戦ってくれている」というこ
とになる。
もう一国強い味方はロシア。
ロシアは、アメリカが旧ソ連諸国(ロシアの旧植民地)で、カラー革命をす
るので、激怒している。
それで、「敵(アメリカ)の敵(中国)は味方(中国)」ということで中ロが一
体化しています。
ロシアの武器は石油。
サウジと世界1、2を争うロシア。
最近、ルーブルで石油を売り始めました。
もしロシアが、「欧州にはユーロで売ります。中国とCIS諸国にはルーブ
ルで売ります」と決めた場合、ドルは暴落して、アメリカは没落します。
ロシアは中国の最も強力な味方。
アメリカが覇権国家にとどまろうとすれば、石油をユーロで売ろうとしてい
るイランを支配する。
そして、中東をドル圏にとどめると同時に、中東→中国の石油の流れを
いつでもカットできる状態を作る。
プーチン後のロシアに親米傀儡大統領を擁立する。
そして、ロシア→中国の石油の流れをカットできる状態を作る。
カザフスタンのナザルバエフ大統領を脅迫して、中央アジア→中国の石
油の流れをカットできる状態を作る。
数年前まで十分可能に思えるプランでしたが、今はほとんど不可能にみ
えます。
まず中東、そしてロシア、最後中国。
中東でニッチもサッチもいかないのに、到底不可能な気がしますね。
アメリカはこのまま没落するしか道がないのでしょうか?
(アメリカが没落した場合の対応策は、また後で)
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▼でもよく見ると
しかし、ポジティブシンキングで見てみると、別の絵も描けます。
まず中東。
世界の石油の65%が眠っているこの地域。
石油大国サウジ・アラブ首長国連邦・クウェートのトップは比較的親米(という
か恐米)。
イラクの石油はユーロからドルに戻っている。
結局、抑えるべき国はイランのみともいえますね。(レバノン・シリアはイラン
の勢力圏)
そして、中ロ。
この関係はどの程度強固なのでしょうか?
オシドリ夫婦のように、両国は切っても切れない関係なのでしょうか?
中国は武器輸入の90%がロシアから。
アメリカが中東を抑えたら、陸続きのロシアと中央アジアから石油を買うし
かない。
ここに穴があります。
中国はロシアのヘルプが絶対必要ですが、ロシアにとって中国は「第2の潜
在敵」。
なぜか?
中国の東北3省には1億2,500万人いるのに、ロシアシベリアには700万人
しかいない。
ロシアは、中国がシベリアを乗っ取ることを恐れている。
結局中国が強気でいられるのは、武器と石油を無限に供給してくれるロシア
がいるからなのです。
結論は簡単。
アメリカが中国に圧勝できるかどうかは、「中ロを分断できるかどうか」にか
かっている。
前々から何度も書いています。
アメリカ(軍事費世界1)・日本(軍事費世界5位) 対 中国(軍事費世界2位)
・ロシア(軍事力世界2位)
と、
アメリカ(軍事費世界1)・日本(軍事費世界5位)・ロシア(軍事力世界2位)
対 中国(軍事費世界2位)
では全然違うでしょ?
このように、じっくり情勢を見ると、中国の優位もロシアとの壊れやすい関係
に依存していることがわかります。
では中ロ分断は容易なのか?
問題があります。
アメリカはカラー革命を起こし、ロシアでも革命を画策している。
それで、プーチンさん・KGB軍団はアメリカのことを心底憎んでいるし、一言
も信用しない。
キッシンジャー翁が来てなだめても、「時既に遅し」です。
負けは確定ですね、アメリカ。。。(涙)
しかし。。。
前号で、米日 対 中ロではヤバイと書きました。
しかし、補足が必要。
ホントに戦争になった場合、ロシアは中国と一緒に戦わないのです。
なぜか?
だって、アメリカと中国が没落してくれたらうれしいでしょ?(^▽^)
そもそも、ロシア(ソ連)が、超大国として歴史に登場できたのは、イギリス
とドイツが戦って両国没落したから。
スターリンは、独ソ不可侵条約を結び、「できれば、ヒトラーとチャーチルが
戦って、両方くたばれ!」と思っていたのです。
アメリカと中国が戦って両国没落すれば、残るはインドとロシアしかありま
せん。
ここに「ロシア超大国復帰への一筋の光」が見えるではありませんか。
しかし、ロシアは中国に武器と石油は供給しますね。
これは「金もうけ」ですから。
アメリカの願いは、ロシア→中国の石油をカットすること。
しかしアメリカは嫌われ憎まれている。
でも日本にはできます、やる気になれば。
考えてみてください。
東シベリア→中国パイプライン。
ロシアが輸出できるのは、中国一国。
完成後は価格主導権を中国が握ってしまう。
東シベリア→ナホトカパイプライン。
ロシアは、アメリカ・カナダ・日本・韓国・中国・東南アジア等々、世界市場に
飛躍できます。
どう見てもロシアはナホトカにひきたいのです。
ところが、アメリカの革命工作で、心ならずも中国優先ということになっている。
東シベリア→ナホトカパイプラインができ、米中戦争が迫ったとする。
日本はロシアに、「中国の倍の価格で買いますから、中国には売らないで
ください」といえばいい。
▼東シベリアパイプラインは政治
ロシア政府は熱心なのに、日本政府がぐずぐずいっているのは、「東シベリ
アに十分な量の石油があるのか?」とか、「建設費が120億ドルで高い」とか
いう理由。
(ロシア側は「もし足りなければ西シベリアからだせばいいじゃん」といって
いる)
しかし、今まで見てきたように、東シベリア~ナホトカパイプラインは、「中ロ
分断の切り札」。
そして、中ロが分断できれば、アメリカは中国を圧倒することができ、よって
戦争が起こらないかもしれません。
アメリカとしては、中国に傀儡政権ができ、ドル圏にとどまり、ついでに民主
化されればそれでいいのですから。
米中戦争が回避できるということは、日本にミサイルが飛んでこないという
ことです。
これは日本国民の命を守る政治ですから、費用が多少かかってもいいので
はないですか?
例えば、イラク復興支援につぎ込んだ金は、全部アメリカ企業の懐に入ってい
る。
日本国民は何か恩恵を受けているのでしょうか?
世界第2の経済大国が毎年30兆円の財政赤字というのは、採算を重視して
いるからでしょうか?重視していないからでしょうか?
GDP世界4位の経済大国中国へのODAは採算を重視しているのですか?
120億ドルといえば約1兆4000億円。
日本は、米軍再編費と(不完全な)MD導入に総額9兆円を支払うといいます。
しかも、払いっぱなし。
パイプラインの場合、融資または投資ですから、払った金は完成後に戻って
きます。
(ロシアはオイルマネーで潤っていて、返済能力は十分。外貨保有高では、
既に世界3位。)
そして、日本が全額負担する必要もない。
それ以上に、政治的意義。
例えばアメリカ。
カスピ海には、どれだけ石油があるのかわかっていません。
米エネルギー省は2000年2350億バレルと発表した。
USGSは、700億バレルと発表した。
3倍以上の開きがあります。
まあ、地下に埋まっているものですから仕方ありませんが。。。
採算が取れるかどうか疑問視されていましたが、アメリカは、バクー・トビリ
シ・ジェイハンパイプライン(BTC)を作りました。
これは、「カスピ海の石油を、ロシア抜きで世界市場に出す」という政治的・
地政学的目的があるからです。
BTCと東シベリアパイプラインを比較した場合、後者の方がずっと政治的メ
リットは大きくないですか?
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▼封じ込めは戦争回避
日中戦争を回避するために、中国とのパイプを築くべしと書き、今回は中ロ
を分断すべしと書く。
なんだか矛盾しているような気がしますね。
実は矛盾していません。
(ただし、対中工作と対ロ工作の役者は別の人がやる必要はあります。
例えば、アメリカの対中工作でも、ラム爺・チェイニー爺は強硬派、キッシン
ジャー翁はアメリカ企業の中国進出を助けてすかれています。)
戦争というのは、戦う前に大体決着がついています。
もし、中国が「勝てる」と思えば戦争になるでしょう。
日米ロ印が一体化している。
そして、中東からもロシアからも石油が入ってこない。
バブル崩壊で、日米欧の企業が一斉に撤退し、1億人の大暴動が起こって
いる。
(バブル崩壊の兆しはもう現れてきています。)
そんな中、台湾が独立を宣言している。
さすがの中共も困ってしまいますね。
日本は築いたパイプを通して中国に働きかける。
「アメリカ政府に千代に八千代にドルを使うと約束しなさい。選挙を実施す
ると約束しなさい。台湾独立を認めなさい。どうせ勝てないのだから。。。」
今日本がいえば、「中国は長男、韓国は次男、日本は末っ子。末っ子が長
男に何をいうか!」「戦後60年。反省すべき日本なのに。。。」と一喝される
でしょう。
ジャイアンはのび太君のいうことを聞かないものです。
でも、のび太君のうしろにヤクザ(米ロ)がいたら?
ジャイアンは、「え?ドルを使えばケンカにならないの?選挙をすればいい
の?どらえも~ん!」ってことになるでしょう。
もう一つ、東シベリア~ナホトカパイプラインを進めるメリットは、「実は政治
なのに、経済のフリをしてできる」ということ。
ですから、表だって中国とケンカにならなくてすむ。
問題は、03年末以来日ロ関係が冷え込みまくっていること。
両国は02年03年に一度チャンスを逃している。
小泉さんは03年1月に「日ロ行動計画」を発表し、プーチンさんも「パイプラ
イン計画を進めること」に同意した。
ところが、日本側は自ら作成した行動計画のこと、すっかり忘れているよう
です。
こんな行き当たりばったり、思いつきの外交をしているので、中国が優位
にたつのですね。
中国は、01年7月以来ほれた女を口説く勢いで、一貫してロシア政府高官
を説得しつづけています。
ということは、中国は当時から、今後くる石油枯渇時代、今のような石油高
値時代、米中戦争にむかう時代が来るということを見越していた。
そして「ロシアの石油が絶対必要になる」と読んで動いていた、賢い人たち
だということです。
日本国民の命を守るためのパイプライン。
次期首相はこの辺の事情に精通した人がなりそうです。
期待しましょう。
次号では、「アメリカが途中で没落した場合」について考えます。
★補足
「ロシアは漁船を銃撃し日本人を殺し、サハリンで日本企業をいじめている
ではないか!そんな国とつきあえるか!」
当然こういう反論がくるでしょう。
もっともです。
しかし、こう主張する人たちは大抵
「アメリカは日本を搾取し、病気の牛を食わせている!」「中国は反日デモ
や靖国問題うるさい!」「韓国も靖国問題うるさい!竹島勝手に支配する
な!」「北はミサイルぶっぱなすな!誘拐するな!」等々、全ての隣国に
憤っているものです。
憤りとは感情ですね。
好き嫌いや感情で行動を決定するのは「幼児」の特徴。
大人はそうしません。
私たちは、いいかげんに「この世界は白でも黒でもなく灰色」であることを
認識するべきでしょう。
日本みたく「他国に与えつくして、見返りを求めない」真っ白な国など存在
しません。
日本を基準に見たら、世界で付き合える国はなくなってしまいます。
日本の仮想敵は中国と北朝鮮だけ。
そして、中国はロシアからの武器と資源でもっている。
それならば、好き嫌いは別として、ロシアを中国から引き離しましょうという
のが必然的結論ではないでしょうか?
(つづく)
●お薦め本コーナーへ↓
★編集後記
紀子さま、男児出産おめでとうございます!!!(^▽^)(^▽^)(^▽^)
「日本ってどんな国?」と聞けば、ロシア人は大抵「豊かな国」と答えま
す。
しかし、国も個人と一緒。
長い歴史の中でいつまでも金持ちでいられるかどうかはわかりません。
「日本は平和を希求する国で軍隊を持ちません」という説明もできる。
しかし、外国人は「自衛隊あるじゃん」と言いますね。
「いや、自衛隊は攻撃のためではなく守りのための組織ですよ」という
と。。。
「それ、どの国もそういうよ。アメリカだって、「国防」総省というでしょ?」
「日本は技術力世界一の国です」という。
まあ、これも富と同じで、時代と分野によって変わりますよね~。
つい最近まで、アメリカが世界一だった。
大手家電メーカーの人は、「韓国は日本より安くて、同等のレベルをつ
くりますよ」と嘆いている。
「日本は聖徳太子以来、「和」をもって尊しとする。調和を重んじる民族
です」
といえば、中国人・韓国人が、「じゃあなんで俺らの国を侵略したんだ!」
と怒りますね。
このように、日本が世界に誇るいろいろな物事。
移り変わりのあるものだったり、他国から突っ込みを入れられるものだ
ったり。。。
しかし、「日本の皇室は、現存する王室の中で世界最古です」といえば、
誰も文句言えません。
外国に住んでいると、つくづく思います。
ゆるぎない日本の特徴は、天皇家。
「北野は軍国主義者になったか!」(怒)
こんなバカげた反論をする人がいるかもしれません。
しかし、イギリス人が「ウィリアム王子誕生おめでとう!」といったら、「
あのイギリス人は軍国主義者だ!」という日本人がいるでしょうか?
アメリカ人が野球の開幕式に国歌を歌ってたら、「ああ、アメリカ人は
みんな軍国主義者だ!」と憤る日本人がいるでしょうか?
これも洗脳。(涙)
紀子さま、男児出産おめでとうございます!!!(^▽^)(^▽^)(^▽^)
モスクワより
RPEジャーナル
北野幸伯
★筆者のプロフィール
北野幸伯(きたの よしのり)
1970年、長野県松本市に生まれる。
田中康夫前長野県知事と同じ松本深志高校卒。
1996年、日本人として初めて、ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学
(MGIMO)(*1)を卒業。政治学修士。
1996年、卒業と同時にカルムイキヤ自治共和国(*2)大統領顧問に就任。
1999年4月、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」を創刊。
「わかりやすい!」「笑える!」「予測があたる!」と話題沸騰。読者は、国
際金融機関・政府諸省庁・ロシアに進出しているほとんどの企業から主婦
・女子高生まで。ロシア関係のメルマガで配信数日本一を独走中。
2001年9月より、世界一予測があたる国際金融アナリスト増田俊男氏が
編集主幹を務める月刊誌「力の意志」(サンラ出版)でグローパルアイ・ロシ
アを連載。
2003年9月、長年プーチン大統領のブレーンを務め、ロシアを奇跡の復活
に導いた男Z氏・ディープロシアを知り尽くす唯一の日本人山内氏と共に、
IMT(International Most Trading.,Ltd.)を設立。
2005年1月、『ボロボロになった覇権国家』~次を狙う列強の野望と日本
の選択 風雲舎 http://tinyurl.com/dypky
を出版。
週刊東洋経済(2005年3月26日号)で「日本の上っ面の海外報道を覆す」
本と絶賛される。
2005年12月、まぐまぐメルマガ大賞2005ニュース・情報源部門で、ロシア
政治経済ジャーナルが一位を受賞。
*大学卒業後、失敗したこともたくさんあり、一文なしになり家賃を滞納し
たこともありますが、それを語りだすとキリがないので、カットしてあります。
(*1)MGIMOは、ソ連時代「卒業生の半分は外交官に、半分はKGBに」と
言われた超エリート大学。現在も、ロシア外交官の大半は同大学出身者
が占める。
(*2)カルムイキヤは、カスピ海北西岸に位置する仏教国。1993年、31歳
の若さで同共和国初代大統領に選出されたイリュムジーノフ氏は、就任
時既にロシアで5本の指に入る大富豪だった。現在は国際チェス連盟(F
IDE)会長も務めるスーパー大統領。MGIMO出身で大の日本好き。
○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
http://www.mag2.com/m/0000012950.htm