日本人が嫌われちゃうかも!
【パリ福井聡】世界自然保護基金(WWF)は12日、すしのネタとして人気が高いクロマグロの地中海周辺での乱獲が続いているとして、欧州連合(EU)に対して繁殖期の禁漁などの対策を講じるように要請した。WWFや環境保護団体の「グリーンピース」によると、「このまま乱獲が続けば地中海での絶滅も遠くない」という。
クロマグロはトロや赤身のすしネタとなり、最大消費国は日本。近年の欧州のすしブームで需要は欧州全域にも広がっており、これが一層の高値を呼び、乱獲につながっている。乱獲反対運動が進み、漁獲規制が強化されれば、日本へ入るトロは一層高値となる。
また、地中海にある三つの主要産卵場で捕獲した幼魚をいけすに入れて太らせ、日本向けに輸出している蓄養業者も乱獲で大きな打撃を受けているという。
漁業資源専門家のフィリップ・グロス仏海洋開発調査研究所所長は「クロマグロは通常1キロ当たり30~40ドル(1ドル約118円)だが、日本では100ドル以上のものも少なくなく、最高級種は500ドルにもなる。地中海マグロは大きなビジネスになっている」と指摘する。
大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)は地中海を含む年間漁獲割り当てを3万2000トンに設定しているが、専門家らは実際には5万トン以上が水揚げされ、多くが日本向けに輸出されているとみている。
クロマグロはトロや赤身のすしネタとなり、最大消費国は日本。近年の欧州のすしブームで需要は欧州全域にも広がっており、これが一層の高値を呼び、乱獲につながっている。乱獲反対運動が進み、漁獲規制が強化されれば、日本へ入るトロは一層高値となる。
また、地中海にある三つの主要産卵場で捕獲した幼魚をいけすに入れて太らせ、日本向けに輸出している蓄養業者も乱獲で大きな打撃を受けているという。
漁業資源専門家のフィリップ・グロス仏海洋開発調査研究所所長は「クロマグロは通常1キロ当たり30~40ドル(1ドル約118円)だが、日本では100ドル以上のものも少なくなく、最高級種は500ドルにもなる。地中海マグロは大きなビジネスになっている」と指摘する。
大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)は地中海を含む年間漁獲割り当てを3万2000トンに設定しているが、専門家らは実際には5万トン以上が水揚げされ、多くが日本向けに輸出されているとみている。
(毎日新聞) - 9月13日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000021-mai-int
どこの国が獲り過ぎているんですか。