どこの国の外国船が有害物質を流したのか。 | 日本のお姉さん

どこの国の外国船が有害物質を流したのか。

【ジュネーブ=渡辺覚】西アフリカ・コートジボワール近海で、外国船がナゾの有害物質を大量に投棄し、有毒ガスを吸った住民3人が死亡、約5000人が被害を受ける国際的な違法投棄事件が発生、国連人道問題調整事務所(OCHA)は11日、現地に専門官を派遣した。

 OCHAによると、事件があったのは8月19日夜。同国の最大都市アビジャン港周辺の7~9か所で大量の有毒物質を投棄し、9歳の少女を含む3人が死亡、市内の広い範囲で多数の住民が呼吸困難や腹痛、鼻血、吐き気などを訴えて手当てを受けた。

 投棄された物質は、有機塩素系の物質を含み、硫化水素ガスを発したと見られるが、依然として正体は不明。極端な情報不足から、各地で住民の抗議運動が発生し、混乱収拾のため、内閣が総辞職する事態にも発展している。
(読売新聞) - 9月12日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060912-00000211-yom-int