勝手に建てられた海の家
「海の家」が海岸法に違反し、国有地を不法占用しているとして、千葉県は5日、行政代執行の第一弾として、九十九里町片貝海岸の2軒の強制撤去を始めた。県は今年度中に2軒を含む同海岸の25軒と富津市の3軒をすべて解体する方針。
県はかつて「海の家」に通年占用許可を与え、ピーク時は県内に154軒あった。しかし、86年、旧大蔵省から「公共性がない」と指摘され、95年からは海水浴シーズンの約4カ月間に限り、一部業者に許可している。
強制撤去では、午前8時に県職員が代執行開始を宣言。建物に残った家具などを運び出した後、重機7台で建物を解体した。トラブルなどはなかった。
県河川計画課は、強制撤去について「土地明け渡しを巡り、訴訟係争中の業者もいるが、訴訟確定からでは撤去に時間がかかる。すでに撤去した業者から不満が出ている」と説明した。【三浦博之】
(毎日新聞) - 9月6日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060906-00000015-maip-soci
日本にはもっとあちらこちらに、自分の土地ではないのに、勝手に
海の家を建てて 、そのまま居ついちゃってるという場所が山ほど
あるに違いない。日本の景観を壊すし、土地の所有者にとっては
むかつく存在だし、汚物の処理など適当に垂れ流しているだろうから
環境破壊に繋がるし、一人が不法占拠をしておいしい思いをすると
みんなが次々とマネをするから、取り締まらないといけない。
夏が終わってから9月に撤去するというのが、日本的だなあ。