「にほん」と「ニッポン」
国立国会図書館では、題名に「日本」が含まれる約16万8千冊の読みを「ニホン」に統一して分類しているとのこと。
国立国語研究所 前川喜久雄さんの調査では話し言葉は「ニホン」が断然多く、外国を意識した時に「ニッポン」と力が入る方の言い方になるのかもしれないとある。
文化庁国語課は「政府として呼び方を決めたことはない」という。宇都宮大教授の小池清治さんは奈良時代は「ニッポン」と読んでおり、のちに文字の通り「ニホン」と発音する人が出てきたと推測する。「ニホン」は元々誤読だったとのこと。
モンジローの感想では「ニッポン」にはどこか緊張感があり、「ニホン」には柔らかい響きがあるように感じるな・・とあり共存することに「日本」らしさを感じたでごザル。おっと、これはみんなの好きな方で読んでね。・・とある
http://www2.tokai.or.jp/hiramatu/onyak/nippon.htm
いつだったか切手にはNIPPONと印刷されるようになった。
ヨットの帆にもNIPPONと大きく書かれていた。
「あれ?」と思ったので覚えているけど外国向けには
ニッポンでいいのだ。
おじいさんのホームページの記事を読むと、昔の日本人は「にほん」
より、ニッポンを使っていたとか。でも天皇は「ポ」は使っていないって
書いていました。昔の日本にはパピプペポは使う週間は無かった
そうだ。もっと昔の日本人は「にほん」をつかっていたようだ。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/column/sansyu/essay0606.html
NIHONにするとフランス人が「ニオン」と、変な風に読むから、
切手はNIPPONにしたらしい。お札もNIPPONだ。
どっちが正式なのかは国が宣言してないらしい。つまり、どっち
でもいいのです。世界広しといえども、国名の読み方が2つある
国は日本だけなんですよ。ずいぶんアバウトなんですねえ。
日本は寛容と言うか、適当というか、あいまいというか、
白黒はっきりさせないでも平気なのだ。
そういう国なのだというしかない。どちらの読み方もあるから
ひとつにまとめるなんて、できないもんね。
「おしえて」から。↓
http://homepage2.nifty.com/osiete/seito118.htm
「にっぽん」を「正しい」ということにしたのは,確かベルリンオリン
ピック(1936年)か,“幻の”東京オリンピック(1940年)だったように
記憶しています。
「日本」という国の名前が成立するのは律令制確立に向かう
7世紀後半の天武・持統朝のことだと考えられていますが(「天皇」が
成立するのもこの頃。だから聖徳太子の叔母さんを「推古天皇」と呼ぶ
のは後の時代からさかのぼってのこと。叔母さんが生きているときは
「天皇」ではなかった),当時の日本語には“つまる音”(小さい“っ”)は
ありません。「ほ」の発音も今とは違って「ふぉ」(← fo と唇をかまない
こと)や「ぽ」のような音だったらしい。
だから“正しい”発音は「にぽむ」→「にふぉむ」のようなものだったようです。
それが「にほん」になったり「にっぽん」になったりしたのです。
どっちでもいいんですね。
http://www.glin.jp/arc/arc.cgi?N=421
そういえば、お年寄りに聞いた話だけど、昔は日本語は
もっといろいろな発音があったんだって。
外国人にとって発音が難しいからまとめて少なくしたらしい。
お年寄りは「お」と「を」、「づ」と「ず」を区別して発音しているらしい。