麻生氏がテレビに出ていた。
麻生氏は、大使館を増やしたいんだって。
アフリカや旧ソ連から独立した国には、日本大使館が
ほとんど無いのだってよ!それで日本の外交をちゃんと気合を入れて
やるには、大使館も置いてないようじゃいけないと言うのだ。
そりゃあ当然だろうと思う。でも横に座っている元(?)朝日新聞の
編集長の白髪のじいさんが、金がもったいないから止めろと
言うのだ。あのじいさん。首相に立候補した人にテレビで
公に文句を言うなんて何様のつもりなのさ。
外交に金をかけて何が悪い。金は使うべきところで使い、無駄は
カットしないといけないのだ。
中国の大使館員は、すごい数なのだそうだ。アフリカ全国に
中国の大使館があるのだそうだ。日本はそうではない。
それだけで外交力の差ができているということだ。普段その国に
大使館を置いていない日本と、それらの国が、どうやって友好
関係をつちかっていけるのよ。やはり大使館は必要だと思う。
靖国問題については、時間がなくて、最後の方で少し質問された
だけなので、あまり詳しくは語っていなかった。
国のものにして宗教法人ではなくなれば、合祀とか分祀とかいう議論も
なくなるのだって。そういう考えか。戦争の時に死んだ霊が集う場所と
いう考えをなくすわけだね。魂がそこにあるという考えをなくして、
無宗教の施設にしたいわけだね。なるほど。戦争で死んでいない人も
祭られているので、その時その時の政府の考えで誰を祭るとか
決めているようなので、本来の政府管理に戻して宗教色を抜いて
天皇が訪問できる施設にしたいというわけなのだね。
戦争記念館とするわけだ。どんな宗教の人でも、そこで先の戦争について
考え、その時に死んだ日本人のことを名簿抜きに考え、彼らを思い出し
彼らの愛国心を称え、この国で生きているわたしたちもこれからも
日本を守っていこうと誓うんだね。そのためには日本が繁栄した、
強い国であることが求められる。
日本の繁栄のためには世界も平和でないといけないので、世界の
平和も願う場所にしようというわけだね。
靖国神社は戦後、GHQに焼かれるところだったが、マッカーサーが
カトリックに聞いたら、「どの国も国のために死んだ人間を祭る場所は
ある。」と答えたので、焼かれずに残ったのだそうだ。
政府管轄から遺族会の管轄になり宗教法人化されたのも、アメリカの
オーダーらしい。だったら元に戻して政府管轄にしても別にいいよね。
だけど、政府管轄になって名簿を抜いたら中国や韓国がうるさく言うのを
止めるかなあ。どうせ、何をしても文句を言うのだから、言わせておけば
いいんじゃないの?彼らに何も文句を言わせないために、靖国神社を
政府管轄にするのだったら、甘いと思う。
「無宗教の追悼施設だ。」「名簿は置いていない。合祀も分祀も無い。」
「そもそも霊などいない。ここは日本政府の管轄下にある天皇も訪問できる
追悼施設で宗教法人ではないから」と、何を言われても突っぱねるか。
アメリカは中国のことを、「宗教問題を政治問題にしている。」と、言っている。
アジアの国々は靖国神社の存在を別に批判してはいない。
中国と韓国だけが、ぎゃあぎゃあ言っているだけだ。うるさいのを我慢
すればいい。中国や韓国は外国に文句を言われても平気だ。
そういう図太さを日本も見習えばいいのだ。
靖国神社を無宗教の政府管轄の施設にするのもひとつの案だな。
でも、国民はやっぱり神道形式で拝みにくると思うけど。どうみても
靖国神社は神社ではないか。鳥居や鏡や剣や名簿を外しても、
日本人の心から神道を外せるかな?
クリスチャンのわたしとしては、あそこが無宗教の施設になって、国立
靖国戦争記念館とかいう名前に変わったら、訪問しても別にいいな。
小学生も遠足で行けるし、天皇も日本の首相も毎日でも行けるぞ。
それで中国と韓国が、黙ってくれるとは思えないけどね。
戦争を賛美してテーマパーク化してごまかしているとか言うのでは
ないか。中国と韓国がどう突っ込めばいいかは、また朝日新聞が教えて
くれるだろう。
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GHQ - General Headquarters(総司令部、総本部)の略.
日本史上の用語としては、連合国最高司令官総司令部,
連合軍総司令部を意味する