『もうひとつの南京事件』の紹介
【良書紹介】『もうひとつの南京事件』
「なぜ私はこの本を復刊したか?」 田中秀雄
国民新聞八月号から転載
『もうひとつの南京事件』田中秀雄編集解説 芙蓉書房出版刊
この本の原本である『南京漢口事件真相』を手に入れた時期ははっきりした記憶がない。無論歴史研究者として昭和二年の「南京事件」は知っており、タイトルだけで内容は想像ついたし、買い求めたのもその事件の再確認作業という思いからだった。
この本のことは『暗黒大陸中国の真実』の解説で少し触れていたが、反響からいうと、意外にその事件のことを知らない読者が多かった。今「南京事件」といえば、昭和十二年の暮れに起きた「南京大虐殺」のこととなってしまっている。
これはおかしい。あったかなかったか分らないその事件より、本来のこの「南京事件」のことをもっと知ってもらうべきでないかと私は次第に思うようになった。
なぜなら左派がよく使う満洲事変から敗戦までの「十五年戦争」という侵略史観を是正するために、この事件のことがもっと広く知られるべきだからである。日本人の生命財産を守るための自衛としての軍事行動という主張が、この「南京事件」を基点にして成り立ちうるからである。
また今年になり再読して、この本が非常に現代性を持っていることを確認した。それは中国の反日姿勢と台湾問題がリンクしていることだ。それを昭和の初期に指摘している人がいる。
「こうして満洲、台湾、朝鮮乃至琉球は支那の排日団のために、永久に排日標語供給者の役目を努めるであろう」と。
この言葉を現代の我々がいったとしてもなんら違和感があるまい。中国が共産主義だろうが、日本政府が謝ろうがまったく関係がない。中華思想の下に台湾、琉球を傘下に収めない限り、排日はやまないと我々は認識すべきなのだ。
我々の褌を締めなおす真の覚悟が求められている。部分的な引用は駄目で、この本を復刊することこそ日本人に大きなインパクトを与えられる。それが私の復刊を思い立った最大の理由なのである。
『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html
『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)
「なぜ私はこの本を復刊したか?」 田中秀雄
国民新聞八月号から転載
『もうひとつの南京事件』田中秀雄編集解説 芙蓉書房出版刊
この本の原本である『南京漢口事件真相』を手に入れた時期ははっきりした記憶がない。無論歴史研究者として昭和二年の「南京事件」は知っており、タイトルだけで内容は想像ついたし、買い求めたのもその事件の再確認作業という思いからだった。
この本のことは『暗黒大陸中国の真実』の解説で少し触れていたが、反響からいうと、意外にその事件のことを知らない読者が多かった。今「南京事件」といえば、昭和十二年の暮れに起きた「南京大虐殺」のこととなってしまっている。
これはおかしい。あったかなかったか分らないその事件より、本来のこの「南京事件」のことをもっと知ってもらうべきでないかと私は次第に思うようになった。
なぜなら左派がよく使う満洲事変から敗戦までの「十五年戦争」という侵略史観を是正するために、この事件のことがもっと広く知られるべきだからである。日本人の生命財産を守るための自衛としての軍事行動という主張が、この「南京事件」を基点にして成り立ちうるからである。
また今年になり再読して、この本が非常に現代性を持っていることを確認した。それは中国の反日姿勢と台湾問題がリンクしていることだ。それを昭和の初期に指摘している人がいる。
「こうして満洲、台湾、朝鮮乃至琉球は支那の排日団のために、永久に排日標語供給者の役目を努めるであろう」と。
この言葉を現代の我々がいったとしてもなんら違和感があるまい。中国が共産主義だろうが、日本政府が謝ろうがまったく関係がない。中華思想の下に台湾、琉球を傘下に収めない限り、排日はやまないと我々は認識すべきなのだ。
我々の褌を締めなおす真の覚悟が求められている。部分的な引用は駄目で、この本を復刊することこそ日本人に大きなインパクトを与えられる。それが私の復刊を思い立った最大の理由なのである。
『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html
『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)