ロシアと日本の協定はどうなっているの? | 日本のお姉さん

ロシアと日本の協定はどうなっているの?

 貝殻島は北方領土の歯舞諸島に属する小さな島だ。根室半島の納沙布岬から3・7キロしか離れていない。日本の領土だが、実効支配するロシアは狭い海域に「国境」を主張している。

 この海で、根室市のカニ漁船がロシアの警備当局に銃撃され、拿(だ)捕(ほ)された。その際に乗組員の1人が死亡し、残る3人はロシア側に連行された。

 外務省はロシアの駐日臨時代理大使に「異常事態」と抗議し、拘束された乗組員と漁船の即時解放を求めている。

 現場は領有をめぐって係争中の海域ではあるが、安全操業を実現するために漁業協定が結ばれてきた。たとえ違反の監視であったとしても、銃撃を加え、死者を出すような行為は許されるものではない。外務省がロシア政府に強く抗議したのは、当然のことだ。

 ロシアの報道では、サハリン警備当局は不審船を見つけ、警告のために発砲したとされる。しかし、銃撃は本当に警告だけのためだったのか。漁船は協定が禁じるカニ漁をしていたのか。外務省は事実の解明にも全力をあげてもらいたい。

 北方領土は、海産物に恵まれた豊かな海に囲まれている。とりわけ貝殻島周辺は良質の昆布の漁場であり、昔から根室の漁業を支えてきた。

 日本の敗戦後、旧ソ連が北方四島を支配し、貝殻島周辺の海が閉ざされた。しかし、多くの人々は危険を冒して出漁した。戦後しばらくは、浜で見守る家族の目の前で夫や息子の船が拿捕される光景が繰り返された。

 安全な操業を願う漁民の声を受けて、日本の水産団体と旧ソ連の漁業委員会が民間協定を結んだのは63年のことだ。入漁料と引き換えではあるが、貝殻島での安全操業の道が開けた。

 77年に一時閉ざされたものの、4年後には民間協定が再び結ばれた。98年には日ロの政府間で北方四島周辺海域での安全操業交渉がまとまり、漁獲できる魚種も増えた。

 人々の願いが、閉ざされた「国境の海」の扉を少しずつ開いてきた。

 しかし、沿岸漁民の生活は豊かになってはいない。昆布の水揚げ高は伸び悩んでいるのに入漁料は高止まりしている。操業許可はいつも遅れがちだ。

 ほかの北方四島海域でも、ロシアの大型トロール漁船などがわがもの顔で操業し、日本側の漁具被害が相次いでいる。資源が枯渇する恐れも出てきた。

 沿岸漁民が思うように漁ができず、ロシア側の行き過ぎた監視がまかり通るようでは、安全操業をめざして結ばれた協定の意義は失われてしまう。

 協定を実効あるものにしなければならない。それには、海域での操業や海産物資源などについてしっかりとしたデータをもとに議論し、資源の保護や安全な操業について日ロ双方が改善策を出し合う。そんな本音の交渉が求められてはいないか。

 一日も早く安全な海を取り戻したい。


http://www.asahi.com/paper/editorial.html


どうなっているの?カニではなかったら金さえ払えば、漁獲できたのか?

だからカニやタコを海に捨てているうちに、狙い撃ちされたのか?

脅しで撃ったらたまたまタマが当たって死んだのか?

日本人側が捕まって帰ってこないので、事情がわからない。


拷問されて事実ではない事をはかされているのかも。

ロシアは強気だ。日本もロシアに習って、韓国船が違法に領海を侵犯して

来たら、威嚇射撃したらどうか。タマが当たって人が死んだら、


ロシア人みたいに、

「お悔やみを申し上げました。日本の領土に入ったので、威嚇射撃したら

たまたま当たりました。」と、

しらっとした顔で言ってはどうだ?


そうしたら、どれだけ韓国人が興奮するのだろう。

日本人は、今回一人殺されても、反応しない。怒っているけど、反応しない。

これは政府がちゃんと北方領土問題を解決していなから、こうなったのだ。

だけど、ロシア側は、かなり狙いを定めて撃ってきたような気がする。

それにしても、北海道のすぐ近くにロシアがあるのは変だ。

もともと北方領土は日本の島なのに。

どうやったら取り返すことができるんだろう。


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【モスクワ支局】北海道根室沖で日本のカニかご漁船がロシア国境警備当局に銃撃・拿捕(だほ)された事件で、ロシア外務省は公式ウェブサイト上にコメントを掲載し、「(警備艇による)追跡の間、密猟者らが水産物(タコ、カニ)とカニかごを投棄するのが明確に見えた」などと、露側が「密漁」と判断する根拠を明示した。

 この中ではさらに、「侵犯船は国境警備隊員による空中と船の進路への警告射撃をしてはじめて停止した」とし、「臨検グループは船上で水産物の残りと25個のカニかごを発見した。乗組員の身分証、船舶書類、それに操業許可証がなかった」と指摘している。

(08/17

http://www.sankei.co.jp/news/060817/kok052.htm